タスカルでは300人以上のスタッフが働いています。
今回お話を伺ったのは、秘書業務や営業事務を担当する橋本恵理さん。出勤簿や売り上げレポートの作成、毎月のレシート整理など、多彩な業務をこなしている事務スタッフです。
通勤時間や仕事と家庭の両立に悩み、外で働くことの難しさを痛感したという橋本さん。詳しい応募の経緯や、タスカルでどのように働いているかを伺いました。
「ここしかない!」ママが働きやすい環境を求めてタスカルに応募
ーこれまでのキャリアについて教えてください。
新卒で生命保険会社に入社し、産休や育休を含めて6年ほど在籍していました。総務の仕事だったのですが、さまざまな業務に携わりました。
例えばキャビネットが壊れたときに業者を手配するような仕事から、契約書のリーガルチェックをしたり、全国の支社の賃料を払うために大量の請求書を切ったり……。 本当にいろいろな業務を経験した6年間でした。
ーたくさんの業務をご経験されたんですね。
はい。とても好きな仕事でしたが、通勤に1時間くらいかかる会社だったんです。5年目くらいで子供が生まれたのですが、保育園からの呼び出しで迎えに行くときも時間がかかります。
会社には帰らなければならないことを謝って、保育園にも遅くなったことを謝罪して……。それがとても辛くなったのと、会社と子供のどちらに対しても中途半端になっているなと感じたんです。
続けることがなかなか難しくなって。最終的には辞めることを決断しました。
ー退職されたあとは、新たにお仕事などはされていましたか?
5年ぐらい専業主婦をしていて、その間に2人目の子が生まれました。その子が幼稚園に入るタイミングで、やっぱりまた働きたいなと思ったんです。
そこで、耳鼻科の受付や診療補助としてパートで働きに出ることにしたのですが、とても人数が少ない職場だったんですよね。
なので、子供が熱を出したなどやむを得ずシフトを交代したいときに、代わってもらう人を探すのがすごく大変でした。
それがネックになり、半年ぐらいで退職しました。
ー一度は外に働きに出たものの、育児との両立が難しかったのですね。
そうですね。実はパートに出る前に在宅ワークも考えたんです。一度は諦めましたが、やっぱり在宅で仕事をしたいなと思って、探していたところタスカルと出会いました。
ーほかの在宅ワークとタスカルとの違いは何だったのでしょうか。
一番は、社長である角前さんのインタビューですね。「働きに出られないお母さんと忙しい中小企業のために」という思いを聞いて、すごい!と感じました。
一度働きに出て、その難しさを感じたからこそ、ママが働きやすい環境のために尽力されているところに感動したんです。「ああ、もうここしかない!」と思いましたね。求めていたものがあった感じです。
平日は仕事、土日は家族と過ごす。メリハリのある理想的な生活を送れるように
ータスカルではどのような業務をされていますか?
今は秘書業務や営業事務を担当する事務スタッフとして、7社くらいのクライアントを対応しています。
例えば秘書業務であれば、タスク管理をしてリマインドしたり、クライアントのメールボックスをチェックして簡単な返信対応をしたり、クライアントの顧客にお知らせを送ったりする業務です。
対外的な業務から社内業務まで、幅広くやらせてもらっています。
ーほかのスタッフさんとの交流はありますか?
相手の雰囲気に合わせてちょっと砕けた会話をはさんでみたり、業務の合間に育児の近況を伝え合ったりはしています。
そうすると、仕事上でもとても協力しやすくなるんですよ。
直接会わないからこそ、自分から「今こういう状況です」というのを普段から伝えるようにしています。
ー積極的にコミュニケーションをとっているんですね。
そうですね。普段からお互いのことを共有し合っていると、子供の体調不良のときも「あのプラレールが好きな息子さんだね」みたいな感じで、理解してもらいやすいんです。
お互いのことがわかっている方が頼みやすいし、逆に私もなんでも代わりますっていう気持ちになれる。それがすごくいいと思っています。
ータスカルに入って、生活リズムに変化はありましたか?
