会社員として働きながら、個人事業主としてWebマーケティング支援などを行う森本様。
タスカルでは採用業務や資料作成など、多岐にわたる業務をお任せいただいています。
今回は、森本様にタスカル導入前の課題、具体的な依頼内容、導入後の効果について詳しくお伺いしました。
事業課題 | 案件の増加による、実務作業を行うリソースの絶対的な不足 |
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導入の決め手 | 柔軟な料金体系、スタッフの能力への信頼、法人格としての安心感 |
タスカったポイント | 採用業務まで任せられ、事業の対応範囲を拡大できたこと |

複業家が直面したリソース不足の壁。タスカル導入の決め手は信頼と柔軟性。

事業内容を教えてください。

現在は会社員として勤務する傍ら、個人事業主として複業で活動しています。事業内容はWebマーケティング支援を主軸に、採用代行、SNS運用、ECコンサルティング、Web広告運用、LINEのLステップ構築など、プログラミング以外のWeb関連業務はほとんど手掛けていますね。現在、同時に多数の案件に参画しています。

それだけの案件を、どのような体制で進めているのでしょうか?

従業員の雇用はせず、案件ごとに業務委託のパートナーさんとチームを組んでおり、常時50名ほどの方々と連携しています。本業のやり取りも含めると、Chatworkでは400以上のグループに参加していて、日々多くの方と関わりながら仕事を進めている状況です。

そのようにご多忙な中で、業務の外注を考え始めたきっかけは何だったのでしょうか?

一番の課題は、やはり「絶対的な時間不足」でした。タスカルを導入した時期に、ちょうど大規模なCRM案件を受注したんです。お客様の課題を分析するようなコア業務の時間はなんとか確保できても、その後の細かな設定作業やライティングといった実務部分まで、本業と両立しながらではどうしても手が回らない状況でした。そこが大きな課題感としてありましたね。

数あるオンラインアシスタントサービスの中で、タスカルを選んでいただいた決め手は何でしたか?

決め手は大きく2つあります。1つは、本業で主婦・ママワーカーと働く機会があり、その方々が非常に優秀で、かつ臨機応変に仕事を引き受けてくださることを実感していたことです。もう1つは、知人から聞いたタスカルの柔軟な料金体系です。月々の契約時間内で業務を依頼し、時間が余れば翌月に繰り越せ、足りなければ必要な時だけ追加できる点に魅力を感じました。年間プランだとコストを抑えられる点も魅力的で、この2点に強く惹かれました。

業務量に合わせて時間を調整できる点が、森本様の働き方にフィットしたのですね。

はい、それがきっかけでした。ただ、実際に導入してみて感じたメリットはそれだけではありません。個人の業務委託の方と違い、タスカルは株式会社Colorsという法人格なので、セキュリティ面で非常に安心できます。お客様の大切な情報や、外部に出したくない機密情報を扱う業務も、安心して任せられるのは大きな利点だと感じています。

他に導入後に感じたメリットはありますか?

「こういう仕事をお願いします」と依頼するだけで、ディレクターさんが私の代わりに最適なスキルを持つスタッフさんを探し、チームを組んでくれる点です。自分で人を探すとなると、募集要項を考え、求人票を書き、面接を設定して…と大変な手間と時間がかかります。そのプロセスを丸ごとお任せできるので、本当に助かっています。

導入にあたって、業務の整理など、何か特別な準備はされましたか?

タスカルのために特別な準備をしたという意識はないですね。ただ、どんな仕事でも人に依頼する際は、丸投げにならないよう、意図や目的を明確に伝える準備は常に心がけています。初回のミーティングの際に「この業務をお願いしたい」と相談しながら、具体的な依頼内容を一緒に固めていった記憶があります。
面談対応から採用面接へ、信頼が生んだ依頼のかたち

どのような業務をタスカルに依頼されましたか?

進捗表更新、タスクリマインドといった秘書業務のほか、動画編集に関連する業務、業務委託者採用時の面接・応募者対応などをお願いしています。資料作成を依頼することもありますね。

採用業務については、面接も含めお任せいただいておりますが、どのような経緯でご依頼されたのでしょうか?

