タスカルでは、500名以上のスタッフが自分らしい働き方を実現して、人生を楽しんでいます。
今回お話を伺ったのは、家庭を最優先できる働き方を模索する中でタスカルの扉を開いた庄司さん。
フルタイム勤務から在宅ワークへ転身した経緯と、ディレクターとしてどのように多様な業務とチームを管理しているのか、業務で意識していることや働きはじめてからの変化など語っていただきました。

合計4時間の通勤が大きな負担に。家事や育児の時間を確保するため在宅ワークを検討
ーこれまでのキャリアについて教えてください。
新卒で学習塾に入社し、12年ほど勤めました。最初は講師として小学生や中学生を対象に科目を教えていたのですが、単に授業をするだけではなく教室運営にも深く携わり、教室全体のマネジメントや保護者の方との連携など、幅広く業務をおこなっていました。
ー長きにわたり、教育の現場で活躍されていたのですね。
はい。その後、一人目の子どもの出産を機に産休・育休を取得し、復帰するタイミングで事務職に変更して、講師職と事務職を合わせて12年ほど勤務しました。
ー事務職としてフルタイムで働かれていた中で、退職を決意されたきっかけは何だったのでしょうか?
二人目の子どもが生まれて産休・育休から一度復帰したのですが、そのタイミングで退職を決めました。
大きな理由は、通勤時間と時間の効率の悪さです。勤務地が変わってしまい、通勤に片道2時間、往復で4時間もかかるようになってしまったんです。しかも子どもが小さかったので時短勤務にしていたため、行き帰りの通勤時間と実際の勤務時間が同じくらいという状況になってしまいました。
ー片道2時間! それは大変でしたね。
これはちょっと時間の効率が悪すぎるなと。通勤に往復4時間もかけてしまうと、家で家事や育児をする時間がほとんど残らず、「仕事のために生活のペースが決められてしまう」という状況にストレスを感じていました。
ーご退職後、すぐに在宅ワークを探されたのはなぜでしょうか?
往復4時間という通勤時間が、あまりにももったいないと感じてしまったんです。在宅であれば、この4時間をすべて自分や家族の時間、仕事の時間に充てることができます。
それに、子どもたちが学校や学童から帰ってくるとき「おかえり」と家で迎えてあげたいという思いもありました。家にいれば子どもの帰宅を出迎えてあげられるので、それで在宅の仕事を探しはじめました。
ー数ある在宅ワークサービスの中で、タスカルを選ばれた決め手は何だったのでしょうか?
タスカルのホームページや情報を見たときに、私と同じような境遇のママさんスタッフが多いということに、まず大きな安心感を覚えました。同じ環境下で働けるというのは心強いなと。
そして一番魅力的だったのは、「何時から何時まで」といった勤務時間の縛りがなかったことです。勤務時間帯を自分で決められる自由度の高さが、家庭と両立するうえで不可欠だと感じました。
ディレクター業務・実務・社内サポート……多様な業務で奮闘中
ー現在の業務内容についてお聞かせいただけますか?
主に、ディレクション業務、実務、社内サポートという3つの大きな柱で動いています。
ーディレクション業務について教えてください。
この業務は、クライアントの事業が円滑に進むための要となるため、特に細心の注意を払っています。業務内容は大きく分けて、業務全体の進行管理、シフト・稼働管理、スタッフのケアと環境づくりです。
スタッフのケアでは、チームメンバーが業務で困っていることがないか、チャットなどでこまめに気を配るようにしています。「困ったときに相談しやすい雰囲気」をつくることは、ディレクターの重要な役割だと考えています。
ーディレクターとして担当されているクライアントの業務内容は、どのようなものが多いですか?
本当にさまざまですが、「事務的な作業」の裏側を支える業務が多いです。例えば申請業務の代行、必要な情報のリスト作成、そしてデータの集計業務などが中心です。
これらはクライアントの事業において、正確性と継続性が求められる非常に重要な業務です。タスカルのチームとして、その安定的なサポートを提供させていただいています。
ー実務はどのような業務を担当されていますか?
