「タスカル」では、300名以上の在宅ワーカーが働いています。
今回お話を伺ったのは、事務スタッフとして活躍されている十和(そわ)さん。
タスカルに入ったきっかけや他社の在宅勤務との違い、今後の目標を語っていただきました。
在宅ワークもさまざま。思っていた以上に私は人とのつながりを求めていた
ーこれまでのキャリアを教えてください。
大学卒業後、新卒でアウトソーシングの会社に入社し、8年ほどコールセンターのSV(スーパーバイザー)と、1年ほど労務を担当していました。産休・育休を取得して復職する予定だったのですが、保育園が見つからなかったため最終的に復職せず退職することになりました。
その後は7~8年ほど専業主婦でしたが、下の子が幼稚園に入ってからは少し自分の時間ができたので、在宅ワークを始めました。在宅で電話音声データの情報整理・入力の仕事を行い、そちらを退職後タスカルで働き始め、今に至ります。
ー在宅ワークを選んだのはなぜですか?
外に働きに出るというのが自分の中であまりしっくり来なかったんです。子供が2人いて、現在それぞれ小学生、幼稚園児なのですが、長期休みのときはどこかに預けなければなりません。預け先があったとしても、お迎えはそれぞれの場所へ行かなければならないので、そういった負担を考えると自分自身に余裕がなくなるだろうと思いました。
また私自身が小学生のころ親が仕事に出ており、帰っても家に誰もいないという生活が寂しかった記憶があります。そんな経験もあり、子供たちが帰ったら出迎えたいと思って在宅ワークを選びました。
ータスカルの前も在宅ワークをしていたとのことですが、違いはありましたか?
ありましたね。以前のところはタスカルと同じく時給制だったのですが、タスカルのように自分で仕事を選ぶスタイルではなく、行う仕事が決められているものでした。業務内容は電話の音声データから必要情報をシステムに入力するというもので、コールセンターでのSV経験が活かせる仕事内容だったのでその点は問題ありませんでした。
ただ、稼働時間などのルールが、育児中の身には厳しいものでした。
ー具体的にどのようなルールでしたか?
例えば、契約時に週20時間と決めたらその稼働時間を下回ることは許されませんでした。もし子供の看病などで下回ってしまった場合は、必ず他の週で補填する必要があります。そこが特に大変でしたね。
子供たちを「おかえり」と迎えてあげたくて在宅ワークを選んだのに、それもできないほど常に何かに追われて余裕がなく「なんのために在宅を選んだのかな?」と悩むこともありました。
会社として細かなルールを設定することで、仕事の質や公平性を保っていると思いますし、ルールがあるからこそ収入の安定にもつながっていたので良い部分もありましたが、私の生活になじませるのは難しかったです。
ーコミュニケーションについて、違いはありましたか?
以前のところは、ディレクターさんからの連絡は事務連絡か間違えた部分の指摘のみ、Zoomなどは基本画面オフで、必要最低限のやり取りだけでした。
人によるとは思いますが、私の場合はコミュニケーションが仕事へのモチベーションにつながるタイプだったので、タスカルのようにスタッフ同士の交流が活発な方が合っていたようです。
思っていた以上に、私は人とのつながりを求めていたことに気が付きました。
無理がなくなって得られた余裕で家族も笑顔に
ータスカルで働き始めてからはいかがですか?
前の在宅ワークの経験もあり不安が大きかったのですが、採用面接でその不安はかなり払拭されました。まずZoomでお互いの顔を見せてお話ができたことに安心しましたし、どんな質問にも面接官の方が優しく丁寧に答えてくださったので、とても安心しました。
働き始めてからも社長の角前さんと話せる機会があったり、同時期に始めた方との顔合わせができたりなど、家にはいるけど会社に行っているような感覚でした。そんな雰囲気が今もすごく好きですね。
ー面接の時点で不安が払拭されたようで良かったです。
不安だった稼働時間も、そもそもタスカルは「自分で仕事を選ぶ形式なので生活スタイルに合わせた稼働ができる」「もし急に休むことがあっても支障がないようチームで動いている」「育児をしながら働くスタッフが多いのでみんなお互い様だと思って働いている」と聞いて安心しましたし、実際その通りでした。
採用のご連絡をいただいたときはとても嬉しかったです。
ータスカルで働き始めてから変化したことはありますか?
