在宅勤務が可能なオンラインアシスタントは、子育て中の主婦や、時間・場所にとらわれず働きたいフリーランスの方に注目されている職業です。
この記事では、オンラインアシスタントの仕事内容にはどのようなものがあるのか、実際にどうやって仕事を進めるのか、について解説します。
オンラインアシスタントとして働きたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
オンラインアシスタント「タスカル」の中で働く人のインタビューはこちらに掲載しています。
オンラインアシスタントとは
オンラインアシスタントとは、クライアントのバックオフィス業務全般を、オンライン上でサポートしてくれるサービスのことです。
専門的な知識やスキルを持ったアシスタントにノンコア業務をアウトソーシングすることで、人材不足を解決し、業務の効率化を図ることができます。
リモートワークの普及に伴い、日本でも注目されるようになりました。
オンラインアシスタントの仕事内容
オンラインアシスタントの業務内容は、以下のように多岐にわたります。
- 秘書・総務
- 経理
- 営業・マーケティング
- 人事・採用
- Web運用
ただし、オンラインアシスタントがサポートできるのはノンコア業務です。基本的に定型業務や単純作業、明確な指示ができる業務が対象となります。
それでは具体的な仕事内容を見ていきましょう。
秘書・総務
秘書や総務などのバックオフィス業務は、売上に直結する仕事ではないものの範囲が広く、時間を圧迫しがちな業務です。
日々さまざまな業務が発生するため、オンラインアシスタントを導入することで効果を実感できる分野でしょう。
以下、業務の具体例です。
- メール対応
- スケジュール管理・調整
- 出張手配
- 会食手配
- 備品手配
- 議事録作成
経理
専門スキルが求められるもの、定型業務が多い経理は、オンラインアシスタントに依頼しやすい業務の1つです。
豊富な知識・経験を持つアシスタントがサポートすることで、社内の担当者に業務が偏ったり、負荷が重くなったりするのを防ぐことができます。
以下、業務の具体例です。
- 会計ツールの導入サポート
- 記帳代行
- 経費精算
- 請求書発行
- 領収証発行
営業・マーケティング
営業やマーケティング関連の事務もオンラインアシスタントに依頼可能です。
資料作成やデータ入力などの定型業務をアウトソーシングすることで、社内の営業担当者は、商談や営業などのコア業務に集中することができます。
以下、業務の具体例です。
- 会議資料・提案書の作成
- プレゼン用の資料作成
- データ入力・集計
- レポート作成
- 競合や業界のリサーチ
人事・採用
既存社員の勤怠管理や、採用に伴う手続きなどの人事関連業務も、オンラインアシスタントが活躍する分野です。
特に採用には大きな手間や時間がかかるため、人事・採用の専門家がサポートすることで業務効率化につながるでしょう。
以下、業務の具体例です。
- 求人出稿
- セミナー用の資料作成
- 面接スケジュールの管理・調整
- 応募者対応
- 面接会場の手配
- 勤怠管理
- 給与計算
- 入社・退職の手続き
Web運用
近年需要が高まっているのがWeb運用です。専門スキルを持つオンラインアシスタントに依頼することができます。
デザインなどのクリエイティブ関連業務は、ミスマッチのないよう、制作物のイメージを具体的に伝えることで対応可能になります。
また、簡単な画像加工や、Instagram・FacebookなどのSNS運用代行にも対応しています。
以下、業務の具体例です。
- Webデザイン
- Web制作
- SNS運用代行
- バナー作成
- 画像加工
- ECサイト運用代行
- 動画編集
その他
そのほかにも、以下のような業務をサポートしてくれるケースがあります。ただし、会社によって提供内容は異なるため注意が必要です。
中にはオフライン業務に対応しているサービスもあるため、依頼する可能性がある場合は、事前に確認しておきましょう。
- 翻訳・英語メール対応
- Web広告運用サポート
- コーディング修正
- プレスリリース作成
- メルマガ作成
- 電話対応
- 文字起こし
- オフライン業務
オンラインアシスタントの仕事の進め方
オンラインアシスタントがどのように仕事を行うのか、について解説します。
基本的にオンラインで完結
仕事探しから業務遂行まで、すべてのやり取りをオンラインで行うのが基本です。
やり取りはメールやチャットツールで行うことが多いほか、Web会議を行うこともあります。
すべてオンラインで完結することから、地方や海外から働いているアシスタントもいます。
個人またはチームで仕事を行う
クラウドソーシングサイトを利用したり、SNSを活用したりして仕事を獲得しているアシスタントは、基本的に個人で仕事を受注し、業務を遂行します。
一方、オンラインアシスタントサービスを提供する会社に登録して働く場合、チーム制で対応することが多くなっています。
チームは、案件ごとに必要なスキルを持ったアシスタントにより構成されます。チームにはディレクターがついており、全体をまとめる形です。
ディレクターがクライアントとの窓口を担うため、オンラインアシスタント未経験の方にとっては、チーム制だと安心でしょう。
オンラインアシスタントの仕事内容に関するQ&A
オンラインアシスタントの仕事内容について、よくある質問への回答を3つ紹介します。
Q.未経験でもオンラインアシスタントになれる？
未経験でもオンラインアシスタントになることは可能です。
なぜなら、オンラインアシスタントになるために必要な資格はないからです。
ただし、専門スキルを証明する資格があることで採用率があがったり、対応可能な案件が増えたりする可能性はあります。
また、在宅ワークを行うにあたって必要なインターネット環境は、ご自身で用意しなければなりません。
Q.オンラインアシスタントになる方法は？
オンラインアシスタントになるには、主に3つの方法があります。
- ①オンラインアシスタントサービスを提供している会社に登録する
- ②クラウドソーシングサイトに登録する
- ③直接営業活動を行う
それぞれにメリット・デメリットがありますが、オンラインアシスタントサービスを提供している会社に登録するのが最も一般的です。
Q.副業や兼業は可能？
基本的に副業や兼業は可能です。ただし、契約形態によって異なるため、登録しているサービス企業に事前に確認しましょう。
また、「競合企業での副業・兼業はNG」「事前申請が必要」といった条件付きのケースもあるため、忘れずにチェックしておきましょう。
オンラインアシスタントの仕事内容は多岐にわたるので未経験でも登録してみよう！
オンラインアシスタントの仕事内容は多岐にわたります。
さまざまな経歴を生かして働ける仕事のため、未経験からでも十分活躍できる可能性があります。
オンラインアシスタントに興味のある方は、タスカルで働くスタッフのインタビュー記事もぜひご覧ください。
