タスカルでは300人以上のスタッフが働いています。
今回お話を伺ったのは、経理チームに所属しているM.Kさん。会計ソフトなどを使い、さまざまな経理案件に携わっている事務スタッフです。
専業主婦として10年にわたり家庭を守ってきたM.Kさんですが、ある不安から社会復帰を目指してタスカルに入社しました。具体的な志望動機や、タスカルで働いた率直な感想もお聞きしています。
社会から置き去りにされた…不安を抱え「ただの人」だった頃
ーこれまでのキャリアについてお伺いできますか?
新卒で京都の電子部品メーカーに入社し、貿易事務をしていました。国内外への輸送手配などをしている物流事業部にて、輸出に関する業務をメインに担当しました。
ほかにも輸送費の請求処理や採算処理など、配送に付随する事務作業も行なっていましたね。
ーどれくらいの期間働いていましたか?
10年間在籍していました。でも実は、ずっと辞めたいと思っていたんですよ。
休日に社内行事があるけど給料は出なかったり、飲み会がすごく多かったり、ちょっと独特な会社だったんです。
そんな矢先、同じ会社に勤めている夫が北海道へ転勤することになって、それを機に退職しました。
ー北海道に移ってからはお仕事はされましたか?
最初の半年ぐらいはパン屋さんでパートをしましたが、1人目の子を妊娠し、入院するほどつわりがひどくて退職したんです。
そのあとは子供が生まれたこともあり、専業主婦として10年ほど家にいました。
ータスカルに応募されたきっかけを教えてください。
2人目の子が幼稚園に入ったので、自分の時間ができるなと思って。最初は外に働きに出ることも考えましたが、上の子が小学生で意外と帰りが早かったり、通勤時間を考えたりすると、働ける時間がだいぶ限られてしまうので、在宅で探すことにしたんです。
ママワークスに登録後、スカウトメールをきっかけにタスカルに入社させていただきました。
ーお子さんから少し手が離れたタイミングで仕事を探されたんですね。
そうですね。それと、社会とつながっていないことにすごく不安になったのもあります。
私と同じように家庭に入った友達と喋っているとき、生産性のない日々を送っているよねという話題になったんです。毎日ご飯のことしか考えてないな、みたいな。
会社を辞めたら辞めたで、何にも属してないただの人になってしまったような、社会から置いていかれたと感じるところがありました。
かといってまだ子供も小さいし、フルで働くのも現実的に難しいと思っていたところ、タスカルのような在宅ワークならちょうどいいなと感じたんです。
スプレッドシートって何?初めて尽くしの在宅ワークで、経理チームに支えられた
ータスカルで担当している業務内容を教えてください。
今は経理チームに入っており、仕訳や振り込みデータの作成、作成したデータのダブルチェック、請求書の発行といった経理業務を行なっています。
ー経理の経験はあったのでしょうか。
厳密には経理の実務経験はなく、貿易事務の中で似たような業務をしていた感じですが、もともと商業高校の商業科出身で、大学では経営学部だったので、会計や簿記の知識はあったんです。
タスカルに事務スタッフとして入ったあと、経理チームが募集していた育成枠に応募して試験を受け、2023年の末からチームの一員になりました。
ー経理にはどんなツールを使っていますか?
マネーフォワードとfreeeですね。それからバクラクという、会計ソフトと連携しているシステムも使っています。
ーそういったツールはタスカルに入って初めて使いましたか?
はい、初めてです。
タスカルで働くまでは、スプレッドシートすら知らなかったんですよ。エクセルやワードくらいしかわからなくて、ネットツールでいろいろできることをタスカルで学びました。
ZOOMも退出ボタンがわからなくて出られないような、そんなレベルで(笑)。
自分で触って覚えていくのはもちろん、ディレクターさんに教えてもらったり、経理チームの仲間に聞いたりして使えるようになりました。
ー稼働時間は決められていますか?
10〜14時半ぐらいまでを基本にしていて、夜は家事が終わったあとの21〜22時ぐらいからです。結構自分のさじ加減で働けるので、途中で買い物に行ったりできるのがいいですね。
ーお休みやプライベートな時間も確保できていますか?
