タスカルでは300人以上のスタッフが働いています。
今回お話を伺ったのは、タスカルに入って4ヶ月、3人のお子さんを育てながら制作フロントと事務の業務をこなしている香月さん。
12年のブランク期間を経ての再挑戦は、不安だらけのスタートだったそうです。タスカルに入ったきっかけ、入社して率直に感じたこと、今後の目標について語っていただきました。
育児に追われた12年間。育児と仕事の両立は無理だと諦めていた
ータスカルに入るまでのキャリアについて教えてください。
もともと化粧品販売をしたかったのですが、なかなか御縁がなく、地元の一般企業で経理事務の仕事に就いていました。その後、市役所でのパート勤務を経て、念願だった化粧品販売の接客業に転職しました。7年くらい働いた後、結婚と同時に退職して、それからタスカルに入るまでは専業主婦でした。
ー接客が長かったんですね。事務スキルは1社目で身に付けたのでしょうか?
はい。1社目に勤めた会社では、5〜6人の事務スタッフさんと一緒に働いていました。私が担当していたのは経理補助をはじめとする事務全般でした。領収書の計算や帳簿の入力、書類作成など、基本的なPCスキルはここで身に付けたかなと思います。
ータスカルで働き始めるまでの離職期間は、どれくらいでしたか?
12年くらいです。子どもが3人いるので、ずっと育児に追われてきて、あっという間の12年でしたね。最後に勤めていた化粧品販売の接客業は、もともとやりたいと思っていた仕事でしたし、とても楽しかったです。デパートやドラッグストアで個人のお客様向けに販売をしていて、やりがいもあって。ただ、朝の始業がゆっくりな分、帰宅時間も遅くなることが多かったんです。結婚したタイミングでもありましたし、プライベートとの両立を考えて退職しました。
ー再就職をしようと思ったきっかけは?
子どもが成長して少しずつ余裕ができてきて、何となく仕事を始めたいなと思うようになりました。ただ、当時の私には「在宅ワーク」という発想がなくて。幼稚園の行事や、急な体調不良に対応できるかということを考えた時に、外に働きに出るのは難しいな、と諦めていたんです。
一番下の子が小学生に上がる時に、少し時間が出来たこともあって、職業訓練に通い始めました。ブランクがありましたし、PCスキルや簡単なWebデザインを勉強できる授業があったので、やってみようかなと思って。そこで一緒に学んでいた方の多くが在宅ワークを希望しているのを聞いて、初めて在宅ワークという働き方を知りました。
ー在宅ワークに絞って仕事を探されたんですね。
はい。ママワークスに登録して、在宅で働ける仕事を探しました。実際にいくつか応募もしたのですが、「経験者優遇」のような求人が多くて、なかなか御縁をいただけなくて。そんな中で、タスカルからスカウトメールをもらいました。
職業訓練で学んだ制作知識を活かして、フロント業務に挑戦
ータスカルで働き始めて、どれくらいですか?
4か月くらいです。まだまだこれから、というところですが、これまでいくつかのクライアントを担当し、会員登録の業務や、メールの問い合わせ対応、入力業務、メルマガ作成などを行ってきました。あとは、制作案件のフロント業務を何社か担当しています。
−具体的にはどのような業務ですか?
バナーやWebサイト制作を依頼されるクライアントと制作スタッフの間に入って、クライアントの依頼内容を整理して制作サイドに伝えたり、納品までの管理をしたりする業務です。
−どのような経緯で担当することになったのでしょうか?
簡単ではありますが、職業訓練でデザインを学んでいたので、せっかくなら制作に関係する業務に入れたら、という想いはありました。実務として自分でゼロからデザインすることは出来なくても、少しでも近くで働けたら、という希望をお話ししたところ、ありがたいことにお声がけをいただいて。
−職業訓練で学んだ知識が活かせそうですね!
まだまだ勉強中ですが、制作スタッフの方が作ったものを間近で見られるのはとても嬉しいです。職業訓練で学んだとはいえ、「少し触ったことがある」程度のレベルです。それでも、多少は知っていることで、クライアントと制作スタッフの間の橋渡しがうまく出来るのかなと思っています。デザイン業務も、いつか自分でもできるようになりたいと思っています。
ーブランクを経ての再挑戦、不安はありましたか?
