自分でホームページを作りたいと思ったとき、以前はHTMLやCSSといったコーディングの知識やスキルが必要でした。しかし今では、ツールを使って簡単に、ホームページが作れるようになっています。
本記事では、数あるツールの中でどれを選ぶべきか悩んでいる方に向けて、おすすめのホームページ無料作成ツールを6つご紹介します。選び方や有料ツールとの違いも解説しますのでご確認ください。
また、「ホームページの作成をオンラインアシスタントに依頼したい」という方は、ぜひ『タスカル』の無料相談へお問い合わせください。
ホームページ無料作成ツールの選び方
まずは、ツールをどのような観点から選ぶべきか、決める前に何をするべきか解説します。
大切なのは以下の3つです。
- ホームページの種類と目的を明確にする
- 自社に必要な機能を備えたツールを選ぶ
- 試用して最終的に決める
ホームページの種類と目的を明確にする
ツールを探す前にまずは、何のために、どのようにホームページを作りたいのかを明確にしましょう。
例えば、以下のようなホームページは、それぞれに種類や目的が異なります。
- オウンドメディアとして多くの記事を作成・投稿していきたいホームページ
- 企業情報を掲載するためのシンプルなホームページ
- 主力商品・サービスの魅力を伝え、コンバージョンにつなげるためのランディングページ(LP)
事前に確認しておくことで、自然と必要な機能やスペックが見えてくるでしょう。
自社に必要な機能を備えたツールを選ぶ
次に、複数のホームページ無料作成ツールを比較して、自社に必要な機能を備えたものを探しましょう。
ツールによって容量やページ数の上限が違っていたり、サポート機能の充実度が異なっていたりするので注意してください。
試用して最終的に決める
最後に、機能や特徴から気になったツールを、実際に試してみましょう。
操作・編集しやすいかどうかは、実際に動かしてみないと分かりません。また、自分好みのテンプレートやデザインがあるかどうかも重要です。
これから紹介する6つはすべて無料のため、手軽に試すことができて安心です。
ホームページ無料作成ツール比較表
気になる特徴ごとにホームページ無料作成ツールを比較できる一覧表です。ぜひお役立てください。
ツール名 | ページ公開数 | 容量 | 広告の非表示 | 独自ドメイン | Googleアナリティクス |
①WordPress | 無制限 | 1GB | 有料のみ | 有料のみ | 有料のみ |
②Wix | 100ページ | 500MB | 有料のみ | 有料のみ | 有料のみ |
③Jimdo | 5ページ | 500MB | 有料のみ | 有料のみ | 有料のみ |
④Ameba Ownd | 10ページ | 1GB | 有料のみ | 〇 | 〇 |
⑤ペライチ | 1ページ | 無制限 | 有料のみ | 有料のみ | 有料のみ |
⑥Crayon | 3ページ | ー ※画像数の上限は10枚 | 有料のみ | 有料のみ | 有料のみ |
※情報は2023年3月時点のものです。詳細は公式サイトでご確認をお願いします。
ホームページ無料作成ツールおすすめ6選
利用者の多いものや、ユニークな特徴を持つものなど、おすすめしたいホームページ無料作成ツールを6つピックアップしました。
それぞれの特徴や便利な機能を紹介します。
①WordPress(ワードプレス)|世界一利用されている人気ツール
画像引用:WordPress
「WordPress(ワードプレス)」は、Web 上の43%のサイトに使用されている人気のホームページ作成ツールです。利用者が多いため、ホームページの作成やカスタマイズに関する情報をインターネット上で得やすいのもポイントです。
また、「プラグイン」と呼ばれる拡張機能が充実しているため便利です。問い合わせフォームの設置や画像の自動圧縮、セキュリティ対策など、必要な機能を自身で追加することができます。
「テーマ」と呼ばれるデザインのテンプレートも、有料・無料を含めて豊富に存在しています。
