NFT代行サービスとは何か?出品代行、購入代行もわかりやすく解説

NFT代行サービスとは

インターネットが普及し始めたのは1990年代後半のことです。その後、デジタルの世界が高度に発展していく反面、デジタルデータはコピーや改ざんが容易だという弱点が指摘されていました。

しかし、 ブロックチェーン技術が登場したことで状況は変わりつつあります。デジタルデータの脆弱性が克服され、唯一無二の価値を付与できるようになったのです。

現在、NFTは海外ではバブルが生まれるほどの盛り上がりを見せています。ところが、日本で、NFTはまだまだ馴染みの薄い存在です。NFTについて理解している人も多くありません。そこで、活用したいのが NFT代行サービスです。 購入・出品・作成などNFTを扱う上で必須のプロセスを代行します。NFTは難解であるため初心者にとって代行サービスの活用は有力な選択肢でしょう。

この記事ではNFTの基本を説明し、代表的なNFT代行サービスを紹介します。

1、NFTとは?

(1)内容

NFTとは「ノン・ファンジブル・トークン」の略です。「ファンジブル」とは「代替可能・代替できる」という意味であり、「ノン・ファンジブル」とは「代替不可・代替できない」という意味です。

このため、NFTは日本語で「非代替的トークン」とされ、これは「世界にひとつだけのデジタルデータ」と考えるとわかりやすいでしょう。

NFTには暗号資産と同様に、ブロックチェーン技術が使われています。ブロックチェーン技術とは、特定の管理者が存在せず、ユーザー全員が相互承認して信用を付加する仕組みです。中央集権的な管理体制とは対照的で、分散型システムとされます。

(2)ブロックチェーン技術の登場によるデジタルデータの価値の変化

ブロックチェーン技術の特徴は以下の3つです
①コピー・改ざんできないこと
②価値の移転ができること
③誰でも閲覧可能なこと

ここで大切なのは①です。理由は、コピーや改ざんをできないことが、デジタルデータに固有の価値を与え、希少価値を生むからです。

NFTの価値は海外ではすでにバブルともいわれる活況を見せています。例えば、デジタルアート作品に約75億円の値が付いたり、Twitter社CEOのジャック・ドーシーの初ツイートが約3億円で落札されるというニュースもありました。

NFTによってデジタルコンテンツの価値は大きく向上しました。そして、その可能性は今後さらに広がっていくでしょう。

(3)代行業者を利用するメリットとデメリット

 ・メリット

 ①日本円で決済できる。

NFTの売買は通常、暗号資産を用いて行われます。ただ、暗号資産で決済を行うことは初心者にとってはハードルが高いです。金融の知識だけでなく、IT技術への理解も必要だからです。しかし、代行業者を利用すれば日本円で手軽に決済できます。

②日本語で対応してもらえる。

NFT のプラットフォームは海外製のものが多く、日本語に対応していないケースも少なくないです。この点、代行業者を利用すれば、日本語でやり取りできます。トラブル対応も含めて日本語で対応できるのは大きなメリットでしょう。

・デメリット

①代行手数料がかかる。

NFTは、出品や売買に関わる手数料がある程度かかってしまいます。さらに業者の代行報酬が上乗せされるのです。コストがかかってしまうのはデメリットといえます。

②NFTや暗号資産など新しい技術への理解が深まらない。

新しい技術は、実際に利用してみないとなかなか理解が深まりません。この点はNFT も同様で、制作や売買を実際に行わないと理解できない点も存在します。全ての流れを自分で行えばその分、理解も深まるでしょう。代行業者の利用は手続きを楽にはしますが、技術への理解が深まらない点はデメリットです。

2、NFT代行サービスの種類

(1)NFT購入代行サービス とは?

NFTを購入する場合、専用のプラットフォームで買わなければなりません。ところが、NFT売買のプラットフォームは海外製のものが中心で、 日本人には使いにくいです。しかも、購入にあたって暗号資産を決済に利用しなければなりません。暗号資産の知識に乏しい人には難易度が高いです。
そこで利用したいのが、NFT購入代行サービスです。利用すれば日本円で決済でき、プラットフォーム上のやり取りも代行してもらえます。日本人にとってNFT 購入のハードルを下げてくれます。

(2)NFT出品代行サービスとは?

NFTのプラットフォームへの出品を代行します。海外製のプラットフォームが多く、一般のユーザーには言葉の壁があります。代行業者を利用すれば手軽にプラットフォームに出品できます。
また、出品後に万一トラブルが発生した場合、代行業者を利用していればトラブル対応もサポートしてもらえます。場合によっては海外とのやり取りも発生しかねません。そんなときのためにも代行サービスの利用は有効です。

(3)NFT作成代行サービスとは?

