タスカルでは300人以上のスタッフが働いています。
今回お話を伺ったのは、現在事務ディレクターとして活躍中の宮崎さんです。
もともとは介護施設の事務担当や金融機関で契約社員として働いていたという宮崎さん。出産・育児に専念するため退職しましたが、下の子の幼稚園入園を機にタスカルで働き始めました。
在宅ワークは初めてだったという宮崎さんの、タスカルで働き始めてからの変化やタスカルだからできること、今後の目標について語っていただきました。
働きたいけど学童は狭き門…そんなとき見つけたのがタスカルだった
ータスカルで働き始める前の経歴を教えてください。
専門学校を卒業後、介護施設の事務担当を5~6年、金融機関の契約社員として1年半ほど勤務しておりました。介護施設では会議資料の作成やExcelでの集計、施設を利用されている方の利用料の計算など事務全般を担当し、金融機関では書類作成や電話取次、コピー業務などの営業事務をしていました。
出産を機に退職し、しばらくは育児に専念していました。下の子が幼稚園に上がるタイミングで仕事を探していたところ、タスカルに出会いました。
ーお仕事はどのような条件で探していましたか?
最初は特に在宅とは絞らず、外に働きに出ることも考えていました。でも上の子が小学生なのですが、住んでいるところは学童に入りにくい地域なんです。子供の数に対して学童が足りない状態で、入れたとしても遠くて送迎が必要だったりで。
ちょうどその頃、コロナ禍で在宅ワークという言葉をよく聞くようになり、外での仕事を探す前に在宅ワークから探し始めることにしました。そこで一番に出てきたのがタスカルでした。
ーでは、タスカルでの仕事が初めての在宅ワークだったんですね。
そうですね。だから最初は初めて聞くようなツールばかりで、登録や設定などちゃんとできているか不安でした。会社で仕事をしていたときは困ったらすぐ聞ける環境がありましたが、在宅だと一人なので「これで合ってるのかな?」と。
ー今は在宅ワークに慣れたと思いますが、働く前に想像していたこととのギャップはありましたか?
始める前は、在宅ワークってデザイン系だとか、事務なら文字起こしやデータ入力のような、一人で黙々とやる作業しかないと思っていたんですよ。でもタスカルで仕事を始めると想像以上に在宅でできる仕事は多いとわかりました。外で働いていたときとほぼ同じ仕事内容が在宅でできますね。
本当に業務の幅が広くて「あ、こんな仕事もタスカルで請け負えるんだ」と驚きました。
ーそんなたくさんの仕事がある中で、宮崎さんはどのような仕事をしましたか?
最初は単発のデータ入力やリサーチ業務をすることが多かったです。今は見積書の確認と登録、請求書発行、案件管理など営業事務にあたる仕事もしていますね。採用チームに入らせてもらって面接を担当していたこともあります。
昨年サブマネージャーから「ディレクターにご興味はありますか?」とお声掛けいただいてからはディレクター業務もするようになりました。
ータスカルで働き始めてから初めて挑戦した仕事はありますか?
リサーチ業務一つとっても、内容は未経験の業種がほとんどでした。あとはツール系ですね。SalesforceやDropboxのような管理ツールはタスカルに入ってから初めて使いました。タスカルに入るとお客様によってさまざまなツールを使うので、今は初めて使うツールにもあまり抵抗がなくなりました。最初の登録はまだ少し緊張しますけどね。
業務では未経験ながら、採用チームで仕事をさせていただいたこともあります。チームメンバーの募集を見てやってみたいなと思って手を挙げたら、入れていただきました。主に面接対応をしていたのですが、本当に未経験でもやらせてもらえるんだ、と実感しましたね。最初は緊張しましたが、楽しかったです。
やってみたいが叶う。私でもキャリアアップのチャンスをもらえた
ー現在、宮崎さんは事務ディレクターをされていますが、お声掛けされるまではディレクターを希望していたわけではなかったんですか?
そうですね。私の中でディレクターというと、どんな問い合わせにもテキパキと対応できるすごい人の集まりというイメージだったんです。だから最初に声を掛けていただいたときは「私、全然すごくないですけど大丈夫ですか?」と聞いちゃいました。
もちろんディレクターさんの中にはすごいキャリアをお持ちの方もいらっしゃるのですが、私のようなただ事務を黙々とやってきただけの人でもキャリアアップのチャンスをいただけるんだ、ありがたいなと思いました。せっかくお声掛けいただいたんだから、ちょっとやってみたいと思ってお受けしました。
ーディレクターになる前となってからでは、仕事の内容は変わりましたか?
