月額2.5万円から利用できるオンラインアシスタントサービス「タスカル」。
800社を超える企業に導入され、多くのスタッフが家庭とキャリアを両立し、自分らしい働き方を実現しています。
今回は、就職氷河期からフリーターとなったあと、独学でWeb制作の道を切り拓いたというM.Kさん。
タスカルでは制作スタッフとして、その知識を活かしてご活躍中です。
お子さまの療育もあり多忙なM.Kさんがタスカルで働きはじめたきっかけ、そして今後の目標などを伺いました。
療育とキャリアの両立を目指し、柔軟な働き方ができるタスカルへ
ーまずは、これまでのご経歴を教えてください。
Web制作に携わって15年ほどになります。30歳を過ぎてから完全未経験で飛び込み、HTMLやCSSをはじめ、すべて独学で学んでここまでやってきました。それまではフリーターとして、工場での組み立て作業や経理、事務など、さまざまな職を経験してきました。
ー独学でWeb制作を学んでそれを仕事にするなんて、すごいですね!
ちょうど就職氷河期の真っただ中で、短大卒業時も求人はわずか3件ほどだったんです。完全に心が折れて、そこから約10年間は非正規雇用で働きました。
Macの「iMac」が出たころに「ホームページを作るのって面白そう」と感じ、自分のホームページを作りたいという思いからWeb制作の世界に入りました。当初は、ホームページの更新作業や簡単なバナー作成などを任せてもらえる会社を見つけ、そこからキャリアがはじまったんです。
ー 最初からフリーランスとして活動していたのでしょうか?
最初は企業に所属していて、フリーランスになったのはここ10年ほどです。それまでは転職を繰り返しながら、いろいろな現場で経験を積んでいましたね。スキルはすべて、仕事を通して身につけてきました。
ータスカルに入社しようと思ったきっかけを教えてください。
子育てとの両立を考え、時間に融通がきく在宅ワークを探していたところ、「ママワークス」でタスカルの求人を見つけて2024年6月に入社しました。極低出生体重児の子どもがいて、通所支援の送迎や付き添いで日中の外出が多かったため、柔軟な働き方ができる環境を求めていたんです。
ほかにもフリーランスで受けている仕事があるのですが、変動が大きいため、継続的に関われる業務があるのはありがたいですね。
業務を柔軟に調整してもらえる環境があるから、無理なく続けられる
ー現在、タスカルではどのようなお仕事を担当されていますか?
おもにWordPressを使った修正・カスタマイズが中心です。ときには、1からテーマを構築する案件もあり、そういった場合は1ヶ月半ほどかけて対応します。BASEのようなECサイトやWixのようなノーコードツールなどの依頼も少しずつ増えてきていますが、特にWordPress関連の業務が多いです。
内容としては、PCサイトのレイアウト変更や、既存サイトの一部調整(例:三列レイアウトを二列に変更、見出しデザインの変更など)を数時間で仕上げることもありますし、大型案件でフルカスタマイズとなると長期に渡って取り組むこともあります。
ー業務の進め方や、対応件数など教えてください。
ご相談ベースでご依頼をいただく形が多く、タイミングによっては業務量にムラがあるのが正直なところです。ときには「ここから作業お願いしたい」と言われていた案件が直前でキャンセルになることもあり、調整の難しさも感じています。
現在はタスカル以外にも所属しているところがあるため、全体としては常に複数の業務を平行して対応しています。
ー日々のスケジュール管理や家庭との両立についてはどうされていますか?
送迎や通所支援のつき添いなどで日中は外出が多いため、仕事は基本的に夜間におこなっています。特に大型案件が入ると、深夜2〜3時まで作業することもあります。子育てと仕事の両立は大変ですが、依頼内容や納期を柔軟に調整していただけるため、無理なく続けられています。
ー業務において意識していることや、こだわっているポイントはありますか?
コードは常に「ほかの人が触る前提」で、わかりやすく書くようにしています。自分が手を離れたあとにほかの方が引き継いでも困らないよう、構造やコメントも意識しています。
また、クライアントとのコミュニケーションでは、できる限り専門用語を使わず、分かりやすい言葉で説明することを心がけています。WordPressって何?という方もいらっしゃるので、「自分で更新できる仕組み」といった伝え方を工夫しています。
ー制作チーム内での交流はありますか?
ディレクターさんとはやり取りが多いですが、制作メンバー同士の交流は意外と少ないんですよ。実はちょっと寂しいなと思っていて、これからは雑談とか、気軽にお話しできる機会が増えたら嬉しいですね。Zoomでのランチ会があったりすると、こっそり覗きに行ったりもしています(笑)。
プレイヤーとして「困ったときに頼れる人」になりたい。タスカルで理想のキャリアを実現
ーお子さんの通所や療育の付き添いなど、日常的に忙しい中での働き方について教えてください。
いまは小学校1年生の支援級に通っていて、放課後デイサービスなども利用しています。支援員さんがようやく決まったので、7月以降は夏休みも少し安心して仕事ができそうです。
在宅で働けるからこそ、空いた時間にPCを開いて作業できるのが本当にありがたいです。お仕事の調整についても、ディレクターさんや依頼主の皆さんがすごく配慮してくださるので、とても働きやすい環境です。
ー最近お引っ越しもされたと伺いましたが、業務に影響はありませんでしたか?
愛知県から滋賀県に引っ越して、支援の制度がまったく違って戸惑いました。引っ越し先との連携がうまくいかず、年度替わりでバタバタでしたね。
でもディレクターさんがすごく気を遣ってくださって、「いまは控えますね」とお仕事をセーブしてくれたりして。そういう環境があったからこそ、続けてこれたと思います。
ー今後のキャリアについて、考えていることがあれば教えてください。
プレイヤーとして、これからも第一線で関わっていきたいと思っています。ノーコードツールなども増えてきているので、そういった新しい技術にも対応できるよう、今後も学び続けていきたいです。
また、ディレクターと制作者の間に立つ「橋渡し役」のような立場で、相談しやすく「困ったときに頼れる人」になれたらとも考えています。印刷物やデザインなども経験しているので、幅広く相談に乗れる制作パートナーでありたいです。
ーこれからタスカルで働いてみたいと思っている方にメッセージをお願いします。
タスカルは、自己管理ができる人にはとても向いている働き方だと思います。誘惑も多い中で、自分を律しながら仕事に向き合えること。そして、最後まで責任を持ってやり遂げる姿勢が大切です。
タスカルには、相談すれば必ず誰かが助けてくれる安心感があります。体調不良や家庭の事情にも理解があり、周囲のフォロー体制も整っているので、ぜひ不安に思わず飛び込んでみてほしいです。
私も未経験から始めましたが、いまではこうしてスキルを生かして仕事ができています。好きなことを仕事にするためのチャレンジができる場所として、タスカルはとてもおすすめです。
ーありがとうございました!
■1日のスケジュール
6:00 起床
7:30 子供と一緒に登校班の集合場所へ
8:00 朝食・家事
9:00 業務開始
12:00 昼食
13:00 業務
14:45 子供のお迎え〜宿題の見守り
16:00 業務
18:00 夕食、お風呂
21:00 子供の寝かしつけ
23:30 就寝
タスカルで叶う働き方について
「1日どれくらい働いているの?」「自宅保育でも働ける?」など、タスカルでの働き方について、よくあるご質問をまとめました!
