ガレージカレントや外車王などを運営する輸入車総合カンパニーの カレント自動車株式会社様。
採用実務をオンラインアシスタント化する理由と気をつけるべきこと、そしてタスカルの魅力についてお話を伺いました。
事業課題 | 採用戦略の方針変更に伴い、採用実務のアウトソース先を探していた。 |
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導入の決め手 | ある程度丸投げ状態の業務でも相談ができる点。 採用実務以外にも業務を広げて使っていける点。 |
タスカったポイント | 採用業務が完全に手離れし、採用戦略に使える時間が増加。 |
タスカルを使い始めたきっかけ、導入の決め手とは?
一番最初にこのサービスを知ったきっかけと、契約の決め手となった部分を教えていただけますでしょうか?
タスカルさんをどのように知ったかというと、知人から紹介を受けました。
人材系のお仕事をされていらっしゃる方だったのですが、弊社の人事・採用面での課題を解決するために相談をしたというのがきっかけですね。
いくつかサービスを見た中で決められたのでしょうか?
オンラインアシスタントサービス4社で比較検討しました。
その中で最終的に選んでいただいた理由は何だったのでしょうか?
少し雑な言い方になってしまうのですが、ある程度丸投げしてご相談できるところですね。
また、採用実務以外にも頼みたい業務が今後発生する確信があったので、業務を広げて使っていける点もポイントとしては高かったと思います。
他社さんですと、導入までにそれなりに時間がかかると言われたことも大きいです。
ある他社サービスでは業務発生ごとに都度アシスタントを面談して採用判断し、その人たちを育成しなければいけないケースもありました。
できる限り早く始めたかったんですよね。
タスカルの契約から稼働開始までのスピード感はいかがでしたか?
スピードが速いっていうのはタスカルさんのストロングポイントかもしれません。導入までのスピードですね。
角前さん(タスカル代表)に、「もう明日からでも行けます」ぐらいのことを言っていただきました。現実的には明日にならなかったんですけど(笑)
ただ、他社に比べれば、すぐ必要な人材をアサインしていただいて、すぐ始められる。
このスピード感はやっぱり素晴らしいなと思いましたね。
採用実務の課題を、オンラインアシスタントでどのように解決したか?
導入前に具体的にどういう課題があって、ソリューションを探していたのでしょうか?
当時、採用業務をすべて私がやらないといけない状況でした。
採用の実務に追われてしまって、本来やらなくてはいけない経営に関わる業務や採用戦略面にリソースを割けない懸念がありました。
それまでは採用業務は渡辺さまが全てやっていらっしゃったのでしょうか?
昨年の12月までは、採用戦略面からRPOまでのソリューションを提供する会社に頼んでいたのですが、方針変更をすることになりストップしたんです。
そこで今年1月に入ってから、全ての採用実務をやらなくてはいけない状況を見越して、12月中から採用実務を任せられるアウトソース先を探していました。
依頼されている採用実務は、具体的にどのような業務に分解できますか?
主に以下の4つの業務があります。
1、業務フロー設計
・どういう流れで応募者や媒体に対応していくかのフロー設計
・メールのテンプレート作成
など
2、応募者管理
・応募者のスクリーニング
・データベースにレジュメを登録
・応募者情報、書類のまとめ
など
3、面談スケジュール管理
・応募者とメール等でやりとり
・面談日程が決まったらGoogleカレンダーに入力
・スケジュール管理
・応募者へのリマインド連絡
など
4、媒体窓口
・採用媒体との連絡
・転職エージェントとの連絡
など
これらの業務の実務をすべてタスカルさんに依頼させていただいています。
採用実務のアウトソーシングでつまずいたポイントとは?
今回のアウトソーシングでつまずいた点、工数がかかった部分は何かありますか?
