「ビジネスの規模が大きくなるまでコストがかけられない」
「タスク管理ツールを使って、効率よくスケジュールをこなしたい」
1人社長にとっては、タスク管理が生命線です。タスク管理ツール次第で業務のムダを減らし、生産性を高められます。そのため、タスク管理ツールは、自分のビジネス環境に合ったツールを選ぶことが必要です。
本記事では、実用的なタスク管理ツールから無料まで、合計で40のツールを紹介します。自社に最適なタスク管理ツール選びのヒントとしてお役立てください。
タスク管理ツールの導入によりできること
タスク管理ツールは、外注の業務進捗度の可視化やドラッグ&ドロップによる自由なタスクリストの編集を可能にします。タスク管理ツールには、次のような基本機能があります。
タスク管理ツールの基本機能
- プロジェクト管理
- TODOリスト
- コメント追加
- ファイル添付
- 詳細情報の記入
- 検索機能
タスク管理ツールは、実際に機能と操作性を試してから判断しましょう。
タスク管理ツールを導入するメリット
タスク管理ツールの導入によるメリットを紹介します。
タスク管理ツール導入によるメリット
- 外注に依頼した業務期限・連絡・進捗を可視化できる
- タスクのリスト化は仕事の優先度付けができる
- 無駄な作業がなくなる
- タスクもれの発見や後発の仕事にも対応できる
- ボードとカードを活用したスケジュール管理ができる
- プロジェクトやカテゴリに分けたタスク管理ができる
実用的な人気のタスク管理ツール3選
機能が充実していて、利用者の多い人気のツールを3つ紹介します。
torello
特徴 | |
世界で2000万人以上の利用者数 | 統合・連携が可能
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Trello専用のChurome拡張機能が100以上 | 自動化機能Bulterによる単純作業の削減ができる |
ボードによるカードとリストを使って作業割り当て | 過去の情報を検索語句によりすぐに抽出可能 |
料金 | |
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出典:trello公式サイト
asana
特徴 | |
50個以上のプロジェクトテンプレートが選べる | 反復作業の自動化 |
100以上の外部ツールと連携可能・1か所に集約 | リアルタイムで視覚的な進捗チェックが可能 |
料金 | |
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出典:asana公式サイト
BackLog
特徴 | |
有料プランの30日間トライアルあり | タスクをグラフ化して分析用のデータに利用 |
Subversion、Gitのバージョン管理システム対応 | 課題の一部始終を可視化できるガントチャート |
課題を直感的にカンバンボードにより変更 | バーンダウンチャートでプロジェクト進捗を可視化 |
15の外部ツールと連携可能 | システムのバグを課題として管理できる |
料金 | |
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出典:Backlog公式サイト
完全無料タスク管理ツール3選
コストのかからない無料のタスク管理ツールを3つ紹介しましょう。完全な無料となるため、有料版への移行のないタスク管理ツールです。
Microsoft To Do
特徴 | |
Microsoftアカウントと連携している | インターフェースがシンプル |
プライベートと仕事が混同する個人向け | サブタスクの作成や優先度に期限が設定できる |
Google ToDo
特徴 | |
GmailやGoogleカレンダーなどGoogleアプリとの連携 | サブタスクにより細分化ができる |
細かい時間設定にはGoogleカレンダーが必要 | タスクの共有にはアカウントの切り替えが必要 |
Google Keep
特徴 | |
Keepで作成したメモを他の複数メンバーと共有可能 | PC、スマートフォン、タブレットどこからでもアクセス可能(閲覧・編集ができる) |
ラベル、メモのフィルタリングが簡単にできる | リマインダー機能でタスク忘れを防止できる |
無料プラン→有料・月額1,000円以下のタスク管理ツール
基本的に無料で利用できる上、有料版へ移行したとしても月額料金が1,000円以下のタスク管理ツールを5つ紹介します。
Any.do
特徴 | |
メンバー同士でのタスク共有 | リマインダー機能が分単位で設定可能 |
基本的に英語の操作案内 | サブタスク設定機能 |
スマホアプリの場合、音声でToDo入力できる | シンプルなデザインと機能 |
料金 | |
プレミアムプラン申し込みによる追加機能:
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出典:Any.do公式サイト
Remember The Milk
特徴 | |
タスクの期限設定・タグ付け・担当者の設定 | Smart Addなどショートカットキーの充実 |
ツール改善のためのフォーラムがある | ツール参加メンバー同士のタスク共有 |
Googleカレンダー連携可能 | 日本語化 |
料金 | |
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Nozbe Personal
特徴 | |
優先順位の高いタスクをプライオリティに変更 | 前回のプロジェクトをテンプレートとして利用 |
メインデータサーバがEU圏内セキュリティ強化 | シンプルで直感的な操作性のインターフェース |
料金 | |
※Buisinessプランは、専属アカウントマネージャー、手厚いカスタマーサポートあり ※全有料プランは30日間の無料期間あり |
Todist
特徴 | |
タスク完了ごとに消去チェックする形式 | タスク進捗をグラフで可視化 |
日本語対応 | ユーザー数200万人以上 |
料金 | |
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出典:Todoist公式サイト
Toodledo
特徴 | |
英語での操作説明・モバイルのみ日本語化可能 | 複数のプロジェクト管理が可能 |
タスク遂行による進捗の可視化 | タスクごとにチャット機能が使える |
料金 | |
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Google ToDoやカレンダーの組み合わせでタスク管理はできる?
無料で利用可能なGoogle TODOやカレンダー機能を組み合わせて、十分にタスク管理できるでしょうか?
Google ToDOとGoogleカレンダーを連携させることにより、タスク漏れを防げます。さらに、Gmailとの連携によりメールをそのままタスクにすることが可能です。無料でもある程度のタスク管理が実現します。
自分に最適なタスク管理ツール選び方
タスク管理ツールは、自分の状況に適して選ぶ必要があります。タスク管理ツールを選ぶポイントは次の3つです。
- 機能の充実さ
- コスト
- インターフェースの操作性
機能の充実性で選ぶには、最初に紹介した実用的な3つのタスク管理ツールがオススメとなります。コストの面では、将来的に企業規模拡大した場合や担当者が増えるごとに追加料金が発生する点もチェックしておきましょう。インターフェースの操作性は、実際に使ってみて判断するしかありません。今回紹介した11のツールは無料で試せます。「自分にとって使いやすいかどうか」体験の上で判断してみましょう。
まとめ:タスク管理ツールは目的を明確にしてから選びましょう
本記事では、1人社長向け11のタスク管理ツールを紹介してきました。タスク管理ツールは、紹介した以外にも存在するため、どのツールを選べばいいのか?迷うことが少なくありません。
そのため、自社ビジネスやライフスタイルに合わせて、目的を明確にした上で選ぶことが必要です。たとえば、兼業で忙しい場合は、操作ミスが少なく見やすいインターフェースとか考えられます。タスク管理ツールは、選ぶ前に利用する目的を明確にしてから選びましょう。