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【2024年版】ビジネスでも使える画像生成AIおすすめアプリ6選

2023年に入ってから、画像生成AIサービスが無料から有料まで幅広くリリースされています。ビジネス利用するにはどのアプリが最適なのかわからない、という方も多いのではないでしょうか?

本記事では、無料で使えるおすすめ画像生成AI、ビジネスにおいて画像生成AIを活用できるシーン、利用の注意点を紹介しています。画像生成AIを活用して、クリエイティブな仕事の幅を広げましょう。

画像生成AIとは

画像生成AIとは、ユーザーの入力したテキストに基づいてAIが画像を生成するシステムのことです。「コーヒーを飲む女性」などとテキストを打ち込めば、コーヒーを飲んでいる女性の画像が生成されます。画像生成AIに指示を与えるテキストはプロンプトとよばれています。

🔽テキストから作成された画像の例(Canva)

テキストで画像生成AIに指示が与えられるほか、イメージ画像を読み込ませて学習させることも可能です。画像から画像に変換するため、Image-to-Image(i2i)とよばれている出力方法です。

 

無料の画像生成AIツール6選

画像生成AIは有料のものと、一部制限があるものの無料で利用できるものもあります。ここでは、無料で利用できる画像生成AIのおすすめの6つを紹介します。

1.【Web版】Stable Diffusion Online

Stable Diffusion Onlineは、Webサイトで利用できる画像生成AIです。ログインやメールアドレスの登録は不要で使えます。短いテキストでも画像が生成されるため、使い勝手のよさが魅力です。

ただし、無料版はデモ画面のため、カスタマイズして使うことができません。画像生成AIとはどんなものなのか、まず試してみたい方におすすめです。Stable Diffusion Onlineは商用利用も可能です。

2.【Web版】Leonardo ai

Leonardo ai

Leonardo aiは、1日150画像が無料で生成できます。公式ホームページからメールアドレスなどを登録して、利用します。MicrosoftアカウントやGoogleアカウントでも登録可能です。

有料プランに踏力すると、1カ月で8,500枚の画像が生成できます。

3.【Web版】Canva

canva

オンラインで使える無料デザインツールのCanvaに搭載されている機能「Text to Image」は無料で画像生成AIが利用できます。

テキストプロンプトを入力するだけで、かんたんに画像が生成されます。AIが生成した画像を水彩画やネオン、レトロウェーブなどのスタイルにかえることができます。

4.【アプリ版】AIピカソ

AIピカソ

AIピカソは、スマホで画像生成ができるアプリです。テキストプロンプトを入力して画像が生成できるほか、ラフ画を学習させて絵にしたり、写真を登録してアバターにしたりすることができます。

スタイルは、いらすとや風やファンタジー、3Dゲーム風など多種多様です。

5.【アプリ版】AIイラストくん

AIイラストくん

AIイラストくんは、前述した「Stable Diffusion」の技術がLINEで手軽に使えるアプリです。LINEで友だち追加したあと、日本語のテキストプロンプトを送るとイラストで返信してくれます。

画像生成にかかる時間は約1分です。生成される画像は、実写のような人物モードとイラストモード、風景モードの3つです。

6.【アプリ版】Meitu

meitu

Meituは、写真をイラストや似顔絵に変換してくれるアプリです。イラスト化したい写真を選ぶだけで、AIが3つのパターンのイラストに変換します。有料版の「meitu VIP」に登録すると、広告が非表示になり、VIP用の素材が利用できるようになります。

Meituは画像生成AIのほかに、体型やメイクなどの写真補正や動画編集などの機能もあります。

画像生成AIのビジネス利用で実現できること

画像生成AIは、商用利用できるものがあります。画像生成AIをビジネスで活用すると、以下のようなことが実現できます。

画像生成AIで実現できること

  • Webサイトのアイキャッチや挿入画像の制作
  • 出版物やチラシのイラスト制作
  • SNSに投稿する画像の制作
  • ラフ画のクオリティを上げる
  • キャラクター、イメージモデルの制作

画像生成AIを活用すると、手軽に質の高いクリエイティブな仕事につなげられます。

画像生成AIの注意点

画像生成AIには、以下のとおりデメリットや不得意分野があります。

画像生成AIの注意点

  • 著作権に配慮しなくてはいけない
  • テキストで具体的に指示を与える必要がある
  • 手や腕、足を描くのが苦手

画像生成AIは、著作権に注意が必要です。文化庁の「AIと著作権」によると、AI開発と学習において一定の条件を満たした場合は著作権者の許諾が不要とされています。ただし、画像生成と利用は通常の著作物のように判断されます。

総務省は生成AIの統一ガイドラインを2023年内に取りまとめると公表したので、今後の動きにも注意しましょう。「AIと著作権」はこちらの動画でも解説されています。

令和5年度著作権セミナー「AIと著作権」
令和5年6月19日(月)に開催した著作権セミナー「AIと著作権」の講演映像を公開しました。講義資料は以下URLからご欄いただけます。(講演映像及び講演資料の改変はお断りいたします)※動画中で案内しており...

画像生成AIの不得意分野は人体の構造を捉えることです。AIが生成する画像は手の指の形がいびつだったり、腕や足の本数が多くなったりすることもあります。

画像イメージを具体的に指示したり、不要なものを生成しないようネガティブプロンプトに入力したりした場合、改善されることがあります

画像生成AIの不得意分野はプロがカバー

無料画像生成AIのおすすめやビジネス活用で実現できること、注意点について紹介しました。画像生成AIの活用によって、ビジネスの幅を広げることができます。

ただし、画像生成AIも万能ではありません。画像生成AIが得意でない分野は、画像生成AIに精通した人にカバーしてもらいましょう。

画像生成AIを使わない場合、画像作成ツールを利用すればアイキャッチなどの画像が作れます。アイキャッチの作り方は「【簡単】アイキャッチ画像の作り方とは?おすすめツールから効果的なデザインのコツまで」でも詳しく解説しています。

画像作成に詳しい人材の手やツールを活用して、手軽にクオリティの高い画像制作につなげましょう。

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