【2024年版】予約管理システムの比較おすすめ8選！無料で使えるシステムも紹介

予約管理システムとは、予約の受付から顧客管理まで対応できるシステムです。

導入することで、Webサイトやアプリ、LINEなどから24時間いつでも予約を受けられるようになり、顧客の利便性が高まります。予約した顧客を一元管理できるので、予約業務の負担を削減することが可能です。

今回は、予約管理システムのタイプや選び方、おすすめのシステムを解説します。無料で利用できるシステムも紹介していますので、最後までご覧ください。

予約管理システムとは

予約管理システムとは、オンライン上で予約を受け付けられるシステムで、予約状況や顧客情報を一元管理できます。

24時間いつでもオンラインで予約を受けられるようにすることで、予約の機会損失を防ぎ、売上拡大につながります。予約確認のリマインドメール配信の自動化など、予約業務の作業効率化を図ることも可能です。

予約管理システムによっては、事前決済機能や集客などのマーケティング機能を搭載しています。

予約管理システムの主な機能

予約管理システムの主な機能は、以下のとおりです。

システムによっては、他サービスと連携して事前決済できる機能や、キャンセル待ち対応、予約ページ作成機能などを搭載しています。

自社に必要な機能を搭載しているシステムを導入すれば、予約管理業務の効率化を図れるでしょう。

予約管理システムを利用するメリット

予約管理システムを導入して得られるメリットとしては、以下があげられます。

予約管理システムのタイプ

予約管理システムは、大別すると以下の3つのタイプがあります。

汎用型は幅広い業種に対応でき、予約管理とあわせてスタッフのシフト管理や、サイト作成機能など搭載している機能が多く、機能性が高いことが特徴です。

一方特化型は、飲食店や美容院、施設予約、イベントなど業界や業種に特化した機能を搭載しています。例えば、担当者の指名や、月謝制での支払いに対応する機能などがあります。

LINE特化型は、自社のLINE公式アカウントから予約できる機能があり、予約確認や予約前日などをLINE上でメッセージ配信します。予約管理のほかに、クーポン配布やキャンペーンの告知などLINEを活用したマーケティングを実施したい場合に最適です。

予約管理システムを選ぶときのポイント

予約管理システムを選ぶときのポイントを3つあげて紹介します。

自社サービスに適した機能を搭載しているか

美容院やサロン、飲食店など業種に特化した予約管理システムも多いため、自社サービスに適した機能を搭載しているものを選ぶことが大切です。

例えば美容院やサロンなどであれば、担当者を指名して予約できる機能が選ぶとよいでしょう。習い事や講座の予約であれば、レッスン内容や回数、講師など条件付きで予約できる機能を搭載しているシステムが適しています。

また複数店舗を運営している場合や、複数のサービスを提供している企業は、カスタマイズ性が高い汎用型の予約管理システムを選ぶのがおすすめです。

顧客情報を管理する機能があるか

予約管理とあわせて、マーケティング施策の実施を検討しているときは、氏名や属性、予約履歴など顧客管理機能がある予約管理システムを選ぶとよいでしょう。

顧客情報を活用してアンケートやクーポン配布、キャンペーンの告知といった施策をおこなえます。リピート施策の実施を考えている場合は、顧客情報をどのような施策に活用できるかを確認しておきましょう。

決済機能が必要か

予約の無断キャンセルや支払い忘れの防止には、決済機能が役立ちます。

当日支払いする手間が省けるため、店舗側の負担も減り、顧客の利便性も高まります。予約受付の際に決済機能があるかを事前にチェックしておくとよいでしょう。

【無料】おすすめの予約管理システム5選

無料で利用できる予約管理システムを5つ紹介します。予約管理システムをはじめて導入する企業や、まず操作性を確認したい方におすすめです。

RESERVA

引用元：RESERVA（レゼルバ）

RESERVAは、予約管理に必要な機能を無料で利用できるシステムです。

フリープランは予約画面内にロゴや広告の表示や、月間予約件数と顧客の登録件数の上限制限があるものの、予約管理に欠かせない機能が一通り揃っています。

予約管理システムを試してみたい方に、最適です。

Airリザーブ

引用元：予約システム【Airリザーブ】

Airリザーブはリクルートが提供している予約管理システムです。

月間予約件数が無制限のため、フリープランであっても予約件数を気にすることなく安心して利用できます。ただし、無料プランでは予約のリマインドメール配信やGoogleカレンダーとの連携、複数店舗の切り替え機能などが利用できません。