自分のデジタルアートをNFTにしたいというのはクリエイターであれば誰でも思うところでしょう。しかし、NFT化するために技術的なハードルが高いのも事実です。しかも、NFTとして価値をつけるためにはマーケティング戦略も重要です。制作の段階からマーケティング戦略を念頭におかなければなりません。これをクリエイターが単独で行うのは至難の技です。
そこで代行サービスを利用して、販売までを見据えた制作プロセスを踏むべきです。

3、代表的なNFT代行サービス5選

(1)「PPRPのNFT 購入代行サービス」(購入代行)

2022年3月にPPRP(公益研究基盤機構)が発表したのが NFT 購入代行サービスです。
「欲しい NFT が今すぐ買える」というコンセプトのもとにサービスが始まりました。

利用方法は非常に簡単です。NFTやブロックチェーンの専門知識は全く不要です。まず公式サイトから、欲しい NFTのOpnesea上のURLと購入希望額を入力します。次に日本円を指定の口座に送金すれば、これで申し込みは完了です。あとはNFTを受け取るだけです。

もっとも、次のような制約もあるので注意が必要です。
①Polygonネットワークのみ対応していること。
②Opensea上のNFT だけに対応していること。
③ Openseaで落札できなかった場合、返金は日本円かY-TORAで行うこと。

なお、Y-TORAとは、価格の変動が日本円と連動する暗号資産です。

公式サイト

(2)「Crypto-less NFT.com」(作成代行・出品代行)

Crypto-less(クリプトレス)とは、Cryptocurrency(仮想通貨)が必要ないという意味の造語です。サービスの目指すところは、仮想通貨(暗号資産)を使用せずにNFTを作成し、出品できることです。

出品できるプラットフォームは、Openseaなど5つのプラットフォームを取り扱っています。

利用の手順は、まずNFT化したいデジタルデータを用意します。最初は無料相談をしてください。作品や予算から最適なプラットフォームを選び、出品を代行します。あとはNFTが売れれば売り上げが入金される流れです。予算も3,000円から利用可となっています。

注目すべきは、出品時に必要な経費を全てカバーしている点です。クライアントは別途ガス代を支払う必要はありません。

公式サイト

(3)「アシスト株式会社」(作成代行) 

ヒアリング段階からサポートし、実際の NFTの作成、販売戦略までサポートします。作っただけで終わりではなく、売却するところまでがNFT制作だと考えています。

イメージを形にするところから始められるので、まだ作品がデジタル化できてない場合でも相談できます。 ヒアリングする中でデジタルアート作品に仕上げられます。

予算はNFT作成が3万円からです。無料相談することもできるのでまずは見積りから始めるのがよいでしょう。
また、メタバースの作成も相談可能です。 NFT作品を自作して、自分のメタバース空間に作品を出展することもできます。

公式サイト

(4)「出品代行LP_v1.0」(出品代行) 

ネットオークションの出品代行の、NFT版と考えれば理解が早いでしょう。 NFT作品を送るだけで、あとは出品を代行してもらえます。例えば紹介文の作成や取引上のやり取りも自分で行う必要はありません。

予算は出品代行料15,000円が固定でかかります。加えて手数料が落札金額の2.5%かかるのとガス代も実費となります。万一落札されなかった場合、追加費用は不要です。

また、NFT NOWというWebメディアも運営しています。 NFTは情報が日々更新されるので常に最新情報をチェックしなければなりません。そんな時、専門のWEBメディアは貴重な存在です。

公式サイト

(5)「五方よしのNFT出品サポートサービス」(出品代行)

運営元は、DX化や働き方改革に関連するITサービスを提供するスタートアップ企業です。事業の中の一環として NFTの出品代行を扱っています。目指しているのは、専門知識のない人でもデジタル作品をNFTとして出品できるサービスの創出です。予算は出品代行料15,000円が基本となり、その他の費用はNFT作品ごとに変動します。

公式サイト

4、【番外編】クラウドソーシングサイトの利用による各種NFT代行

(1)メリット

NFTは画期的な技術です。しかし、制作したり、売買するには初心者にとってハードルが高いのも事実です。また、代行業者を利用するとしても、NFT自体が新しい技術であるため事業者も多くないです。

そこで、手軽に NFTの代行を依頼できるのがクラウドソーシングサイトです。個人に依頼できるので圧倒的に手軽で、しかも手数料も割安です。NFT初心者が初めて取引するときの入門としておすすめです。

(2)デメリット

個人に依頼するためレベルのばらつきが大きいことです。ある程度、経験を積んでいる人に依頼できれば、コスパ良くしっかりしたサービスを受けられます。一方、経験の少ない人に依頼してしまうと、十分なサービスを受けられない可能性もあります。どの相手に依頼するかが非常に重要です。この点の見極めは、力量が問われるところです。

実際に依頼する前に質問することもできます。気になるところは必ず全て確認しましょう。納得できるところまで確認して、依頼するかどうか決めてください。

クラウドソーシングサイトは便利ですが、結果も自己責任という側面もあります。この点だけは注意が必要です。

5、最後に

2021年は海外でNFT市場が急拡大を見せた年でした。このため、報道を通じてNFTについて耳にしたことのある人も少なくないと思います。しかし、NFTとは何なのか、どうやって制作したり、売買するのかについて理解している人は少ないでしょう。

NFTは2020年代を牽引していくテクノロジーになる可能性を秘めています。だからこそ、他の人に先んじてNFTについて学び、先行者利益を確保したいところです。

日本でもNFT 市場は整備されつつあります。例えば、有名IT企業がNFTサービスを発表したり、代行サービスも様々なものが登場しています。これからNFTを始めるにはぴったりなタイミングになりつつあるのです。

 

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