なお、WordPressにはレンタルサーバーにインストールして利用する方法(WordPress.org)と、レンタルブログサービスを利用する方法(WordPress.com)の2種類があるため、導入前にご確認ください。WordPressと言った場合、一般的には前者を指します。
②Wix(ウィックス)|豊富なテンプレートと機能が魅力
画像引用:Wix
「Wix(ウィックス)」はイスラエル発のホームページ作成ツールです。
2006年にスタートして以来、登録ユーザーは2億人を突破し、世界190カ国で利用されるようになりました。WordPressに次ぐ人気ツールといえるでしょう。
ドラッグ&ドロップの簡単操作や、業種ごとにデザインされた800種類以上の豊富なテンプレートが魅力です。
また、他のツールに比べて細かいカスタマイズができるため、ホームページを作りこみたい人におすすめです。
③Jimdo(ジンドゥー)|質問に答えるだけの「AIビルダープラン」も
画像引用:Jimdo
「Jimdo(ジンドゥー)」はドイツ生まれのホームページ作成ツールで、日本では2009年からスタートしました。3200 万以上のホームページが作られた実績があります。
無料プランにも2種類あり、ドラッグ&ドロップ操作で作り上げる「クリエイタープラン」、質問に答えるだけでホームページが完成する、初心者に優しい「AIビルダープラン」から選ぶことができます。
④Ameba Ownd(アメーバオウンド)|オシャレなページを簡単作成
画像引用:Ameba Ownd
「Ameba Ownd(アメーバオウンド)」は株式会社サイバーエージェントが提供しているホームページ作成ツールです。
簡単に、デザイン性の高いオシャレなホームページを作ることができます。
また、無料プラン内で独自ドメインやGoogleアナリティクスの設定が利用できるのは、他のツールにないメリットです。
⑤ペライチ|ランディングページ(LP)作成に最適な日本製ツール
画像引用:ペライチ
「ペライチ」は、簡単にシンプルなページを作成できる日本企業のサービスです。
さまざまな活用シーンにあわせたテンプレートが用意されており、1ページで完結するページを作る場合は最適なツールです。
また、日本製ツールのため、管理画面やサポートが日本語で利用できるのもメリットです。
⑥Crayon(クレヨン)|スマホだけでホームページ作成を実現
画像引用:Crayon
「Crayon(クレヨン)」は、株式会社ハンズが提供するホームページ無料作成ツールです。
パソコンはもちろん、スマホだけでも簡単にホームページを作成・編集できるのが特徴です。
スマホで撮った写真をそのままアップロードして公開するなど、場所を選ばずに利用できるため便利です。
ホームページ無料作成ツールに関するQ&A
ホームページ無料作成ツールに関して、よくある質問・疑問を解説します。
Q. ホームページ作成ツールをなぜ無料で使えるの?
A. 別で用意している有料プランや、無料プランで表示される広告、ECサイト(ネットショップ)の販売手数料などで収益化しているため、無料で提供することができます。
Q. 無料ツールと有料ツールの違いとは?
A. 無料ツールの場合は、容量やページ数などに制限があります。一方、有料ツールの場合は、これらを無制限で使用できたり、広告を非表示にできたりするメリットがあります。また、サポートが充実しているのも特徴です。
ホームページ無料作成ツールは自社にあったものを選ぼう
無料でも高機能なホームページ作成ツールはたくさんありますが、機能や特徴が異なるため、自社に必要なスペックを揃えているものを選びましょう。
ただし、無料作成ツールを使ったとしても、実用的なホームページを、公開できるクオリティにまで仕上げるためには、時間と手間がかかるのも事実です。
オンラインアシスタントであれば、制作会社に依頼するよりも、リーズナブルにホームページ制作を依頼することができます。
オンラインアシスタントサービス「タスカル」では、月額2.5万円からプランをご用意していますので、興味がある方はぜひ一度ご相談ください。