「タスカル」では、300名以上の在宅ワーカーが働いています。
今回お話を伺ったのは、事務スタッフとして様々な業務に挑戦している内藤美緒さん。
前職は自動車部品を作る工場で、いわゆる「事務職」としてはタスカルが初めての経験だった内藤さん。タスカルで様々な業務に挑戦するうちに、自分の中にあったスキルにも気付くことができ、「今までの経験は無駄ではなかった」と思えたそうです。
内藤さんが在宅ワーカーへ転身されたきっかけ、タスカルで働いてみて感じたこと、今後の目標について語っていただきました。
13 年の工場勤務を経て、在宅ワーカーへ
ータスカルに入る前のご経歴を教えてください。
自動車製造業の工場で働いていました。高校が企業の訓練学校だったので、高校を卒業すると同時にそのまま入社して、そこから13年くらいですね。車の部品を作る工場で、鉄を削って歯車の形に加工したり、車の組み立てをしたり、いわゆる現場作業でした。二交代制で夜勤があったので、当時は子どもを朝5時に保育園に預けて夕方まで働いたり、夜勤の日は夕方に保育園へ送り届けて夜中の3時に迎えに行く、というような働き方でした。
ーなかなかタフなお仕事だったんですね！
はい。仕事は楽しかったですが、徐々に「働き方と自分のライフスタイルがあっていない」と感じるようになって。ちょうど子どもが小学校にあがるタイミングで、子どもとの時間をもっと確保出来るような生活に変えたいなと思い、退職しました。
ーより自由で柔軟な働き方を希望されていたんですね。
はい。当時、夫に海外赴任の可能性があって、いずれ海外赴任に帯同するならという想いもありました。もし海外に行くことになっても、場所や時間にとらわれずに自由に働ける仕事という意味で、フリーランスという働き方には少し興味を持っていました。
あとは、子どもが小学生になったら、家で子どもを「おかえり」と迎えてあげられる生活をしたいという想いもありましたね。
ー在宅ワークに絞ってお仕事を探されましたか？
前職を退職した当時は、専業主婦になろうと思っていました。でもいざその生活が始まったら、社会との繋がりがなくなってしまった感じが寂しくて。それで、まずはハローワークで事務や広報、Webデザインの基礎知識などを学ぶところから始めました。2〜3か月学んだ後、パートに出るかどうするかを迷っていた時に、たまたま登録していたママワークスでタスカルからスカウトメールをもらったんです。タスカルを知ったのは、それがきっかけです。
ータスカルに決めたのはなぜでしたか？
「オンライン秘書」という仕事を知って、タスカル以外にも他のサービスをたくさん調べました。口コミなども色々と見ましたね。色々調べた中で、タスカルは唯一、社長が顔出しで「タスカルにかける想い」をインタビューで語っていました。ホームページにはクライアントインタビューや、実際に働いているスタッフのインタビューも多く掲載されていて、すごく「ちゃんとしているな」という印象を持ちましたね。業務の幅も広そうだったのと、時給制という点も魅力的でした。
ーなるほど。
タスカルに入る前、業務委託としてYouTube動画のシナリオライターの仕事を何度か経験したことがありました。楽しくはあったのですが、大体が一本単価が決まっている仕事で。実際に業務に割く時間を考えるとあまり効率的ではなかったんですよね。その経験もあって、時給制で働けるタスカルは魅力的でした。
好きだった英語を使って、翻訳業務に挑戦
ータスカルに入って、4ヶ月くらいとお聞きしました。どのような業務を担当されていますか？
請求書作成、会議室の予約やリサーチなどの秘書業務、メール対応、単発でリスト作成業務など、いろいろな業務を経験しました。一般事務以外にも、英語翻訳の業務も担当しました。
−未経験での挑戦でしたか？
はい。英語は好きで、高校生の頃に2週間ホームステイに行ったり、卒業後も自分で勉強を続けてたりしていました。翻訳は経験がなかったですが、タスカルに入って間もない頃に、求人の応募を見て「やりたい！」と思って、応募したんです。化粧品会社の成分表などの資料を英語に翻訳する業務でした。
−専門用語もありますよね。とても難しかったのではないですか？
そうですね。普段聞いたことのないような単語が多く、調べながらの作業でした。2人で作業して、納品前にディレクターの方がチェックしてくれるという流れだったので、その点は挑戦しやすかったですね。
−チーム体制がしっかりしているタスカルならではの良さですね！
はい。自分ひとりで作業してノーチェックでクライアントへ納品となると、未経験でいきなりチャレンジはハードルがありますが、そうでないのはありがたいですね。「やってみたい！」という気持ちで動くことができます。
この業務をきっかけに、今はタスカル内の「外国語チーム」というチームに属しています。
ー翻訳業務を担当しているチームですね！
はい。業務で翻訳を担当した方が所属しています。チームに入った後に簡単なテストを受けて、TOEICのスコアや翻訳業務経験を申告しています。英語は好きなので、今後も機会があれば翻訳の仕事を継続していきたいです。
ー他にもやってみたい業務はありますか？
