「通勤時間の往復を、子供の未来を創る時間へ」ECサイト運営のプロから制作ディレクターへ。家族と社会を繋ぐ“最高の在宅ワーク”

ディレクター 制作

オンラインアシスタントサービス「タスカル」には、驚くようなスキルを持ったプロフェッショナルが数多く在籍しています。今回お話を伺ったのは、ECサイト運営の第一線で活躍し、現在はタスカルの「制作チーム」でディレクターとデザイナーを兼務するスタッフです。

製造事務からウェブデザイナーへと大胆なキャリアチェンジを果たし、結婚・出産というライフステージの変化を経て、彼女がたどり着いたのはタスカルという働き方でした。

片道1時間以上の通勤、時短勤務の限界、そして「いつか在宅に」という約束が果たされなかった会社員時代……。彼女が語る「在宅ワークだからこそ叶えられた、お子さんの発達サポート」と「働くママとしての心のゆとり」について、6500字を超える圧倒的な熱量で詳しくお届けします。

ータスカルにジョインされるまでの、歩みを教えていただけますか?

私のキャリアは、少し変わっているかもしれません。最初は製造事務として9年ほど勤めていました。安定した仕事ではあったのですが、20代後半になった時「このままでいいのかな?本当にやりたいことは何だろう?」と自問自答するようになったんです。

もともと、クリエイティブなことやデザインに興味がありました。そこで思い切ってウェブデザインの学校に通い、キャリアチェンジを決意しました。そこから制作事務所で4年弱ほど修行を積みました。

ー製造事務からウェブデザイナーへ!かなりの覚悟が必要だったと思いますが、その後はどのようなお仕事を?

結婚を機に、ECサイト(楽天市場やYahoo!ショッピングなど)を運営している企業に転職しました。そこではウェブデザイナーとして約5年間、出産・育休を挟みながらも最前線で働いていました。

ーECサイトの運営というと、具体的にはどのような業務をされていたのでしょうか。クライアント様からもよく「EC周りを手伝ってほしい」というお声をいただくのですが、具体的な作業イメージを伺えますか?

本当に多岐にわたりますね。まずは「商品登録」。ただ登録するだけでなく、お客様が検索した時にヒットしやすいキーワードを盛り込んだり、商品説明文を作ったりします。

一番重要で、私が力を入れていたのは「商品ページの作り込み」です。ネットショップは実物が見られない分、写真やデザインがすべて。どうすればお客様が興味を持ち、スクロールを止め、最後には「購入」ボタンを押してくれるか。それを心理学的な視点も含めてバナー画像や縦長のランディングページ(LP)としてデザインしていました。

ーまさにタスカルが求めていた「逸材」ですね!そういった実務経験が豊富なスタッフがいてくれるのは、セールスとしても本当に心強いです。

ー 9年も勤めた企業から、なぜ在宅ワーク、そしてタスカルへと舵を切られたのでしょうか。

一番の理由は、家庭と仕事の「バランスの限界」でした。 結婚した当初、勤めていたデザイン事務所は夜が非常に遅かったんです。両親からも「相手のこともあるから、定時で上がれる仕事に変えたら?」と言われて転職したのが前職でした。前職は「将来的に在宅ワークを可能にしてあげるから、うちにおいで」と言われて入社したんです。

ー会社側から「在宅OK」という約束があったのですね。

でも実際は、会社が遠方だったこともあり、片道1時間以上の通勤時間が毎日かかっていました。出産して育休が明け、時短勤務で復帰したのですが、園の送迎とフルタイムの勤務がどうしても噛み合わなくて。時短にしても、お迎えの時間はいつもギリギリで、毎日がパニック状態でした。

「これでは将来的にフルタイムに戻れないし、子供との時間も作れない」と感じ、上司に何度も「そろそろ在宅を検討してもらえませんか?」と打診したんです。でも、「復帰したばかりだからあと1年待って」「上がまだ許可を出さないから」と、ジャブを打つたびに引き延ばされてしまって……。

ー1年も頑張って待ったのに、それは辛いですね。

最後は「都合よく引き延ばされているだけだ」と見切りをつけ、腹をくくって退職を決めました。通勤の往復2時間以上あれば、もっと子供に温かいご飯を作ってあげられるし、自分の心にも余裕ができるはずなのに、その時間がただ削られていくのが虚しくて。

そこからは、個人事業主として開業届を出し、自分で直接案件を取りつつ、並行して「社会と繋がれる場所」としてタスカルに応募しました。

ー現在、タスカルの制作チームで「ディレクター」を担当されています。年末頃から就任されたとのことですが、具体的な業務の流れや工夫されている点を教えてください。

メインはWeb制作で、Webサイトの新規制作やリニューアルを中心にディレクションに入らせてもらっています。クライアント様のご要望をヒアリングし、それを形にするための「設計図」を作って、制作スタッフに適切に繋ぐことを大切にしています。

【制作ディレクターとしての基本フロー】

  1. ヒアリング: チャットワークやオンライン会議でクライアント様のお悩みを伺う。
  2. 要件定義: 「何を求めているか」を深掘りする。例えば「バナーを作りたい」という依頼でも、目的がセール告知なのか新商品紹介なのかでデザインは180度変わります。
  3. デザイン制作: 私自身がデザインまで担当することもあります。5年のブランクを埋めるべく、今のトレンドを猛勉強しながら進めています。
  4. コーダーさんへの連携: デザインができたら、コーディングを担当するスタッフさんにパスします。

ーディレクションをする上で、特に大切にしている「こだわり」はありますか?

