「タスカル」では、300名以上の在宅ワーカーが働いています。
今回お話を伺ったのは、経理、事務、フロント業務など、幅広い業務に携わりながらディレクターを目指す、白石真菜さん。
育児との両立のためにオンラインアシスタントに転身するも、一時は会社員時代以上にハードな働き方をしていた、という白石さん。タスカルに出会い、働き方がどのように変わったのか、どのようにスキルを磨いてこられたのか、今後の目標についてもお話いただきました。
育児との両立を目指したはずが、会社員時代より激務に
―これまでのキャリアについて教えてください。
新卒で住宅断熱材のメーカーに就職しました。産育休を取りながら勤めていましたが、2人目の出産から復職し、1年くらい働いたところで退職しました。当時、神奈川の自宅から職場まで片道2時間くらいかかっていて、体力的にもきつかったこと、子どもたちが小学生くらいまでは、なるべく子どもたちの近くにいたいと思うようになったことが退職を決意した理由です。新卒から11年勤めた会社でしたので、やはり怖さというか、不安は少しありましたね。
―退職後は何か仕事をされていましたか?
起業家の方のオンラインアシスタントをしていました。以前からSNSをフォローしていた方で、たまたまアシスタント募集の投稿を見かけて、やってみようと思って。厳密には、そのオンラインアシスタントの仕事が決まったので、会社を退職した、という経緯です。
―会社員時代から考えると、大きなキャリアチェンジですね。
そうですね。以前からその方には憧れもあってSNSをフォローしていたので、どんな方の下で働くかはある程度イメージできていました。それでも、実際に業務となると、予想以上に忙しくて。
完全在宅でしたが、会社員時代よりも時間的にはハードでした。ずっと憧れていた方の下で働けて、「新しい未来だ!」と夢中で働いているうちに、忙しさにも慣れてしまって、働き方について考える余裕もなかったですね。
ーそこからタスカルに転職されたわけですね。
はい。完全在宅での仕事は初めてで、夢中に働いているうちに、プライベートとの境目が分からなくなってしまって。保育園のお迎えも、会社員時代と変わらなかったんです。ハードに働き続けているうちに、体調を崩してしまって。
1年働いたところで契約を解除してもらいました。そんな中で、在宅でもっと自由に働ける仕事を探している中で、タスカルを知りました。
タスカルに入社して、どれくらいになりますか?
7ヶ月くらい経ったところです。初めは、一般事務をイメージしていましたが、たまたまお声掛け頂き、ほぼ未経験ながら経理チームに所属しています。簡単な経理業務のほか、メール対応や事務、クライアントとの窓口となるフロント業務などを担当しています。
経理は専門的なイメージがありますが、未経験からスタートされたんですね!
会社員時代に海外駐在をしていて、その時に現地法人の管理者として経理や労務、人事業務を一括担当していたことがありましたが、本格的に経理部として勤務したことはありませんでした。仕訳などは全く未経験でしたね。もともと細かい作業に苦手意識はないので、請求書作成、振込データの作成、簡単な売上登録などに関してはひと通りタスカルで経験しています。
前職までの経験で活かせているなと感じるスキルはありますか?
私の場合は、会社員を辞めた後の経験が大きかったですね。バックオフィス全般、スケジュール管理やセミナー会場の確保などの秘書業務、資料作成、ZOOMを使ったオンラインセミナーの運営事務局などをしていましたが、オンラインアシスタントという意味では近しい経験が多いですね。
「スロースタートから徐々にギアアップ、そしてディレクターへ
―ディレクターとしての業務にチャレンジされているそうですね!
ここ最近、ディレクターポジションにお声掛けを頂いて、今は見習いとして勉強中です。
―具体的にはどのような業務ですか?
ディレクターって、基本的にはクライアントとの窓口に立ってどのような業務フローにするかを相談したり、スタッフの調整をしたりといった業務です。今は、クライアントの窓口業務を増やしてもらいながら、ディレクターがどのように動いているのかをOJTで学んでいます。
―サポート体制もしっかりしていそうですね!
はい。ディレクターの中でもチームに分かれていて、相談しやすい環境がありがたいです。
―ディレクターへのお声掛けをもらった時は、どのように感じましたか?
