現在、タスカルでは350人以上のスタッフが在宅ワーカーとして働いています。
今回お話を伺ったのは、デザイナーとしてのスタッフ業務をメインに制作ディレクターとしても活躍している平田さん。
新卒で入社した会社から出産を経て今まで、クリエイティブな領域でキャリアを築いてきた平田さんに、タスカルで働き始めたきっかけや制作領域ならではの仕事へのこだわり、今後の目標などを語っていただきました。
10年のブランクがあっても好きなことを仕事にできる?
ータスカルで働き始める前の経歴を教えてください。
大学卒業後、テレビCMの制作会社でCMプランナーをしていました。CM制作の企画を担当していたのですが深夜まで残業があるなどハードな働き方だったため体調を崩し、退職しました。
その後、職業訓練校でWebについて勉強し、システム系のWeb制作会社に5年ほど勤めました。出産を機に退職してからは子育てに専念し、約10年のブランクを経てタスカルで働き始めました。タスカルの他、クラウドソーシングの仕事も並行して行っています。
ー10年のブランクがあったとのことですが、その間は一切仕事をされなかったのですか?
前職のWeb制作会社からたまにデザインの仕事をいただくこともありましたが、ほんの少しですね。仕事をするとなると、どうしても「週5フルタイム、通勤あり」のイメージが強かったので、子供がいると厳しいと思っていました。
ー仕事を探し始めたきっかけは何ですか?
上の子が中学生なのですが、スポーツをしていて食べ盛りなので本当によく食べるんです。そのためだんだん食費が気になり始めまして…笑
下の子が小学校に入学し時間的にも余裕が出てきたので、まずはパートの仕事を探すことにしました。
ー仕事はどのような条件で探されましたか?
経験のあるデザイン関係を中心に探していました。なるべく子供と過ごす時間を取りたいと思っていたので在宅ワークに絞ろうとも思いましたが、デザイン系の仕事はどうしてもフルタイム・通勤ありの求人が多い傾向にあるんですよね。なので選択肢を狭めないために、通勤ありの仕事も視野に入れて探しました。
ーなぜタスカルを選ばれたのですか?
やはり通勤不要の在宅ワークという点が一番の魅力でした。フリーランスで仕事を請け負うのであれば在宅で行うことも可能なのですが、私の場合ブランクの間にキャリアを積んでいなかったため難しかったです。
タスカルの求人には「ブランクOK」「お子さんの急な体調不良などで急にお休みが必要になっても安心」など、正直「そんなうまい話ある?」と疑いたくなるほどの好条件で、最初は半信半疑で応募しました。実際に働き始めてからは、求人にあった通り本当に働きやすくてありがたいですね。
子育て中でもダブルワークでも!生活に合わせたちょうどいい働き方
ー在宅ワークはタスカルが初めてですか?
退職後に前職からいただいていた仕事とクラウドソーシングで受注した仕事は在宅で行っていたので、初めてではありませんでした。
ー他の在宅ワークとの違いは感じましたか?
他の在宅ワークでは、メールでクライアントと1対1のやり取りを行っていたので、タスカルのようなスタッフ同士の横のつながりはありませんでした。
ータスカルで働く前と後でギャップはありましたか?
普通の会社員だと、子供が体調不良でも仕事を優先しなければならない雰囲気があり、休みづらいことがあると思います。タスカルは、子供や個人の事情を尊重してくださる方ばかりで皆さんとても優しいので安心しました。
ータスカルで働き始めてから変化したことはありますか?
時間を大事に使うようになりました。以前はスケジュールなどは特に気にせず過ごしていたのですが、今は「この時間はこれをする」と決めて、無駄な時間を過ごさないようになりました。一日の流れを考えて行動するようになったので、フルタイムで働いていた頃に比べて効率が良くなったと思います。以前は、子供がいると仕事に集中できないだろうと思っていたのですが、子供がいて時間が限られている環境だからこそ、集中して取り組めると気付きました。
ータスカルではどんな仕事を受けることが多いですか?
バナー制作やチラシ・パンフレットデザイン、イラスト制作などが多いです。担当させていただいているお客様の中には、会社のオリジナルキャラクターを制作し、そのキャラクターを使用するパンフレットやSNS用画像など関連するもの全てをお任せいただいています。
ー今まで受けた仕事の中で、特に印象に残っているものはありますか?
CMの絵コンテ作成のご依頼を受けたことがあります。CM制作会社で経験したことがタスカルでも活かせるなんて思ってもみませんでした。懐かしさもあり、楽しくお仕事させていただきました!
