エグゼクティブアシスタントとは、社長や役員、経営陣の仕事を支える職種のことです。主に外資系企業でエグゼクティブアシスタントが活躍しています。
一人社長の中には「エグゼクティブアシスタントに依頼できる仕事内容を知りたい」「秘書との違いがわからない」という方もいるかもしれません。
この記事では、エグゼクティブアシスタントが請け負う業務内容や依頼する方法、エグゼクティブアシスタントサービスの選び方も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
\秘書サービスをコスパで選ぶなら、月額2.5万円〜/10時間の「タスカル」🤗/
オンライン秘書「タスカル」は、事務作業、経理、Web・SNS更新などを丸投げOK!初期費用なし&低コストの月額で始められるので、一人社長やフリーランスに選ばれています。
エグゼクティブアシスタントとは?
エグゼクティブアシスタントとは、社長、会長、役員など経営に携わる上級管理職の仕事をサポートする職種のことです。英単語の「executive」には「役員、管理職員、経営者」などの意味があり、エグゼクティブアシスタントは主に外資系企業で見られる職種です。
たとえば、以下の経営層が業務で最大限のパフォーマンスができるよう、業務全般をサポートします。
- Chief Executive Office…最高経営責任者、社長
- Executive Vice President…副社長
- Executive Director…常務取締役
- Executive Office…執行役員
秘書との違い
エグゼクティブアシスタントと似ている職種として、「秘書」が挙げられます。秘書は、担当の役員や上司が業務に集中できるよう、資料作成や電話対応、スケジュール調整などをおこなう職種です。
秘書の主な仕事内容はバックオフィス業務で、エグゼクティブアシスタントは経営層のビジネスパートナーとして業務をサポートする点が大きな違いです。経営陣直下のポジションであるエグゼクティブアシスタントの方が責任が大きくなるため、秘書よりも給与水準が高くなる傾向にあります。
業務内容
エグゼクティブアシスタントに依頼できる業務内容や範囲は、企業によって異なります。ここでは、一般的に依頼できる業務とその概要を見てみましょう。
業務 | 概要 |
プロジェクト進行管理 | 経営層が携わるコアプロジェクトの進行管理のため、チームメンバーへの連絡、日程調整、課題の洗い出しや報告など |
通訳・翻訳 | 社内の外国人材や社外の取引先とのやり取りの通訳、SlackやChatworkなどテキストメッセージや資料の翻訳、海外リサーチなど |
スケジュール調整 | 社内メンバーはもちろん、投資先企業、金融機関、関連会社、取引先との会議日程の調整、フライトや宿泊先の出張、ランチ会の手配など |
マーケティング業務 | マーケティング施策の課題抽出や改善案の提案、PowerPointやGoogleスライドを利用した資料作成など |
エグゼクティブアシスタントに仕事を依頼する方法とおすすめのサービス3選
エグゼクティブアシスタントへの仕事の依頼がはじめての場合、どのように最適な人材を見つければいいかがわからずお困りかもしれません。ここでは、エグゼクティブアシスタントを見つけて依頼する方法3つと、それぞれのおすすめのサービスをご紹介します。
- 正社員として雇用する…BIZREACH
- 派遣サービスを利用する…株式会社トランスアクト
- オンラインアシスタントサービスを活用する…タスカル
正社員として雇用する
正社員としてエグゼクティブアシスタントを雇用し、定着すれば経営層の仕事内容や性格、スケジュールを詳しく理解した人材を確保できます。年数を重ねるほど会社への帰属意識が高まり、きめ細やかなサポートで経営層は業務に集中しやすくなるでしょう。
一方で、エグゼクティブアシスタントは高い英語力や専門知識、業務経験を有する人材です。外資系企業では、1,000万円近い年棒で雇用されるケースも見られます。そのため給与コストの面でデメリットとなる可能性があるため、企業規模を考慮したうえで雇用するかどうかを検討しましょう。
正社員としてエグゼクティブアシスタントを雇用する際、自社のホームページに求人情報を掲載するのが一般的な方法です。しかし閲覧数が少なく拡散できない場合、次に紹介する人材サービス会社を利用するとよいでしょう。
BIZREACH
出典:BIZREACH
特徴 | 料金(税込) |
|
|
BIZREACHは、独自の審査を通過した人材のみが登録されている採用サイトです。236万人以上の即戦力人材が登録されているため、スカウトを通じて自社に必要なエグゼクティブアシスタントが見つかる可能性があるでしょう。
派遣サービスを利用する
派遣サービスを利用してエグゼクティブアシスタントに仕事を依頼するのも一つの方法です。派遣会社に登録している人材から、条件に合う人材を選定する仕組みです。社会保険料は派遣会社が負担するため、正社員を雇用するよりもコストをかけずに必要なスキルを保有する人材を確保できます。
また派遣社員が就業できるのは原則として3年までのため、経営層にサポートが必要な期間のみ仕事を依頼できる点もメリットです。しかし、契約以外の業務を依頼できず、ある程度の育成コストがかかるので、受け入れ体制を整えておく必要があるでしょう。
またエグゼクティブアシスタントは企業のコア事業を牽引する経営層をサポートするため、外部リソースである派遣社員では帰属意識を持ちにくい点も懸念されます。
目的に応じた人材を確保するために、次に紹介するような経営層に特化した派遣サービスを利用してみるのもよいでしょう。
株式会社トランスアクト
出典:SECRETARY4ME
特徴・業務内容 | 料金(税込) |
|
|
株式会社トランスアクトは、社長秘書・役員秘書などに特化した派遣サービス「SECRETARY4ME」を展開しています。厳しい研修をクリアした人材がエグゼクティブアシスタントとして派遣されるため、即戦力人材の採用が可能です。
オンラインアシスタントサービスを活用する
一人社長として会社を経営していて、「幅広い業務を依頼して、自分はコア業務に専念したい」と悩んでいる方には、オンラインアシスタントサービスがおすすめです。必要な業務だけ切り出して依頼できるため、コスト最適化が可能です。
オンラインアシスタントサービスによっては、翻訳や経理業務、マーケティング業務、ECサイト運営、SNS更新など、幅広いバックオフィス業務を依頼できます。「オンラインで依頼する場合、こちらの要望を正しく理解してもらえないのではないか」といった心配もあるかもしれませんが、「空気のように馴染んだ」というケースもあります。
できる限りコストを抑えながら幅広い業務の依頼を検討している場合、タスカルを始めとしたオンラインアシスタントサービスを検討してみましょう。
エグゼクティブアシスタントに仕事を依頼してコア業務に専念しよう
エグゼクティブアシスタントに仕事を依頼できる体制を整えれば、経営層は事業を伸ばすための業務に専念できます。正社員や派遣、オンラインアシスタントなどを活用し、最適な人材を見つけましょう。
オンラインアシスタントサービスの「タスカル」は月額2.5万円から利用できます。「秘書業務やバックオフィス業務を幅広く対応してもらいたい」「翻訳など英語業務もお願いしたい」といった場合、オンラインアシスタントサービスの利用を検討してみるのもおすすめです。