約300名のスタッフ全員がフルリモート勤務の「タスカル」。
制作スタッフとして、幅広いデザインを担当しているアシスタントをご紹介します。
タスカルとクラウドソーシング、複数の窓口で働く際に感じる違いなど
デザイナーとして活躍しているアシスタントにお話を伺いました。
単発案件ではない、定期的に仕事ができるタスカルへ
―これまでのキャリアを教えてください。
美術系の大学を卒業し、デザイン会社に就職しました。パッケージやチラシのデザインから写真撮影など幅広く何でもする会社で、かなりハードな生活でした。
家庭の事情で数年仕事から離れていましたが、その間にDTPエキスパートの資格を取ったりWEBの講座を受けて独学で学ぶことを続けていました。結婚後にまたデザイン系の会社で2年働き、妊娠して退職した後、子供が1~2歳ぐらいの時から今度は在宅で仕事を始めたんです。
―在宅でお仕事を始めた理由は?
今住んでいるところから通える会社があまりなかったんです。いいなと思っても、高速で通勤するくらいの距離だったり。子供がいて続けられる働き方ではないなと思い、在宅でデザインの仕事を始めました。
クラウドソーシングも利用していたんですが、始めはなかなか受注できませんでした。何度もコンペに挑戦し、通り始めると結構お仕事の声をかけてもらえるようになるんです。
ノートの表紙やタオル、お店のメニューやバナー、サイトのトップページなど取れそうなお仕事にはどんどん応募しましたし、声をかけてもらったら引き受けていました。
―タスカルで働き始めたきっかけは何だったのでしょうか?
クラウドソーシングにはコンペだけでなく、在宅の求人も出ていたんですが、そこでタスカルのことを知りました。それまで月によって報酬が変動していて、定期的にもらえるお仕事もしたいなと思い、応募しました。
―入社後はどのような業務を担当しましたか?
始めはTwitterを更新する業務だったのですが、それまでTwitterをやったことがなかったんです。使い方が分からないし、字数制限があることも知らない。一から使い方を覚えて文章を考えてました。
デザイン以外のお仕事自体あまりしたことなかったですし、Google ドライブもまともに使ったことがなかったので、いちいちびっくりしてました。
―同じクライアント様でその後デザインのお仕事もするようになったんですよね。
そうです。Twitter更新作業をしていたクライアント様からご依頼を受けて、WEBサイトのトップページの画像を作りました。
デザイナーとして、新たな姿勢で依頼に取り組む
―今はどのような業務を担当されていますか?
メールマガジンに添付する画像や、化粧品関連会社などInstagramの画像の制作も最近は多いですね。チラシやバナーデザインなど、その時によって色々です。
大体illustratorかPhotoshopを使うことが多いですが、Adobe XDを使うこともあります。
―デザインのイメージなど、クライアント様の要望とどのようにすり合わせていくのでしょうか?
かなり細かく聞いていきます。他の、例えばクラウドソーシングでの案件なら、こういった風にするといいですよという提案も含めながら、デザイナーなら3種類作るんですよ。
タスカルでは工数が決まっていることもあり、先方に提出するその一つのデザインで決めます。制作する前の段階で、先方へどんなイメージで作ってほしいのか、イメージがあるならその画像をもらったりと、かなりデザイン案を固めてから作業に取りかかります。
ディレクターの方を通す場合も、先方の意向をしっかり聞くようにしています。
―同じデザインの仕事でも、タスカルと他で進め方が違うんですね。
そうです。私はデザインの作業自体が好きなので、こだわろうとするとずっと作業しちゃうんです。
タスカルではどの業務も大体の工数を見積もって作業しているため、時間がかかり過ぎてもクライアント様へご迷惑かけてしまいます。なので時計を見ながら、この時間内で微調整も完成させる!と決めて作業しています。
―タスカルは、デザイン関係のお仕事をされている方にもすすめられますか?
デザインの作業が好きであったり、クライアント様の要望を形にするのが得意な方は向いていると思います。
工数を意識しながら制作し、場合によっては他のスタッフさんが修正などで作業を替わることもあるので、自分の色を出したデザインへのこだわりが強い方は、始めは戸惑うかもしれません。
業務も責任も分け合える、お互いをサポートする体制がある
―今の働き方で気に入っている部分はありますか。
気持ちの面で、他のデザインの仕事をしている時とタスカルでは全然違いますね。すごく楽です。どのスタッフさんも責任持って働かれていますが、業務も責任感も分け合える。私ひとりで全て抱え込まなくていいところに安心感と、誰かがいてくれるという心強さがあります。
デザインの修正などクライアント様からの急なご依頼を、家庭の事情などで自分が対応できない場合は他のスタッフさんが「修正しておきます!」と言ってくださったり、助け合える環境がいいなと思います。
―オンラインでのコミュニケーションで気を付けていることはありますか。
ちょっとした工夫や気遣いで印象が変わるので、スタッフさんがslackで絵文字を使っているのを見て、私も活用するようになりました。また、ステータスも見るようになりましたね。
「体調不良」や「子供が風邪のため在宅」など書かれていたら、納品の時に体調を気遣う一言を添えるようにするとか。そうすると、ありがとうございますとお返事がもらえたりして、こちらの気持ちも嬉しくなります。
おしゃべり部屋(※slack上でスタッフが自由に書き込めるチャンネル)でスタッフさんが趣味や子育て、使っているソフトのことなど話しているスレッドを見るのも楽しいです。
―今度の目標はありますか。
現状、タスカルと業務委託、また時々クラウドソーシングでも仕事をしています。もう少し自分のデザイナーとしてのスタンスというか、自分はこんな風に作るんだというのが固まれば、名前も顔も出して、自分で仕事がとれるようになりたいですね。
デザイン関係の講座が今はたくさんあり誰でも学べるようになっていて、デザインの仕事をする人が増えてきています。その仕事をする一人として、デザインという仕事の価値を下げないようにしたいです。クラウドソーシングで案件の報酬が低すぎて問題にあったことがありますが、安い値段でデザインが制作できると安易に思われてしまうのは良くないなと。
価値を下げないように、質は高いけれども安売りはしないように気を付けていきたいと思っています。
―ありがとうございました!
1日のスケジュール
6:30 起床、子供たちを学校へ、朝家事
10:00 タスカルでのスレッドの返信やデータの確認など→作業開始
時々休憩や買い物に出る
15:00 子供帰宅、宿題を見ながら作業したりする
17:00 作業終い、タスカルでのスレッドの返信などをしてタスカルの業務終了
22:00 就寝
タスカルで叶う働き方について
「1日どれくらい働いているの?」「自宅保育でも働ける?」など、タスカルでの働き方について、よくあるご質問をまとめました!