予約管理システムを本格的に導入するときは、有料プランを検討するとよいでしょう。

Restaurant BOARD

引用元：レストランボード

Restaurant BOARDは、Airリザーブと同じくリクルートが提供している集客と接客をサポートする予約管理システムです。PCとスマホに対応しています。

予約管理や顧客管理、テーブルの稼働状況が把握できる来店管理といった基本機能は、無料で利用できます。

POSレジアプリの「Airレジ」と「ホットペッパーグルメ」と連携しているため、集客に力を入れたい飲食店におすすめです。

LiME

引用元：LiME(ライム)

LiMEは、美容師が企画した予約管理システムでサロン運営に特化した機能を搭載しています。

顧客のカルテや予約管理は無料プランで利用できますが、オンライン上で予約を受け付ける場合は「ネット予約プラン」を選ぶ必要があります。

有料プランの場合は、売上により月額料金が変動するので事前に確認しておきましょう。

STORES 予約

引用元：STORES 予約

STORES 予約は、これまで15万以上の企業に導入されている予約管理システムです。

担当者の指名予約やグループでの予約、レッスンの振替予約、月謝制など柔軟に対応できます。

メール配信やLINE連携など顧客満足度の向上につながる機能も数多く搭載しています。

【有料】おすすめの予約管理システム3選

顧客情報の管理やマーケティング機能、カスタマイズ性を求めるときは、有料の予約管理システムを導入しましょう。おすすめの予約管理システムを3つ紹介します。

ChoiceRESERVE

引用元：ChoiceRESERVE

ChoiceRESERVEは、サロンやイベント、ショールーム、観光など幅広い業種で導入実績がある予約管理システムです。お悩み別に最適な予約管理システムの提案が受けられます。

導入前後に専任スタッフがサポートする体制があるので、安心して利用できます。

TableCheck

引用元：TableCheck

TableCheckは、世界41カ国で利用されている飲食店に特化した予約管理システムです。

予約管理だけでなく、顧客の飲食履歴や料金、好みなどを記録し顧客管理したり、事前決済でキャンセル対策ができたりと飲食店の運営に欠かせない機能を搭載しています。

18言語に対応しているため、インバウンド対応も可能です。

Liny

引用元：Liny

Linyは、LINE公式アカウントを活用したマーケティングツールです。LINE上で予約受付ができる機能を搭載しています。

LINE上でのリマインドメッセージ配信をはじめ、リピート施策に役立つセグメント配信やステップ配信機能を利用できます。

予約管理だけでなく、LINE公式アカウントを活用したマーケティング施策の実施を検討している企業に最適です。

自社サービスに適した予約管理システムを選んで導入しよう

予約管理システムは、オンライン上でいつでも予約を受け付けられるため、利便性や顧客満足度向上に役立ちます。予約確認やリマインドメールの自動配信機能もあるため、予約作業の効率化が可能です。

予約管理システムには業種に特化したタイプや、さまざまな機能を搭載した汎用型のタイプなどがあるので、自社に適した予約管理システムを導入しましょう。

また、予約管理に限らず事務作業の効率化を図りたいときは、オンラインアシスタントサービスを利用するのもひとつです。

オンラインアシスタントサービスの「タスカル」では、月額2.5万円から利用できます。予約管理システムの導入検討とあわせて、オンラインアシスタントサービスもご検討ください。