今はクライアント業務がメインですが、今後はタスカルのセールスにも挑戦したいと思っています。タスカルのことをもっといろいろな方に知ってほしいという想いがあって、そのためにできることをしたいんです。私自身、タスカルに入って良かったなと思っているので、そんな自分の経験も活かせたらなと考えています。
今までの経験は無駄ではなかったと気付けた
ータスカルに入って良かったと感じるのはどのようなところですか？
タスカルで仕事を始めて、世界が大きく広がりました。特に私の場合は１社のみの経験だったので、自分がいた世界しか知らなくて。単純に、世の中には自分の知らない仕事がたくさんあって、いろいろな会社があることに驚きました。
あとは、「意外と自分にできることがある」と気付くことができたのは大きな変化でした。これまで自動車部品しか作ってこなかった、と思っていましたが、実は気付かないうちに事務経験も積んできていて。例えば、作業の工程を改善するために資料を作ったり、工場の人にプレゼンしたりもしていました。どれも「事務」と名前がついていた業務ではありませんが、振り返ってみたら気付かないうちにやっていて。今までの経験は無駄じゃないと思えたのは、とても嬉しかったですね。
ー事務職として働くこと自体は初めてでも、スキルを活かせているんですね！
そうですね。タスカルに入っていなかったら、気付けなかったと思います。
「扶養内」にこだわらない。今の環境でできることは全部やりたい。
ーフルリモートという働き方ですが、タスカル内のコミュニケーションや雰囲気はどのように感じますか？
とても良いです。最近だと、スタッフ同士の交流会があったり、夜チーム内でリモート飲み会をしたり、業務外で交流できる場があって、すごく楽しかったです。飲み会って、「会社員の特権」みたいなところがあるじゃないですか。タスカルのような働き方でもそれができるというのは、正直驚きでした！
ー横の繋がりが持てるのは嬉しいですね。
はい。業務内でも社内のコミュニケーションはとても活発だと思いますが、どうしても文面だけのやり取りがメインなので、こうやって顔をみて話せる機会があるのはとても良いなと思います。
一緒に働いているメンバーや、フォローしてくれるディレクターの顔や人となりが分かっていると、業務もよりやりやすくなりますね。
ータスカルでの働き方は、どのような方にあっていると思いますか？
自分でオンオフを決められる人には向いていると思います。外勤だと出勤すれば仕事モードに自然と切り替えることができますが、在宅ワークの場合は自分で切り替えなければいけません。そのメリハリがうまくつけられる人には向いていると思います。
あとは、色々なことに興味が持てる人。タスカルの仕事って、同じ事務でもクライアントの職種や業界によって全然違うんです。ひとつのことにとどまらずに、色々と興味を持てる人はきっと楽しく働けると思います。
ーまさに内藤さんがそうですね！
そうですね。タスカルには「やりたい」と言えばやらせてもらえる環境があります。業務に応募する時、「自分に出来るかな」と思わないわけではないですが、やりたい気持ちがあったらまずは手をあげるようにしています。一生懸命頑張って、もしそれでもダメだったらそれはそれで仕方ない、と思うようにしています。
ーフォロー体制もしっかりしているので、安心して飛び込めるのはタスカルの良さですね。
これから、どのように働いていきたいと考えていますか？
タスカルに入った当初は扶養内で働こうと考えていましたが、今は自分で制限をかけることなく、やれるだけのことはやりたいと思っています。色々な仕事があって、経験の幅が広がっていくのがとても嬉しいですし、楽しいんです。
ー仕事とプライベートとのバランスは取れていますか？
はい。子どもが学校から帰宅した時に家にいて「おかえり」が言ってあげられる生活は気に入っています。仕事の内容もバランスも、自分で決められるので心地良いですね。我が家は家事全般を私がこなしているので、「この時間になったら仕事は終了」と終わりの時間を決めて、キャパオーバーとならないように気をつけています。
ータスカルのセールス業務が始まったら、またご経験幅も広がりそうですね。
はい。社内でのプレゼンテーション機会はこれまでも多少ありましたが、商談は初めてなので、とても楽しみです。私はフリーランスとしての今の働き方をとても気に入っています。子どもが大きくなって自由な時間が増えたら、タスカルでの経験を活かして、また働き方を考えたいなと思っています。今は子どもとの時間を確保しながらも、頑張れるだけ頑張りたいなと思っています！
ーありがとうございました！
＜一日のスケジュール＞
5:30～ 起床、旦那さんお見送り
6:00～ コーヒー飲んでのんびり過ごす
7:00～ 家事、子供のお見送り
9:00～ 業務開始
18:00～ 退勤、夕食づくり
19:00～ 夕食、片付け
20:00～ 散歩、自由時間
0:00 就寝
タスカルで叶う働き方について
「1日どれくらい働いているの？」「自宅保育でも働ける？」など、タスカルでの働き方について、よくあるご質問をまとめました！
