物流資材の販売や、在庫管理システムの構築をおこなっている株式会社三和コーポレーション様。
タスカルでは自社サイトを含む各ECサイトへの在庫数の反映、売価更新、商品ページのテキストやバナーの差し替え、他社価格のリサーチ、商品登録に関する補助業務などをお任せいただいています。
今回はECサイト部門の責任者である橋本様に、タスカル導入の背景や具体的な活用方法、導入後の変化について詳しくお話を伺いました。
事業課題 | EC部門の拡大で在庫管理や売価調整などに追われていた |
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導入の決め手 | プランの柔軟さやコストパフォーマンスの良さ |
タスカったポイント | リソースを本来注力すべき業務に回せるようになった |

EC部門の業務量増加で導入を検討。決め手は柔軟さとコスト面

まず、御社の事業内容について教えていただけますか?

弊社は1987年創業で、主に法人向けに物流資材や包装用品の製造・販売を行っています。中でも、フレコンバッグやストレッチフィルムといった大型資材の取り扱いが中心です。最近では、こうした業務用資材のEC販売にも力を入れており、Amazon、楽天、Yahoo!ショッピングなど複数のモールに出店しています。

規模はどのくらいでしょうか?

従業員は現在約50名、営業、管理、ECチームといった各部門が連携しながら業務を進めています。

ECサイトでの販売はいつ頃からスタートされたのでしょうか?

本格的にECに注力し始めたのは10年前くらいです。最初は自社サイトのみでしたが、販路拡大のためにモールにも出店するようになりました。現在は売上の約2割をEC経由が占めており、今後も成長が見込まれる部門だと考えています。

タスカルを導入されたきっかけを教えてください。

EC部門の業務量が年々増加し、在庫管理や売価調整など定型的な作業に追われるようになってきたことが大きなきっかけです。もともと社内のメンバーで回していたのですが、更新の抜け漏れや人手不足で追いつかない場面も出てきました。ツール導入も検討しましたが、設定の手間や対応範囲の限界もあり、「人の手による柔軟な対応が必要だ」と判断しました。
そこでオンラインアシスタントの導入を検討しはじめ、複数社と比較した結果、タスカルさんに依頼することにしました。

タスカルを選ばれた理由は何ですか?

まず、プランが非常に柔軟だったことです。作業単位ではなく、時間単位での契約だったので、業務内容に応じて依頼量を調整しやすかったですね。また、ディレクターが間に入ってくれることで、こちらの意図がきちんとスタッフの方に伝わる体制が整っていた点も大きな安心材料でした。
時間を繰り越せるコストパフォーマンスの良さや、過去の導入事例を読んで「うちと同じ課題を解決している会社がある」と思えたことも決め手です。
1日2時間の業務を削減。新商品の企画や販促施策に多くの時間を割けるように

現在、タスカルにはどのような業務を依頼されていますか?

現在お願いしているのは、自社ECサイト、楽天、Yahoo!、カラーミー、楽楽B2Bなどへの在庫数の反映、価格変更に伴う各モールの売価更新、商品ページのテキストやバナーの差し替えといった軽微な修正、他社価格のリサーチ、商品登録に関する補助業務が中心です。
特に在庫と価格の更新業務は週に5回、チャットワークで共有しているGoogleスプレッドシートから反映してもらっています。更新の反映先もモールごとに異なり、例えば「らくらく在庫」経由で複数モールへ反映させるものもあれば、手作業で入れてもらっているものもあります。

依頼にあたっての準備や、業務の流れについて詳しく教えていただけますか?

最初の準備としては、弊社で日常的に使用している在庫管理用のGoogleスプレッドシートを共有し、どの列にどの情報が入っているのかを説明しました。その上で、「この列の数値をモールへ反映してください」といった形で依頼を明文化しています。
価格変更に関しては、社内で仕入価格や市場価格を確認して都度PDFで共有し、それをもとに各モールへ更新してもらう流れです。
このように、「スプレッドシート → 更新 → 完了報告」という非常にシンプルなフローが確立されているので、依頼後のフォローはほとんど必要ありません。

導入時やご依頼の際に、困ったことなどはありましたか?

特にありません。レスポンスも早くて、とてもスムーズです。

導入してから感じたメリットを教えてください。

一番大きなメリットは、自分たちのリソースを本来注力すべき業務に回せるようになったことですね。例えば、これまで1日2時間かかっていた在庫更新が完全に外注できたことで、私を含めたチームのメンバーが、新商品の企画や販促施策により多くの時間を割けるようになりました。
また、スタッフの方の作業スピードも非常に速く、対応漏れもほとんどありません。リサーチ業務も「価格の傾向を知りたい」と依頼したところ、競合の分析データをまとめて納品してくださり、社内会議でそのまま使えるレベルのアウトプットだったのも印象的でした。

業務を依頼する中で、印象に残っていることなどはありますか?

バナー更新の際に、「こうした方がより目立ちますよ」といった提案ベースのフィードバックをもらったのはとても印象に残っています。こちらが依頼したことだけでなく、業務を良くするための視点を持って対応してくださるのは、本当にありがたいですね。
また、毎月1時間の無料ミーティングがあるので、「ちょっとこれを相談したい」というときにも気軽に話せるのが嬉しいです。担当ディレクターの方と現場の作業スタッフの方、両方とやり取りできる環境が整っているというのは、他の外注先にはない安心感があります。
タスカルは「人にしかできない仕事」を丁寧に支えてくれるチーム

タスカルの良さはどのようなところだと思いますか?

例えばリサーチ業務など、最近はAIを活用する人も増えていると思うのですが、必ずしも自分の思っていたものが出てくるとは限りません。でもタスカルさんにお願いすれば、こちらが求めていたものを的確に返してくれる安心感があります。
日常的に発生するECサイトの軽微な更新や、商品登録などを代行する個別のサービスは他にもあるのですが、基本的に「その業務だけ」にとどまることが多いです。その点、タスカルさんはプラスアルファの提案をしてくれたり、こちらのミスを確認してくれたりと、常に一歩踏み込んだ対応をしてくれるところが魅力です。

今後タスカルに期待することや、依頼したいことはありますか?

今後は、商品ページの改善やSEO対応などにもさらに力を入れていきたいと考えています。こういった業務を一人で対応するには時間がかかりますし、外注先にも知識や経験がないと任せづらい部分でもあります。ただ、タスカルさんにはそれができる体制があると聞いており、安心して相談できそうです。
例えばFigmaなどを使ったデザイン修正や、商品説明文のブラッシュアップなど、EC全体の「売れる仕組みづくり」に関わっていただけたらありがたいですね。

タスカルの導入を検討している他企業へのメッセージをお願いします。

「人に任せるのは不安」という企業さんも多いと思いますが、タスカルさんはただの外注先ではなく、一緒に働くパートナーという印象です。ルールや体制が整っており、ディレクターさんが業務を整理してくれるので、依頼側の負担も少なくて済みます。
特にECや定型業務で悩んでいる会社さんは、まずは在庫更新などから依頼してみると良いと思います。タスカルは「人にしかできない仕事」を丁寧に支えてくれるチームです。

本日は貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。今後もタスカルのサービス改善に努めて参ります!