業務フローの作成と、応募者のスクリーニングですね。
業務フローは私が設計をして、それをタスカルさんにて言語化してもらいました。
弊社主導で進めていく必要があるという点ではちょっと時間がかかりましたね。
応募者のスクリーニングに関しては、職種ごとにジョブディスクリプションをしっかり定義した上で判断基準をつくりました。
その基準と照らし合わせて、迷ったらどう判断するかを、はじめは丁寧に確認してもらいました。
スクリーニングをどのラインでするかという目線合わせに、結構時間がかかったと思います。
タスカル導入時の注意点とは?
その他にタスカル導入時に注意しておけばよかった点などありますか?
相談ベースで業務を依頼しているので、どうしてもそれなりにコミュニケーションの時間がかかるところですかね。
細かくマニュアル化して準備をする時間と、丸投げして任せながら構築していく時間、どちらを取るか次第だと思うんですよね。
当社のような50~60人ぐらいの会社ではまだまだ仕組み化・マニュアル化できていない課題もあるかと思います。
弊社は任せながら構築していく選択をしましたが、コミュニケーションにかかる時間は必然なのかもしれません。
タスカルに発注する際にどのプランを選ぶか悩む企業様も多いようです。
実際にどのように決められましたか?
基本的に当社では、タスカルさんへの支払いは人件費として考えています。
実際にアシスタントを直接採用して育てて管理していく費用と比較して、金額も合理的だと判断し決めました。
契約期間に関しては、使ったことがないサービスなので、実際にやってみて、合う・合わないが出てくると思うんですよ。
その折り合いをつけるため、6ヶ月プランにさせてもらいました。
利用前のイメージと違ったことはありましたか?
イメージと違ったことはないのですが、RPOを提供している他社に比べて、結構いろいろ弊社から教えなきゃいけないんだな、というのは感じましたね。
最初は教育に工数や手間がかかったということですが、現在は手離れよくなっていますでしょうか?
はい。今ではもう完全に手離れしています。
当初は角前さんやディレクターさんにも入っていただいて、どういう人材をアサインするか、日々のやりとりの中で何を改善すべきかを、アドバイスしていただきました。
おかげで、だいぶ改善が図れたと思います。
タスカルの良いところ、今後期待することは?
プラットフォーム型のクラウドソーシングとの違いはどこにあると思いますか?
ある程度、丸投げでご相談から始められるところじゃないでしょうか。
担当ディレクターさんがついてくださるので。
もし情報が足りなければ「ちょっとこれ教えてください」ということも言ってくださるので、走りながら体制構築できる点が良いです。
テレビ会議ではなく、Slack上でもやり取りできるのもいいですね。
業務マネジメントからできるだけアウトソースしたいということですね。
そうですね。あと、直接採用だと担当者がいなくなったら、また新しい人を採用しないといけないじゃないですか。
タスカルさんの場合、他の人をアサインしてもらえる安心感もありますよね。
IT人材の採用において重視しているポイントはどの点ですか?
マーケターやWebディレクター、エンジニア、デザイナーなどの採用は他社との競争が激しさを増しています。いかに当社に興味を持ってもらえるか。
かつ、当社にマッチする方へいかに魅力を伝えられるかが大事です。
なるほど。その中でオンラインアシスタントが価値発揮するには、どういう事を期待されていますか?
タスカルさんに、今の課題に対して価値発揮していただけるのは、スピードだと思います。
24時間張り付いて業務をしていただいているわけじゃないので、実際は当社のリクルーターからリマインドすることも多いです。
自主的にタスクを拾っていただけると嬉しいですね。
ただ、当社から連絡したらすぐに対応していただけるので、不満ではありません。
不満ではないものの、タスカル側で業務改善が必要な部分ということですね。
タスカルさんには採用実務を期待する以上に円滑に回してもらうことを望んでいます。
なぜかというと、そうすることで、私とリクルーターが採用戦略のほうに使える時間が増えるからです。
とにかく対応スピードを上げていただくことが、一番の価値じゃないかと思いますね。
本日は貴重なご意見ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
▼後半では、タスカル導入初期から変化したことなどについてお伺いしています。
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