やっぱり変わりましたね。スタッフとして実務をしているときは、依頼されたことを手順通りにどんどんこなしていけばよかったのですが、ディレクターになると「考える時間」が増えました。ディレクターの仕事は、実務スタッフとクライアントの間に入って調整したり業務を割り振ったりという仕事なので「どうしたらうまく伝えられるだろう」と考える必要があるんですよ。
実務スタッフでは「手を動かす」ことが多く、ディレクターになってからは「頭を使う」ことが増えた、という感じです。
ーなるほど。話す相手も増えてきますもんね。多くの方とやり取りする中で、特に気を付けているポイントはありますか?
タスカルのお客様は、忙しいからタスカルを利用されているんですよね。だから、貴重な時間を無駄にしないように簡潔でわかりやすい言葉で連絡することを心掛けています。タスカルはチームで動いているので、私だけでなく実務スタッフにもお客様の負担が少ない対応ができるように調整するのも私の仕事だと思っています。
例えば、お客様が1言ったら私が10汲み取り、汲み取った10をさらにかみ砕いて15にしてスタッフに伝える。なかなか難しいんですけど、それができると業務がスムーズに進められますからね。
ー相手の立場に立った対応、すばらしいですね!
ありがとうございます。でも失敗も結構してきました。私の中では丁寧に伝えたつもりでも正しく伝わっていなかったり、自分でも想定していなかった質問をいただいたり。そのたびに新たな気付きが増え、それがどんどん経験値になって積み上がっています。
ー多くのクライアントさんをご担当されていると思いますが、業務に役立つ便利ツールなどはありますか?
ツール系は全然詳しくないので、スタッフから教えていただく方が多いですね。「こんなツールがあるんですけど使ってもいいですか?」と言われ「ぜひ使ってください!」みたいな。そこで知ったツールが他の業務でも活用できそうなら提案して、便利なものは広めていくようにしています。
ータスカルでの仕事を始めて、生活リズムや家族との関わり方で変化したことはありますか?
在宅ワークは家=職場なので、通勤時間がなくなるなどメリットが多い半面、仕事とプライベートをうまく切り替えられないとダラダラと仕事をしてしまいがち。そのバランスを取るのが思った以上に難しくて、うまくいかない時期もありました。ディレクター業務を始めて仕事が増えてからは特にそうで、夕飯の準備が遅れて家族にも影響が出たり、自分自身もイライラしたり、「こんなつもりで在宅ワークを選んだわけじゃないんだけどな」と思っていた時期もありました。
そこでマネージャーさんに相談したら「ここで終わりと決めたら、終わってもいいんだよ」「パソコン閉じて休憩入れてもいいんだよ」とアドバイスをいただきました。それまでは、全部すぐに対応しなきゃ!と思っていたんです。アドバイスを受けてからは意識して休むようになり、ディレクターとして仕事のリズムができてきました。今も試行錯誤中ではありますが、家庭との両立も順調です。
「宮崎さんがいれば安心だ」そんな風に思ってもらえるディレクターを目指して日々勉強中!
ー現在は事務ディレクターですが、今後の目標やキャリアプランはありますか?
ディレクターといっても今はまだ経験が浅いので、まずは経験を積みたいですね。最終的にはお客様からもスタッフからも「宮崎さんがいれば安心だ」という風に思ってもらえるようになりたいです。
ー最後に、タスカルのスタッフはどんな人に向いていると思いますか?
チャレンジ精神がある人ですね。あと積極性がある人。「私なんか…」と不安があったとしても、少しでも「やってみようかな」という気持ちがある人はタスカルに向いていると思います。
わからないことがあっても聞けばすぐ答えてくれるサポート体制がしっかりとあるので、未経験でも安心してチャレンジできる環境だと思います。
ーありがとうございました!
1日のスケジュール
6:00 起床
6:30 朝食、家事、子供送り出し
9:00 タスカル業務開始
14:00 子供お迎え
帰宅後は業務の合間に家事
18:30 夕食・家事
21:00 子供を寝かしつけた後、残務があれば対応
22:00 自由時間・就寝
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