すごくありました。専業主婦の間は子供とずっと一緒にいられるものの、常に遊び相手になれるかというと、正直そうじゃないんですよね。切り替えもなく一緒にグダグダといる感じに近かったです。
それが今は「ちょっと仕事だから待っててね」と言って、一区切りついたり終わったりしたら一緒に遊ぶようになり、オンオフの切り替えがとてもしやすくなりました。
思った以上に仕事の割合が増えてきて、それが少しマイナスに作用することもあるんですが「働くってこうだったな」と懐かしくも思います。
ー家族との関わり方にも変化があったんですね。
そうですね。専業主婦の頃は働いていないという気持ちもあって、家のことは全部自分がやらないといけないと思っていたんです。今はそれもだいぶ薄れて、主人に協力してもらいやすくなりました。
私が忙しいときは主人に幼稚園のお迎えに行ってもらったり、ご飯の用意を手伝ってもらったりしています。
ー仕事と家庭・育児・趣味などとのバランスはいかがですか。
だいぶいい感じで、理想的ですね。休日には家族で趣味のサッカー観戦に出かけたり、仕事がある平日も子供の送り迎えで一時的に抜けたりできるので、とても助かっています。
通勤に1時間かかっていた頃を考えると、スケジュールも組みやすくなりました。
今の生活が一番大事。タスカルで叶ったキャリアアップにこだわらない働き方
ータスカルにいて「ここが助かった」というエピソードがあれば教えてください。
いっぱいあるんですけど、例えば子供の歯医者が思ったより混んでいて帰宅が遅れたときに、代わりに案件をやってくださったスタッフさんがいて、とても助かりました。
こういう、スタッフ同士で助け合うことがたくさんありますね。
ー今後の目標などはありますか?
営業事務を半年ほどやらせていただいているのですが、とても奥が深く難しくて、未だに勉強しながらという感じなんです。なので、今あるものを完璧にできるようになりたいのが、直近の目標ですね。
私は総務をやっていた経験からか、いろんなことをするのが好きだなと思っています。何か一つのことだけをやるより、いろいろなことに携わる方が楽しくて。
それも普通の会社だとなかなか経験できませんが、タスカルならできます。今は7社くらいに勤めている感覚で、社員の一人みたいな気持ちになっているので、今後も続けていきたいですね。
ー具体的なキャリアプランなどはありますか?
キャリアアップというよりも今の生活を大事にしたいので、いい意味で変わらずに続けていきたいですね。下の子がもうすぐ小学生になるため、もっとサポートが必要になると思っています。なので積極的に稼働を増やすより、一つのクライアントを長く担当していきたいです。
子供に手がかかる時期なので、キャリアを伸ばすというよりは、無理をしすぎない範囲で家庭と仕事の両立ができるように頑張りたいです。
ー素敵な考えだと思います。
実はディレクターをやってみないかと声をかけていただいたこともあって、すごく嬉しかったんです。性格上、やるとなったらすごくやりたくなる性分なんですけど、今は難しいなと思って。
普通の仕事だったら断る選択肢はないと思いますが、タスカルなら「すみません、今は……」と正直に断ることができる雰囲気なので、そこも助かっています。
ータスカルは橋本さんにとってどんな場所ですか?
在宅とは思えないくらい人を感じる場所ですね。
クライアントごとにチームを組み、マネージャー・ディレクター・スタッフさんなどいろんな人と関わることができます。
たくさんの学びがあり成長できる上、尊敬できる人にも出会える、特別な場所ですね。
ータスカルの魅力を伝えるとしたら、どんなところでしょうか。
いっぱいあって迷うんですけど、一番は孤独感がないところですね。
家庭にいたいけど社会とも関わりたい人にとって、とても魅力的な選択肢だと思います。
家で黙々とやるような在宅ワークとは少し違って、スタッフ同士のコミュニケーションが密にとれます。社会と関われていることを実感でき、その先のお客様を意識して動けるのがとても楽しいですよ。
時間の融通もききますし、私と同じように子供に手のかかる境遇の人にもおすすめしたいですね。
ーありがとうございました!
【1日のスケジュール】
6:30 起床、お弁当づくり、朝食
8:30 幼稚園見送り
9:00 業務開始
合間に買い物や家事
14:30 幼稚園お迎え
15:00 子供を見ながら、業務に随時対応
習い事の際は、PCを持って行き、待ち時間に近くのカフェで作業することも◎
17:30 基本はこの時間で退勤 お風呂、夕食
21:00 子供の寝かしつけ
以降、 残務があれば対応/自由時間
23:00 就寝
タスカルで叶う働き方について
「1日どれくらい働いているの?」「自宅保育でも働ける?」など、タスカルでの働き方について、よくあるご質問をまとめました!