実は、今回採用を担当してくれたスタッフさんには、以前から既存パートナーとの面談業務を私の代わりにお願いしていました。その中で、ヒアリング能力・傾聴力が非常に高い方だと感じていたんです。私の事業や人柄もある程度理解してくれているという信頼関係があったので、「この人なら新規採用の一次面接も間違いない」と思い、お願いしました。
※面接代行については要相談

なるほど、事前に信頼関係が構築されていたのですね。面接をご依頼するにあたり、森本様が準備されたことは何ですか?

採用要件をしっかり固め、面接のスクリプトを作成しました。また、Indeedでの求人票のライティングも自分で行いました。ライティングはタスカルにお願いすることもできたのですが、求人票の魅力が採用結果を大きく左右することを経験上知っており、ここは自分でこだわって書こうと判断しました。

実際に採用業務を依頼されてみて、いかがでしたか?

予想をはるかに上回る応募があり、14名もの方からご連絡をいただきました。当初想定していたタスカルにお願いする業務時間ではとても足りないと思い、募集開始から1週間ほどで急遽停止したほどです。採用担当のスタッフさんで対応しきれない部分は、一部私が巻き取る形で対応しました。
ルーティンから派生させる「賢い使い方」

新しいAIツールを試すなど、業務効率化にも積極的だとお伺いしました。

そうですね。新しいものが好きで、常に業務効率化を考えている、というのが私の基本的なマインドなんだと思います。それが今、たまたまAIという形で現れているだけかもしれません。面白そうなツールを見つけると、すぐに試して、業務に活かせないか考えてしまいますね。

そういった新しいツールを試すのも、タスカルにお願いしているのでしょうか?

はい。ただ、以前AIツールを使ったマニュアル作成の自動化をお願いした際、私の方で仕様を固めずに丸投げしてしまい、想定以上に工数がかかってしまったという反省点もあります。未知の領域やスポット的な業務は、ミスマッチが起きやすいと学びました。

その経験から、依頼の仕方に変化はありましたか?

はい。それ以来、すでにルーティン業務で動いてくれているチームに、その業務知識を活かせるスポット業務をお願いするというやり方に変えました。例えば、動画を元にマニュアルを作成するというルーティン業務をお願いしているチームに、そのマニュアルに登場するツールを使って「この動画の加工・編集をお願いします」と依頼したら、すぐに対応してもらえました。

なるほど。ベースとなる業務知識があるから、応用も利かせやすいのですね。

その通りです。ゼロから説明する必要がなく、話が早い。それに、タスカル側で専門スキルを持つ方をアサインしてくれているので、専用ソフトが必要な編集作業にも対応してもらえました。こういった柔軟な対応は、単発で外部に依頼するのは難しいですよね。継続的にチームとして関わってくれるタスカルならではの強みだと感じています。
事業の対応範囲を広げた、唯一無二のパートナーへ

タスカル導入後、森本様ご自身の仕事にどのような変化がありましたか?

対応できるお客様の範囲が広がったのが一番大きいですね。もともと私の仕事は多岐にわたりますが、これまでは直接のクライアント対応で手一杯でした。例えばECコンサルティング案件では、その先にいるエンドユーザーの方までサポートするのは難しかったです。しかし、タスカルがいることで、そうした実務部分を任せられるようになり、より深いサービスを提供できる体制が整いました。

森本様にとってタスカルはどのような存在でしょうか?

まさにサービス名の通り、「助かる」存在です。本当に、よくできたネーミングだと思います。私が何か新しいことを始めたいと思った時に、その実務部分を支えてくれるチームがいるという安心感は計り知れません。今後も構想中の新しい案件があるので、そこもタスカルと一緒に試行錯誤しながら形にしていけたらと思っています。

最後に、人手不足に悩む事業者の方へメッセージをお願いします。

人材不足の課題は、タスカルが解決してくれる可能性が高いと思います。「こういう人が欲しい」という漠然とした要望でも、ディレクターさんと月に1時間の無料面談を通して、必要な人物像を明確化してもらえます。責任の重い業務や専門性の高い業務も、セキュリティのしっかりした法人に低コストで安心して任せられる。これは個人事業主にとっても、企業にとっても、非常に大きな魅力ではないでしょうか。

本日は貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。今後もタスカルのサービス改善に努めて参ります!