社団法人特有の事情から煩雑になりやすい事務局業務は外注できます。人手不足やノウハウ不足で事務局担当者一人当たりの負担が大きくなってしまっている場合は、外注を検討してみるとよいでしょう。
この記事では、社団法人で事務局業務が負担に感じやすい原因や対処法、事務局業務を外注できる範囲や費用相場、利用のタイミングまで詳しく紹介します。
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社団法人で事務局業務の負担になる原因
社団法人の事務局業務が負担になりやすい理由は複合的です。例えば次の理由が挙げられます。
- ボランティア的な運営となっている
- デジタル化が進んでいない
- 総会運営などの特殊な業務がある
社団法人は、株式会社のように利益分配を目的とする法人ではなく、団体の目的に沿った活動を行う法人です。そのため、限られた人員や予算のなかで、会員対応・会費管理・総会準備・広報活動などを進めているケースも少なくありません。
また、会員情報や会費請求を紙やExcelで管理している場合、情報の更新や共有に手間がかかりやすくなります。担当者ごとに管理方法が異なると、引き継ぎや確認作業にも時間がかかり、業務が属人化しやすくなります。
さらに、社団法人では、会員対応や社員総会・理事会の運営など、一般企業の事務とは異なる業務も発生します。招集通知の送付、出欠管理、議事録作成、資料準備などの作業が特定の担当者に集中すると、通常業務と並行して対応する負担が大きくなります。
社団法人の事務負担を軽減する方法3つ
社団法人の事務負担を軽減する方法として、次の3つを解説します。
業務をマニュアル化する
業務が定型化されておらず、特殊な業務の属人化が起きている社団法人では、業務のマニュアル化が担当者の負担軽減につながる可能性があります。
マニュアル化のためにまず必要なのは、業務の洗い出しと優先順位付けです。優先順位が高く、日々発生するような業務から順に業務のマニュアル化を進めていきます。紙ベースではなく、データベースで作成し、クラウド上で共有できるようにしておくとよいでしょう。マニュアルと合わせて、テンプレートやチェックリストも作成しておくと便利です。
業務のマニュアル化は属人化による業務停滞を防ぐだけでなく、人員配置の判断材料や外注する際の業務選定にも役立ちます。
ITツールを導入する
紙ベースの業務は、情報を必要なときにスムーズに共有できない、情報紛失の可能性がある、情報を探し出すのが大変などの問題があります。社団法人でも、会員管理システム、請求・入金管理ツール、メール配信ツール、会計ソフトなどの導入が有効です。
情報をデータとして管理すれば、少ない人員でも作業を効率化しやすくなります。例えば、会費の請求・入金管理ツールを導入すれば、入金情報を可視化しやすくなり、照合や督促業務の負担を軽減できます。ITツールの利用には、導入コストや運用コストがかかるため、できるだけ負担の重い業務を中心に導入するのが負担軽減のコツです。
事務局業務の代行を利用する
外部組織である事務局代行を利用する方法もあります。部分委託から全委託まで社団法人の現状に合った依頼ができ、必要に応じて業務委託範囲の調整や人員の調整ができます。
代行会社をうまく活用することで、属人化や繁忙期の業務の偏りの軽減が可能です。代行業者を利用する際は、守秘義務の締結や契約段階での業務範囲の明確な提示、報告頻度などの取り決めが重要です。
事務局業務代行に依頼できる業務内容
事務局業務代行には次のような業務を依頼できます。代行業者によって対応している範囲は異なるため、依頼したい業務をカバーしているかよく確認しておきましょう。
会員管理・問い合わせ対応
依頼できる業務の一例 |
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会員管理や問い合わせ対応は、事務局業務の基本的業務のひとつです。代行業者によっては、メールや電話、フォームからの問い合わせ対応のほか、チャットボットに対応しているケースもあります。対応品質の維持のために、FAQや対応マニュアルを共有しておくと移行がスムーズです。
経理事務・請求書発行
依頼できる業務の一例 |
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社団法人の事務局業務として特徴的な、年会費や入会金の請求関連の業務や領収書の発行業務なども依頼できます。また、源泉徴収が発生する可能性のある講師への支払業務も依頼可能です。請求周りの業務負担が減り、入出金の管理を適切に行えるようにすることで、キャッシュフローの安定にもつながります。
Webサイト・会報誌などによる情報発信業務
依頼できる業務の一例 |
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Webサイトの更新やプレスリリース配信、SNS運用、会報誌の制作などの広報関連の業務も依頼できます。代行業者によっては、企画から発信までワンストップで任せることも可能です。全体のトーンやマナーを維持するために、スタイルガイドをあらかじめ共有しておくとよいでしょう。
イベント運営事務
依頼できる業務の一例 |
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セミナーや講演会、研修などのイベントの企画から当日の運営、事後処理も代行してもらえます。定期的に開催するイベントについては、外部のサポートを活用することで、事務局担当者の業務負担を軽減し、日常業務への影響を最小化できます。
会議や社員総会の運営サポート
依頼できる業務の一例 |
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社団法人特有の社員総会や理事会の開催に関する業務についても代行可能です。招集通知の作成や出席管理、議案資料の作成、委任状の取りまとめ、会場設営などを依頼できます。
事務局業務代行の費用相場
委託形態 | 主な内容 | 費用相場 |
部分委託 | 会員対応、問い合わせ、会報発行など業務の一部委託 | 月3万~15万円程度 |
包括委託(常勤/準常勤) | 経理・会員管理・総会サポートなどの広範囲の業務委託 | 月額30万~80万円程度 |
スポット委託 | 大会・総会・イベント等の単発委託 | 1回10万円程度~ |
事務局代行の費用は業務範囲、依頼頻度、対応時間、専門性、契約形態によって変動します。部分的な対応は月数万円から、常駐または準常駐型の対応は月額数十万円から、総会や大会などのスポット対応は1回あたり10万円からが大まかな費用相場です。社団法人の規模によっても変動します。
社団法人が事務局業務の外注を考えたいタイミング
社団法人が事務局業務の外注を検討するとよいのは、以下のようなタイミングです。
- 担当者が退職した、または退職する予定である
- 会員が増えて対応が追い付いていない
- イベント準備の負担が大きく日常業務が滞っている
- WebサイトやSNSの更新が思うようにできていない
- コストと業務時間のバランスを見直して運用効率を上げたい
事務局業務代行を利用する際は、まずは小さな業務から外注して運用を検証し、問題ないようであれば、代行する業務範囲を広げていくようにするとリスクを抑えた導入ができます。

事務局業務の代行ならオンラインアシスタント「タスカル」が便利
包括的に事務局業務を代行業者に依頼することもできますが、人的コストをなかなかかけにくい社団法人にとって、幅広い業務を少しずつ依頼できるオンラインアシスタントは相性がいいといえます。オンラインアシスタントの「タスカル」では、次のような事務サポートが可能です。
会員管理業務 |
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問い合わせ対応 |
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経理業務 |
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請求関連業務 |
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広報業務 |
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その他の業務 |
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