最初は不安だらけでした。サポート体制があるとはいえ、在宅ワークだと何か分からないことがあっても、すぐには聞けない環境なのかなと思っていましたし。「事務」と言っても、具体的にどのような業務なのかとか、分からないことが多くて、とにかく不安でしたね。
ー実際に業務を始めてみて、いかがでしたか?
慣れるまでは大変でした。slackも何となく触ったことはありましたが、本格的に使うのは初めてでしたし、アカウントの作り方やGoogleの基本的なツールの使い方ひとつひとつをキャッチアップしなくてはいけなくて。
ーどのように慣れていけましたか?
タスカルのチーム制に救われました。一緒に仕事をしていた方に質問をして、サポートしていただきましたね。タスカルのスタッフさんって、皆さん本当に親切なんです。文章でも分かりやすいように、とても丁寧に事細かく伝えてくれるので、本当に心強かったです。
毎日が学びの連続。「自分には出来ない」と思う人にこそ、飛び込んで欲しい
ータスカルで働き始めて、出来るようになったこともたくさんありそうですね!
まだまだこれからですが、日々勉強させてもらっています。制作スキルなどの技術的なことはもちろんですが、コミュニケーションの取り方ひとつとっても、学びが多いです。これまでのように対面で話をするのと、文章で意思疎通を取ることでは、やはり難しさが違います。言い方が変われば伝わり方も変わってしまうので、言葉の選び方や文章の書き方ひとつひとつに気を配るようになりました。
ー在宅ワークのイメージも変わったそうですね。
はい。タスカルで働いていると、「すぐ近くに周りの人がいてくれる感覚」があるんです。1人ではあるけれど、見守られているというか。きっと、何か分からないことがあった時の皆さんの反応やサポートがとにかく速いからだと思います。
1から10まで経緯を説明しなくても、すぐに分かってもらえる、というような場面も多いので、「見てくれているんだな」と感じますね。
ーチームで働けるタスカルならではの良さですね!
そう思います。
ー今後の目標を教えてください。
制作案件のフロントを担当していると、まだまだ知識が足りないなと感じることがあります。例えば、デザイナーがよく使う表現とか、Webサイトの作り方とか・・・クライアントが何を求めているのかを正確に理解するにはやはり知識なので、そこの知識を身に付けたいです。
ーなるほど。事務に関してはいかがですか?
出来ることをもっと増やしていきたいと思っています。事務ひとつとっても、スプレッドシートで分かりやすく表を作ったり、パッと作業ができてしまうスタッフさんを見ていると、自分もそんなスキルを身につけたいなと思いますね。
ー他の方から受ける刺激が多いんですね!
はい。周りの方のやり方をみて学べることはとても多いです。「こういう時にはこんなやり方が良い」とか「こんな便利なツールがある」とか、情報交換も活発なので、とても参考になります。
ーお互いにスキルアップしていける環境は、とても魅力的ですね。
そう思います。皆さん言われることだと思いますが、タスカルで働いている方って本当に親切なんです。実際お会いしたことはなくても、昔から知っているかのような感覚になることすらあります。とても心地良いです。
ー働きやすさにもつながりますね。
はい。私からすると、タスカルには「得意なことがある人が集まっている」ように見えて、気後れしてしまうこともありますが、特別なスキルがなくても出来ることがたくさんあります。私自身がそうであるように、やりたい気持ちさえあれば、周りの方のサポートでしっかり業務をこなせると思います。「自分には出来ない」と諦めかけてしまっている人にこそ、少しの勇気で踏み出してみて欲しいなと思います。
ーありがとうございました!
1日のスケジュール
6時45分 起床
7:50 子供見送り
8:00 自身の身支度、朝ごはん、洗濯を外へ干す
9:15 業務開始。
12:30〜 お昼ご飯&一時離席で家の用事を済ませたり。
14:50 下の子が帰宅。宿題を見ながら仕事
16:00 真ん中と1番上の子が帰宅
仕事の合間に宿題、お風呂の準備、洗濯物を取り込むなど。
17:00〜18:00 業務一旦終了
18:00頃からご飯の準備
19:00頃 夕食
20:00〜 自分の時間&翌日の業務の準備、残った業務対応
23:30〜 就寝
タスカルで叶う働き方について
「1日どれくらい働いているの?」「自宅保育でも働ける?」など、タスカルでの働き方について、よくあるご質問をまとめました!