クライアントの代わりにメールでのやり取りを代行する事務局メール対応、採用支援業務、申請・リスト作成・データ集計などです。
申請・リスト作成・データ集計では、「誰がやっても同じ品質」になるよう、マニュアルに沿って正確に実行するよう心がけています。
ー社内サポート業務についても教えてください。
まずはスタッフ支援チーム(新入社員サポート)ですが、新しく入社されたスタッフがタスカルの業務にスムーズに入っていけるよう、立ち上がりのサポートをしています。
広報チームではタスカルへの問い合わせメールの仕分けや、クライアントのインタビュー記事作成に関する事務手続きなどをおこないます。具体的には、「この企業様にインタビューを打診していいですか?」といったディレクターへの声かけ調整など、広報活動の裏側を支える事務業務です。
ー多くの業務を同時に、しかもオンラインで管理する上で、工夫されていることや特に気をつけていることはありますか?
タスカルでの仕事は基本的にテキストでのやり取りなので、感情が伝わりづらいという難しさがあります。そのため、ちょっとしたコメントにも一言添えるなど、冷たい印象を与えないように心がけています。
また、 クライアントへの迅速な返信も大切です。クライアントにとって待たされている時間は不安につながるため、原則として「営業時間内であれば2時間以内には返信をする」ということを意識するようにしています。
ータスク管理は、どのようにされていますか?
アナログですが、「手帳にまず書く」ということを徹底しています。それに加えて、Googleカレンダーにも予定を入れるようにして、手書きとデジタルの両方で漏れを防ごうと模索中です。それでも、あとでやろうと思ってそのまま忘れてしまうことがあるので、これは今の私の大きな課題ですね。
タスカルは「安心感」を与えてくれる場所。相互扶助の精神が根づいているのが最大の魅力
ー以前の通勤を伴うフルタイム勤務と比べて、現在はどのような変化を感じていらっしゃいますか?
一番大きく変わったのは、子どもといる時間が増えたこと、そして子どもの帰宅を出迎えられるようになったことです。
以前は通勤で疲れ果ててしまい、家に帰ってきても「もういいや、これ明日で」という感じになりがちで、家事なども後回しになっていました。今は通勤時間がないので、その時間を活用して家事を済ませています。
ー往復4時間の通勤時間が浮いたのは大きいですね。
はい。そして何より、子どもたちを出迎えて、帰宅したときの様子をすぐに見られるようになったことは大きいです。声のトーンなどで「何かあったな」と感じたら話を聞くといった対応がすぐにできる。これは在宅ワークならではの大きなメリットだと感じています。
ただ、仕事中の余裕がないときに子どもから話しかけられることもあるので、切り替えが難しいところはありますね。
ータスカルはどのような場所ですか?
私にとってタスカルは、安心感を与えてくれる場所です。みんなで助け合える環境があることが、私にとって非常に大きいです。子育てをしていると、子どもが急に熱を出したり学校行事が入ったりと、急なイレギュラーが必ず発生します。
そんなときでもフォローし合える環境があるからこそ、安心して、長く仕事を続けることができています。頼りっぱなしはよくないですが、この相互扶助の精神は、タスカルの最高の魅力だと思っています。楽しく、そして安心して仕事ができることに、日々感謝しています。
ーこれからタスカルで挑戦したいことや、キャリアプランについてお聞かせください。
今後は、より多くのクライアントと関わったり、タスカルの社内スタッフと幅広く連携したりしていきたいと考えています。
特にスタッフ支援の仕事をさせていただいている中で、新入社員の方が「これを聞いてもいいのかな?」と些細なことで迷う場面を目にします。私自身も同じように悩むことがあったので、ディレクターとして「些細なことでも、遠慮なく聞けるような環境づくり」を徹底してやっていきたいと考えています。
ータスカルへの応募を検討されている方へ、メッセージをお願いいたします。
育児中でキャリアアップが難しいと感じたり、時間の制約でやりたい仕事を諦めたりしている方がいらっしゃるなら、ぜひタスカルに来てほしいと思っています。
時間の縛りや制約で、キャリアを諦めてしまうのは、本当にもったいないです。私も以前、なかなかキャリアアップの面で難しい部分があったのですが、タスカルに入って、今はディレクターとして、毎日目標を持って頑張ることができています。
ーありがとうございました!
【1日のスケジュール】
6:30 起床・朝食・家事
7:50 子供見送り・家事
8:30 子供幼稚園送迎
9:00 業務開始
15:00 子供帰宅
18:00 夕食づくり、夕飯、お風呂
20:00 子供たちとゲーム
21:30 子供就寝
22:00 残務処理、YouTube or ゲーム
24:00 就寝
タスカルで叶う働き方について
「1日どれくらい働いているの?」「自宅保育でも働ける?」など、タスカルでの働き方について、よくあるご質問をまとめました!