はい。夫が土日が休みの仕事なので、同じように土日祝は休みにさせてもらっています。
ー初めての在宅ワークは率直にいかがでしょうか。
やっぱりまだ違和感はありますね。これまでは「昔の会社の昔の仕事」みたいな経験しかなかったからか、スタンプでポンっと意思疎通することに慣れませんでした。
今ではポンポンと送り合えるようになって、特に経理チームはとても居心地が良く、いい人が多いので助かっています。
ー経理チームで良い交流ができているんですね。
はい。オンラインですけど、夜は飲みながら話したり、お昼にはランチをしながら喋ったり。
会計ソフトの使い方など仕事に直結するようなお話しをすることもあれば、全然関係のない買い物の話で盛り上がることもあります。
すごく皆さん良くしてくださって、和気あいあいと楽しくしていますね。
「まだ私にもできることがある」–孤独のないタスカルだから得られたもの
ータスカルに入って感じたギャップなどはありますか。
最初はもっと孤独な感じなのかなと思っていました。でも、経理チームに入ってから横のつながりが生まれて、オフィスで働いているようなコミュニケーションの近さに驚きましたね。
わからないことや困ったことも、聞いたらすぐに答えてもらえます。仕事で落ち込んだときにも気持ちをわかち合えるので、孤独じゃないって感じます。
ータスカルに入ってからご家族との関係に変化はありましたか?
タスカルに入ってからは、夫が目に見えて家事を協力してくれるようになりました。経理なので月末月初が忙しく、夜に作業することもあるんですけど、そういうときに子供の寝かしつけを引き受けてくれます。
これまでは専業主婦だったので、家のことは私がやるのが普通だと思っていましたけど、タスカルで働き始めてからは夫も理解を示してくれていますね。
ーご主人にタスカルに入ることを相談したときの反応はいかがでしたか。
私自身もそうだったんですけど、夫に相談した当初は「大丈夫なの、その会社」という反応でした。オンラインで仕事をするって、正直よくわからないっていうのがあって。騙されてるんじゃないか、お金とられるんじゃないかという不安もあったんですけど、実際に働いてみたら全く違って大丈夫でした(笑)。
ー学校や幼稚園の行事などには対応できていますか?
そうですね。タスカルではこの時間で作業をするとか、ここで頑張るとかいう風に、納期を守れば自分のペースに合わせて調整ができます。なので、学校とか幼稚園の行事を優先して調整させてもらっています。
ータスカルはあなたにとってどんな場所ですか?
また社会とのつながりを作ってくれた場所ですね。お仕事をさせてもらって、まだ自分にもできることってあったんだと感じさせてくれる、ちょっとした自信も得られた場所です。
ータスカルへの応募を検討している方にアドバイスをお願いします。
ある程度は自分自身でスケジューリングができて、責任感を持ってこなすことが大事ですね。ディレクターさんも見てくださっていて声をかけてはくれますけど、あくまでも自分とクライアントとのやりとりが前提になるので、そこがしっかりできないと難しいと思います。
ータスカルのメリットやお勧めポイントを教えてください。
時間の融通がききやすいのはどの在宅ワークにも言えることだと思いますが、タスカルはやっぱりコミュニケーションが密にとれるところがメリットですね。孤独を感じるような在宅ワークでは全くないので、安心してくださいと言いたいです。
私のように長年ブランクがあっても大丈夫なので、ぜひチャレンジして下さい。
ーありがとうございました!
【1日のスケジュール】
7:00 起床、家事
9:20 下の子の幼稚園バス送迎、ママ友と談笑
10:00 業務開始
15:20 幼稚園バスお迎え
習い事のある日は習い事の送迎
17:00 退勤、夕食準備、お風呂
21:00 こども寝かしつけ
月初などの繁忙期や急ぎ業務があれば対応、自由時間
24:00 就寝
タスカルで叶う働き方について
「1日どれくらい働いているの?」「自宅保育でも働ける?」など、タスカルでの働き方について、よくあるご質問をまとめました!