タスカルに入社した当初は、仕事とプライベートとのバランスも手探りだったので、割とスローペースで働いていました。その頃に一度「ゆくゆくは経理のディレクターをやってみないか」とお声掛けをいただきました。でも、未経験でしたし仕事のペースもまだ掴めていなかったので、お断りしたんです。3〜4ヶ月くらい経ってペースが掴めてきて、仕事量を増やそうと思っていた頃、改めて事務ディレクターのお声掛けをいただき、やってみたいと思いました。
ー初めから積極的にチャレンジされていたわけではなかったんですね。
前職でのオンラインアシスタントでかなりハードに働いていたこともありましたし、タスカルに入社する前には数ヶ月とはいえブランクもあったので、最初は様子を見ながらこわごわ、といった感じでしたね。
ー他でのオンラインアシスタント経験がある中で感じた「タスカルならでは」なことは何かありますか?
タスカルで働くスタッフの皆さんの積極的な姿勢には、初めは少し驚きました。何か求人が出た時のレスポンスも、とても速く感じました。同時に、「やりたい」といえば出来る環境なんだな、ということも実感しました。
ー入社前のイメージとのギャップは何かありましたか?
特にないです。でも、もし会社員からタスカルに転職していたら、戸惑いが大きかったかもしれません。在宅ワークの働き方やメリハリのつけ方は、前職のオンラインアシスタントの業務の中で身につけていたので、比較的スムーズに馴染むことができました。
働き過ぎないための「メリハリ」を意識
―会社員との違いで、いちばん戸惑ったのはどのような点でしたか?
メリハリのつけ方ですね。在宅ワークを始めた当初は、あまりに自由過ぎて、逆に根詰めてしまいました。手の抜きどころが分からず、席も立たずに仕事をし続けてしまうこともありました。
在宅ワーカーにいちばん必要なのは、自分で決めて自己管理すること。この時間までに終わらせる、この時間になったら休憩する、など、誰かが指示してくれるわけではないので、自分で決めて自分で管理することが大切だと思います。
―今は理想の働き方が実現できていますか?
そうですね・・・半日くらい仕事をして、残りは余暇や自分の時間にあてられるのが理想です。
ディレクター業務が始まって、今は実務とディレクターの仕事を両方担当している関係で、少し仕事が忙しくなっています。改めてタスカルでの仕事とそれ以外の時間のバランスを整えて行きたいなと思っています。
―自分で働き方のバランスを整えられるのは、タスカルの良いところですよね。
そうですね。あとは、自分で仕事を選べる点もタスカルの好きなところです。仕事ではあっても、私にとってタスカルは「好きなことの延長」。好きなことでもあり、収入にもなる。とても理想的です。
―今後の目標を教えてください!
まずはディレクターとして一人前になることです。どうしてもやり出すと、とことんやってしまう性格なのでプライベートとのメリハリはしっかり意識したいですね。自分で電子書籍を出版したり、個人でサポート業務をしたりしているので、そういった自分のための時間も確保していきたいです。
―タスカルでの働き方は、どのような人に向いていると思いますか?
会社員から転職した方や在宅ワークが初めての方にとっては、もしかすると馴れるまでは苦労があるかもしれません。理想の働き方を実現するには、自己管理が絶対に必要なので、それが出来る人だと良いですよね。
―白石さんご自身の経験から感じたことですね。
はい。あとは、パソコン操作がある程度できることも必要ですよね。ママ友と話していると、「オンラインアシスタントなんてすごいね」と言われることもあります。私自身は「そんなすごいことはしていないのに・・・」と思うのですが、パソコンに苦手意識を持っている方って意外といるんだなと。
ある意味タスカルは、特別なスキルがなくても、パソコン操作ができればいくらでも仕事できる環境があります。ぜひいろいろな方にチャレンジしていただきたいです。
―ありがとうございました!
<1日のスケジュール>
6:30 起床
7:00 朝食準備、洗濯干し
8:00 こども送り→朝食
8:30 タスカル業務開始
合間に他業務、買い物等
16:00 タスカル業務終了→洗濯畳み
16:30 こども迎え→お風呂入れる、片付け、夕食作り
18:00 夕食
19:30 自分入浴
20:00 こどもと遊ぶ
21:00 こども寝かしつけ→就寝
タスカルで叶う働き方について
「1日どれくらい働いているの?」「自宅保育でも働ける?」など、タスカルでの働き方について、よくあるご質問をまとめました!