ーデザインのご依頼は、ご要望の汲み取りが難しい印象があります。お客様との認識合わせはどのように行っていますか?
お客様に合わせて手段を変えていますが、画像検索結果などを参考にイメージを提示していただくことが多いですね。ロゴなどであればイメージを複数提示し、お客様の求めるものに沿って絞っていくこともあります。
デザインのご要望は感覚的なものを表現することになりますので、あまり詳しく深掘りしすぎるとお客様を混乱させてしまう可能性があります。そのため、お客様が直感的に理解しやすい方法を取るようにしています。
ーデザイン業務で心掛けていることはありますか?
お客様のご要望を第一に制作しています。デザイン業務はどうしても自分の主観が入りすぎてしまいがちなのですが、適度に自分の色を出しつつ、お客様が求めるイメージに沿ったものを作ることを最優先にしています。
ータスカル外での仕事との違いはありますか?
お客様と実務スタッフの間に立つフロントの方がいらっしゃるところが、他との大きな違いであり、助かっている部分です。依頼内容を伺うことは、意外と時間を取られることが多いんです。フロントの方が依頼内容を聞き取り、お客様のご要望を整理して実務スタッフである私に指示として伝えてくださるのはとても助かります。
また、タスカルのお客様にはさまざまな職種・事業をされている方がいらっしゃるので、各業界に合わせたデザインのバリエーションや、時間の使い方が鍛えられました。
ー平田さんは制作ディレクターも兼務しているので、そういったフロント業務やディレクション業務を行うこともあるかと思います。ディレクター業務で気を付けている点は何ですか?
専門的な説明をする際は相手が必ずしも専門知識を持った方とは限らないため、なるべくかみ砕いて説明するようにしています。お客様が相手であれば「よくわからない」と感じた時点で話すのをやめてしまい、本当に求めていることを汲み取れなくなる恐れがあるからです。相手に合わせて言い回しを工夫するなど、わかりやすく説明するように心掛けています。
ースケジュール管理はどのように行っていますか?
いつも目の前に置いている紙のカレンダーに書き込んでいます。依頼が来たときはSlackのブックマークも使いますが、主なスケジュールはカレンダーで管理しています。デジタル管理も良いところはたくさんあるのですが、一目で確認できるカレンダーの方が分かりやすくて私には合っていると感じます。
スタッフ間の連携がタスカルの働きやすさのカギ
ー今後のキャリアプランを教えてください。
私の場合は趣味が仕事のようなものなので今のまま仕事を楽しみつつ、需要が多いSTUDIOなどでのサイト構築の知識と経験も積んでいきたいです。10年のブランクの間にWeb系のツール等はだいぶ変わってしまったので、その波に乗り遅れないよう少しでもアップデートできるようにしていこうと思います。
ータスカルのスタッフはどんな人におすすめですか?
私みたいに「デザイナーとかはフルタイムじゃないと働けない」「子供がいたら難しい」と諦めている方におすすめしたいです。タスカルのような自由な働き方を知ればそんな固定概念が払拭され、さまざまな可能性に気付けるようになると思います。
ー平田さんにとって、タスカルらしさとは何ですか?
スタッフの皆さんがとにかく優しいところですね。皆さん在宅でありながら、スタッフ同士思いやりを持って接してくれます。また、社長も含め上下関係があるようで無い、風通しの良さも感じますね。
また、お客様からお褒めの言葉をいただくとやっぱりモチベーションが上がります。在宅でそういった体験ができるのは貴重だと思います。
ーありがとうございました!
【1日のスケジュール】
6:00 起床
7:00 朝食
8:00 家族をお見送り・家事
9:00 業務開始・考えに煮詰まったり、気分転換で家事
12:00 昼食
13:00 タスカル業務・タスカル以外の仕事チェック
14:30 次男帰宅
15:00 次男と一緒におやつ
15:30 業務・合間に家事
17:00 宿題チェックなど
18:00 夕食、お風呂など
21:00 次男の寝かしつけ(寝落ちしないように毎回決意)
長男帰宅・長男の夕食準備
21:30 納期の近いものや前倒しできる仕事があればする
23:00 主人帰宅・主人の夕食準備
24:00 スマホでマンガを読みながら就寝
タスカルで叶う働き方について
「1日どれくらい働いているの?」「自宅保育でも働ける?」など、タスカルでの働き方について、よくあるご質問をまとめました!
