「タスカル」では、300名以上の在宅ワーカーが働いています。
今回お話を伺ったのは、労務チームで給与計算など正確さが求められる業務で活躍されている松川さん。
タスカルに入ったきっかけや今後の目標を語っていただきました。
会社勤めから、夫の事業手伝いを経てタスカルへ
ーこれまでのキャリアについて教えて下さい。
大学卒業後、ITや経営コンサルティングを行う会社に入社しました。メールや電話対応、来客応対、資料作成といった一般的な事務作業に従事するとともに、小口現金の管理や給与計算、 社会保険の手続きなど、経理や労務的な作業も担当していました。4年ほど勤め、結婚を機に退職し、その後は半年ほど派遣社員として一般事務をしていました。
ーご主人のお仕事をサポートされていたそうですね。
はい。主人が社会保険労務士なのですが、その事務所で来客対応や帳簿の記帳、クライアントの社会保険の手続きなどしていました。元々は主人1人でしていたのですが、企業の顧問対応だけでなく個人相手の障害年金の申請代行業務を始め、手が回らなくなってきたことから、私も手伝うようになりました。
ータスカルで働くことなった経緯は?
コロナ渦とそれに伴う物価上昇の時期に、事務所の業績が低下したことから、家計を助けるために他の仕事をしようと思ったんです。
ー在宅メインで探したのでしょうか?
最初は土日だけ外で働くことを検討していたのですが、幼稚園と小学生の子どもがおり、土曜日に行事が入ると休まなければならないことがネックでした。一番下の子は未就園児で、時期的にすぐ保育園というもの難しそうでした。
自分の状況を考えながら求人を見ていたところ、在宅勤務という働き方を知りました。それまで主人の仕事を家で手伝っていたので、在宅なら環境をそんなに変えずできるのではと思い、在宅メインで仕事を探し、タスカルに応募しました。
ーどのような業務を担当されていますか?
労務チームに入り、勤怠チェックや給与計算業務を主に担当しています。勤怠管理ツール上のデータを給与計算ソフトに取り込み自動集計し、漏れたものをチェックする作業をしたり、勤怠情報をExcelの集計表に手入力し、集計し給与を出すこともあります。
ーこれまでの経験が業務に活かされていますね。
そうですね。全く同じ作業というのはないですけれど、全く初めてということでもないので、多少の労務経験が活かされていると思います。
子どもが家にいても、時間に縛られない業務で作業時間を確保
ー在宅勤務でハードルに感じる部分はありましたか?
子どもを家で見ながらの事務作業という点では、以前からしていたことなので特に問題ありませんでした。ただ、主人相手ならわからないことがすぐに聞けても、オンライン上ではどうなるのか、スタッフの方との距離感など始めは想像つきませんでした。
ーSlackでどのようなテンションでやり取りするかなど、最初は迷いますよね。今はいかがでしょうか?
フリーランスの事務では、自分とクライアント、1対1で進めていくイメージがあります。タスカルではチームで動いており、何か困ったことがあっても、聞けば誰かがすぐに答えてくれます。和気あいあいと、温かい雰囲気で仕事をしているなと日々感じています。
ー松川さんの場合、お子さんをご自宅で見ながらの作業になりますが、どのように仕事されているのでしょうか?
作業に集中したい時には「今はこれしててくれる?」と促して、子どもが1人遊びしている間に終わらせたり、昼寝している時間に集中して進めることもあります。作業しながら子どもに声かけすることもありますが、自分で意識的に気持ちを切り替えてするようにしています。
ー時間を有効活用されていますね!
パソコンに向かって作業している時は、 お母さんというより、タスカルのスタッフなんだという気持ちで臨むように心がけています。お母さんがパソコンをしている時は忙しいんだなと子どもはわかってきているみたいです。あとは子どもが寝た夜に作業することも多いですね。
ー日中の時間帯に限定された業務だけではないということでしょうか?
請求書の送付作業など作業日が指定された業務もありますが、給与計算など締切までに納品する形で作業時間帯は問わないものもあります。こちらは夜間や作業できるタイミングで進めています。
在宅勤務がもたらした家族の変化
ー3人のお子さんの相手と家事をしながらお仕事を続けられています。モチベーションの保ち方は?
仕事が完了した時に、今誰かの役に立っているということを、自分なりに思えるようになってきたんです。給与計算は数字を取り扱い、どこかのどなたかのお給料に直につながる、 気を張り詰める作業になります。それがミスなく作業できた時に、やり切った達成感があります。
ーミスの許されない、とても大切なお仕事ですね!在宅勤務に対して、ご家族の反応はいかがでしょうか?
長男が小1なんですが、最近私が仕事しているところを見て「お母さん仕事中だから、僕がこれ片付けておくね」と手伝ってくれるようになりました。自分が何かしている姿が、子どもに影響を与えているんだと改めて感じました。いい影響を与えられるよう、仕事を続ける姿を見せたいと思います。
ータスカルで働き、身につけられたことはありますか?
給与計算で新しいツールを使えるようになりましたし、知識も増えました。クライアントから資料をもらった際に、こういったことかなと自分で考えてから確認するなど、知識と経験の積み重ねでクライアントとのやり取りの精度が上がったなと感じます。
ー今後の目標は?
この春で一番下の子が幼稚園に入り、日中に時間の余裕が出そうです。これまでは時間に縛られない業務をメインにしていましたが、時間帯指定の求人はたくさんあります。これまでは手を挙げにくかったのですが、やったことのない秘書業務や採用業務などチャレンジしてみたいなと思っています。
ータスカルはどのような人に向いていると思われますか?
オンラインで直接相手を見ながら作業できないので、自分からしっかり発信していける人が向いていると思います。自分の状況、例えば困っていることがあるならすぐに相談するとか。あとは、やりたい仕事があれば自分から手を挙げることができる人ですね。
ー自分ができることだけでなく、できないことを相談するというのも大事ですね。
はい。できないままだと、そこで詰まってしまうので。わからないままにしておくと今後ずっと響いていく、とこれまでで感じました。タスカルでは相談すれば誰かが助けてくれるので、自ら発信できる人がいいなと思います。
ーありがとうございました!
一日のスケジュール
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7:00 起床 朝の支度、長男・次男の送り出し
9:00 洗濯、掃除などの家事
10:00~12:00 業務対応
終わったら三男と遊ぶ
12:00~13:00 昼食
13:00~17:00 三男の昼寝の隙に業務対応
次男のお迎え・長男下校
家事や習い事の送迎、自由時間
18:00~20:00 夕食、子供たちのお風呂(夫と協力しながら)
20:00~21:00 子供たちが寝る前の団らん
21:00 子供たち寝かしつけ
自分の入浴
22:00 業務があれば対応、自由時間
23:30 就寝
タスカルで叶う働き方について
「1日どれくらい働いているの?」「自宅保育でも働ける?」など、タスカルでの働き方について、よくあるご質問をまとめました!