無理なく働けるようになったおかげで、子供たちに我慢を強いることがなくなりました。例えば、仕事中に子供が「これ見て~!」と話しかけてきたら、以前であれば「今は無理!」と我慢させてしまうことが多くありました。
タスカルなら自分の好きなタイミングで区切りがつけられる仕事を選んでいるので、すぐに見てあげられます。家族に対して余裕を持って対応できるようになったのは一番大きい変化ですね。
未経験でもどんどん挑戦!タスカルは自分の可能性が広げられる場所
ー現在タスカルではどのような業務を担当されていますか?
営業事務をメインに担当しています。具体的には、請求書作成、システムへの登録、資料作成、お問い合わせ対応、簡単なWebページの編集、メルマガ配信、新卒採用対応などを行っています。
ーそれは経験のある業務ですか?
いいえ、未経験から始めたものばかりです。タスカルは自分で仕事を選べますが、基本的に積極的に手を挙げなければ仕事が得られません。そのため、最初は稼働を増やすために経験の有無にかかわらず多くの求人に応募しました。たくさん手を挙げていると、それに気付いてくださったディレクターさんから「こんなお仕事もありますがいかがですか?」とお声掛けいただくようになり、紹介された仕事が今はメイン業務になっています。
ー未経験業務に不安はありませんでしたか?
未経験でもマニュアルやレクチャー動画があるので、やってみると意外とできるものばかりでした。
未経験からの挑戦を受け入れてくれるところ、たくさん挑戦する姿を誰かが必ず見ていて手を差し伸べてくれるところはタスカルの良いところだと思います。
ー仕事で気を付けていることや、業務の円滑に進めるポイントがあれば教えてください。
担当させていただいているお客様はとてもお忙しい方なので、メッセージは重要事項を太字にするなど簡潔でわかりやすく、かつ1回のやり取りで済むよう心掛けています。
長く担当させていただいているお客様であれば、大まかな指示でもこれまでの事例から考えて「ここまで行った方がいい」という部分を読み取って行うようにしています。ここは余計な作業や工数がかからないよう慎重な判断が必要なので、状況に応じて適切な認識合わせをするように気を付けています。
ー今後の目標やキャリアプランについて教えてください。
ちょうど最近、お客様の窓口となるフロント業務を始めました。今はまだディレクターさんに頼って質問ばかりしているので、まずはフロントとして一人前になるのが目標です。いずれは、どんなお客様にも円滑に対応できるようになりたいです。
ータスカルのスタッフに向いているのはどんな人だと思いますか?
自分の時間も家族の時間も、大切にしたい方に向いていると思います。
私は在宅ワークを始める前はずっと子供中心の生活をしていましたが、「この子たちが私の手を離れたとき、何が残る?」と考えることがありました。タスカルは、手を挙げればなんでも挑戦させてくれるので、自分のキャリアを積みたい、スキルの幅を広げたい、自分の可能性を広げたいという方にはぴったりだと思います。
タスカルで働く前の未経験だらけだった自分から、あらゆる経験を積んだ今の自分になれたことは今後絶対に活きてくると思います。
ーありがとうございました!
【1日のスケジュール】
6:00 起床、家事、身支度
7:00 小学生起こす
7:45 小学生送り出し
8:00 幼稚園児起こす
8:45 幼稚園児送り出し
9:00 業務START、合間に家事
15:00 幼稚園児お迎え
15:30 小学生帰宅
16:00 家事、宿題、習い事送迎等
17:00 業務終了
19:00 夕食
20:00 入浴
21:00 就寝
タスカルで叶う働き方について
「1日どれくらい働いているの?」「自宅保育でも働ける?」など、タスカルでの働き方について、よくあるご質問をまとめました!