「相手の求めているゴールを、自分のこと以上に理解すること」です。クライアント様が言葉にできないニュアンスを、いかに汲み取れるか。

あと、これはテキストコミュニケーションならではのこだわりですが、「言葉がキツくならないようにすること」です。チャットだと、どうしても短文で冷たく聞こえがちですよね。相手に威圧感を与えず、かつプロとしての提案はしっかり伝える。その絶妙なバランスを保つために、ChatGPTに文章のニュアンスを相談したりもします(笑)。

ー最新ツールも使いこなされていますね!オンラインアシスタントとして、顔の見えないやり取りの難しさは感じませんか?

実は私は「Face to Face」派なんです。テキストだけでも仕事は回せますが、やっぱりミーティングをして、クライアント様の表情や雰囲気を感じ取った方が、やりやすさが格段に違います。「あ、この方はウェブの用語はあまり詳しくないけれど、パッションがすごいんだな」とか「この方は論理的な説明を好むんだな」とか、そういう空気感は声を聞いて初めてわかります。だから、できるだけ最初はお顔を合わせてお話ししたいなと思っています。

ー在宅ワークに切り替えて、生活はどのように変わりましたか? 通勤時間がゼロになった以外のメリットがあれば教えてください。

これ、実は最大のメリットなんですけど……。働き方を変えてから、こども園の先生に「お母さん、以前よりパツパツした感じがなくなって、余裕が出てきましたね」と言われたんです。それがきっかけで、先生から「実はお子さんのことで少し気になる部分があって、ゆっくりお話ししませんか?」とお声がけをいただきました。

ー先生は、「心の余裕」を見て、お話しするタイミングを見極めていたのですね。

そうなんです。そこで発達の遅れや、多動・発語に関する懸念を伝えていただきました。私自身も「他の子と少し違うな」と薄々感じてはいたのですが、毎日会社へ往復してバタバタしていた頃なら、もしその話を聞いても、すぐに対応する時間も精神的なゆとりもなかったと思います。

でも、今は在宅ワーク。先生に言われてすぐに、療育(発達支援)の相談や病院の予約を入れ、送迎にも無理なく対応できるようになりました。

ーそれは、お子さんの将来にとって本当に大きな転換点ですね。

本当に。療育は早い時期からの対応が大切だと言われています。今、3歳というタイミングでしっかりと子供に向き合えているのは、会社員を辞めて、タスカルで在宅という道を選んだからこそだと思っています。

療育先は遠方で不定期なのですが、タスカルは中抜けができるので、昼間に子供を送迎して、帰ってきてからまた仕事に戻る、といった柔軟な働き方ができています。もし外に働きに出ていたら、毎週のように半休を取らなければならず、申し訳なさで仕事を辞めていたかもしれません。

ー療育への送迎などは、ディレクターという「責任ある立場」と両立させるのは大変ではありませんか?

実は、最初はそれが不安だったんです。「療育先が田舎で携帯の電波も入らないので、ディレクターなのに連絡が取れなくなる時間があって大丈夫でしょうか?」と運営に相談しました。

すると、「それなら、不在の時に一時返信をしてくれるスタッフをアサインするから大丈夫だよ!」と、すぐに体制を整えてくださったんです。

ー一人で抱え込まずに済むのが、タスカルの良さですよね。

本当に助かりました。会社員時代のような「休むことへの罪悪感」が、ここにはありません。自分と同じように育児や介護と両立させているママさんがたくさんいて、お互いに「お互い様だよね」と言い合える。この心理的な安全性があるからこそ、クライアント様の前でも常にベストな自分でいられるんだと感じています。

ー今の生活リズムは「ベストな状態」と言えそうですね。

一番嬉しいのは「怒りんぼなお母さん」を卒業できそうなことです(笑)。 会社員時代は常に時間に追われ、子供にきつく当たってしまうこともありました。でも今は、自分のペースで仕事ができ、社会ともしっかりと繋がっていられる。この「社会的な繋がり」が自信になり、それが子供への優しさとして還元できている実感があります。

ー最後に、これからタスカルで働いてみたい、あるいは在宅ワークへの一歩を迷っている方へメッセージをいただけますか。

もし、今あなたが「何かに縛られて働くのが苦痛だ」と感じていたり、「もっと子供と関わりたいけれど、キャリアも諦めたくない」と悩んでいたりするなら、迷わずタスカルの門を叩いてほしいです。

タスカルは、自分の時間を上手に使えれば、会社員のようなプロ意識を持ちながらも、家で自分のやりたいことを叶えられる場所です。最初は不安かもしれませんが、ここにはあなたと同じように頑張っている「同士」がたくさんいます。まずは一歩、踏み出してみてください。きっと、新しい景色が見えるはずです!

ーありがとうございました!

【1日のスケジュール】

6:30 起床・家事

8:00 こども送迎(療育施設へ出発)

9:00 療育開始(こどもの調子が良さそうであればオフライン作業)

10:30 療育終了・こども園へ出発

11:30 帰宅・昼食(急ぎがあれば対応)

12:00 業務開始

17:00 業務終了・子ども送迎

18:00 夕食、お風呂、家事

21:30 子どもの寝かしつけ

22:30 寝落ちから復活できれば制作業務やフリータイム

24:00 就寝

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