インターネット通販事業やWebアプリケーション開発事業を展開している株式会社フロアスタンダード様。
各事業部で発生する、画像制作のご依頼を多く頂いております。
タスカル導入の背景や、デザインの依頼をする上でスムーズに進めるポイントなど、取締役の熊谷様にお話を伺いました。
事業課題 | 社内のデザイン業務のリソースが手薄になった為、デザイン業務の外部委託先を探していた。 |
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導入の決め手 | リーズナブルで使いやすい価格設定と、タスカルを利用する他社の社長からの紹介 |
タスカったポイント | デザイナーを社内で増員するよりも、圧倒的に低いコストで制作できている。 |
コストの安さと信頼感から、デザイン業務をタスカルに依頼
事業内容について教えてください。
2016年に創業し、「D2C事業」と「SaaS事業」を主軸としています。1つ目のD2C事業は、「YOU TOKYO」という自社ヘアケアブランドを作り、商品企画から物流まで携わり、インターネットを介して直接お客様へ販売しています。
2つ目はSaaS事業として、D2C事業でのサブスク運営のノウハウを元に開発したShopify専用のサブスクアプリ「Mikawaya Subscription」の開発・運営をしています。
2つの部門に着目された背景は?
弊社代表の高松が広告運用を個人で行っており、美容商材の広告を取り扱うことが多く、社長自身も髪の毛に対して悩みを抱えていたのでコンプレックスを前向き考えられる商品を販売したいということで、自社でヘアケアブランドを立ち上げ、商品の販売を開始しました。
2016年の創業当時、ヘアケア商品や美容商材の運用で定期通販というモデルを活用することが多く、また、2017年に日本に参入したカナダ発のECプラットフォーム「Shopify」が国内でもシェアを拡大し続けていたのでそこに着目し、日本国内の商慣習に合った定期通販システムの開発を始め、2021年にサービスをリリースしました。
タスカル導入の経緯をお聞かせいただけますでしょうか。
タスカルを利用している知り合いの会社の代表の方から紹介していただきました。当時組織変更があり、新たにデザイナーやスタッフの採用を検討していたのですが、外部でマルチに業務を依頼できる委託サービスの活用例を聞いたので、何社か話を伺い最終的にタスカルを導入することに決めました。
他社と比較して導入の決め手になった点は何ですか?
他社と比較して圧倒的に安かった点と、事務作業だけではなくデザイン業務も依頼できるといった点です。また、実際に利用している方から使ってよかったと聞いていたので、信頼感もありました。
外部への委託は初めての試みということでしたが、懸念されていたことはありましたか?
社内でそのプロダクトが分かっている方に依頼するわけではないので、コミュニケーションコストがかなりかかるのではという懸念はありました。
実際はいかがでしたか?
社内のデザイナーに直接依頼する時と比較すると、テキストでのコミュニケーションがメインなので、デザイン関係の要望はどうしても伝わりづらいことがありました。ただコミュニケーションを重ねるに連れて、弊社側でもタスカルのディレクターさん側でも、どのようにコミュニケーションをとれば伝わりやすいかなど温度感が段々とわかってきたので、導入当初よりも負担は少なくなっています。
デザイン業務を外部に依頼する際のコツ
どのような業務をご依頼いただいていますか
SaaS事業部で発生するWebページのデザインや改修業務を基本的にお願いしています。お客様向けのサービスページがあるのですが、そこに導入事例を掲載する際など、クリエイティブなことが発生するとお願いしています。
Saas事業部のクリエイティブ関係の業務は今も貴社内で作業されているのでしょうか?
基本的なWebページの構成案は社内で対応しておりますが、デザインや改修等の作業面でいうとタスカルに依頼している部分が多いです。
制作のご依頼の場合、デザインへのイメージを伝えるのが難しいとご意見をいただくこともあります。
そうですね、デザインって、センスや感性の部分もありますし、相性もあると思うんです。
こちらの意図がなかなか伝わらず、コミュニケーションコストがかかり過ぎているのではと感じる時期もありました。
今は弊社側の担当と感性の合うスタッフさんをアサインしていただいて、上手くいっていると感じます。いつもこちらの要望に対し丁寧に、また臨機応変に対応していただいて感謝しています。
デザインへの希望を伝える際に気を付けている点はありますか?
ルーティンワークなどの事務であれば、マニュアルを自社で整えてタスカルへお渡しすれば軌道にのるのは早いかもしれません。
ですがデザインとなると、頭の中にあるイメージをテキストで伝えて共有するのって、結構難しいことですよね。ですので、形がない、正解がないようなものを依頼する場合には、やはり社内できちんと指示書を作っておくことがコミュニケーションコスト削減につながると思います。
弊社ではイメージに近いサンプルを用意したり、他社のプロダクトのイメージをお借りし参考例として共有、デザイン内の文言も細かく記載し、解像度を上げてデザインイメージをお伝えする努力をしています。
ご対応に工夫していただきありがとうございます!ご意見やご要望をお伝えいただくことでタスカルも改善していけますので、気になる点は今後もお伝えいただけますと幸いです。
社員を雇うより圧倒的に安いコストで高クオリティの制作物が頼める
タスカルの導入で得られた成果はありますか?
社内でデザイナーを増員するよりも、圧倒的に低いコストで制作できていることが1番の効果だと思います。社内で人を雇うと、給与に加えて社会保険などの様々なお金が発生しますが、その辺りが圧縮できていることは大きなメリットですね。
人件費以外でもメリットと感じられる部分は?
お金の面だけでなく、管理面でもそうですね。人を雇うと育成や定着のためにリソースが取られ、マネジメントコストがかかります。外部に委託すればそういったことから解放されるので、事業責任者以上の目線では楽さがあると思います。
今後どのように活用していきたいですか?
タスカルを導入し、社内で抱えなくてもいい業務がわりかしあるなと気付きました。今はSaas事業部のWebページのデザイン業務や改修メインで依頼していますが、今後組織が拡大した時に、経理や採用、もしくは私がしている管理部門の仕事など、業務負荷がかかるようになってきたらその辺りもお願いしたいと思っています。
タスカルはどういった事業者の方にお勧めできますか?
規模が小さめの会社ですと、資金面や人材面でリソースが限られると思うので、タスカルの活用イメージが湧きますね。1人社長や個人事業をされている方も、入力作業や簡易的な作業など、外に振っていい仕事があるはずです。
最近は採用市場が過熱していて、優秀な人材を採用することはなかなか難しいと思います。優秀な人材を社内で抱えず、外部の人に仕事をお願いしていく。そんな体制が今後主流になっていくのではと感じます。
本日は貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。今度ともタスカルのサービス改善に努めてまいります!