売上管理の仕組み化で月商5倍を実現｜株式会社Mew

弊社はもともと、携帯ショップに対する人材斡旋事業からスタートしました。その後、2023年2月にペットショップ事業を開始し、今月には5店舗目をオープン予定で、事業を拡大しているところです。
最近は解体業向けの人材斡旋事業も開始するなど、複数の事業を展開しています。

現在、創業8年目で社員数は19名、パート・アルバイトを含めると全体で約40名体制です。

最大の課題は、事務作業がコア業務や自分の思考のリソースを圧迫していたことです。当時は営業スタッフも私も事務作業を兼任しており、繁忙期には就業後や休日まで対応せざるを得ない状態が続いていました。営業スタッフも事務作業に時間を取られ、本来注力すべき営業活動に支障が出るほどでした。
常に事務作業のことが頭から離れず、精神的な負荷も大きく、本業のパフォーマンスにも影響が出ていたんです。

最初は事務スタッフの採用を検討しました。ただ、フルタイムで依頼するほどの業務量が常にあるわけではなく、週に数時間だけ依頼できるような優秀な人材をピンポイントで採用するのは難しい状況でした。結果としてコストが高くなってしまうという問題がありました。

そんな中、顧問の税理士から「オンラインアシスタントというサービスがあるよ」と教えていただき、調べてみることにしました。

他社は最小単位の契約時間が大きく、最低金額が高いという印象でした。例えば月20時間、30時間からの契約が多かったですね。

一方タスカルさんは、月10時間からという非常にコンパクトな単位で始められる点が魅力的でした。「お試し感覚」で低コストでスタートできるため、この最小単位の小ささが決め手となり、タスカルさんで一度試してみようということになりました。

ご依頼している業務は多岐にわたりますが、現在もっとも成果につながっているのが「ペットショップ事業の売上管理スプレッドシートの構築・運用」です。

各店舗のスタッフがGoogleフォームで入力している日々の売上データから、「何がどれだけ売れているか」を、品目別・店舗別に一目で把握できるサマリー表示の枠をスプレッドシートで構築していただきました。

ペット業界の大半の店舗は、卸元から届く支払明細をもとに1〜2ヶ月後にならないと収支が分かりません。ですがこの仕組みを導入したことで、当社では毎日の売上をカテゴリ別に集計し、翌日には店長と私で状況を確認できるようになりました。
前日の売上を踏まえて、売れていない商品や課題のあるサービスにすぐ対策を打ち、日次で戦略修正が可能になりました。これが売上向上の大きな要因です。
新店舗にも同じ仕組みを複製・調整していただいたことで、全店舗で高いデータ管理水準を維持できています。

はい。勤怠管理や請求書関連業務などをお願いしています。勤怠管理では、全社員の出退勤記録をダブルチェックしていただいています。社労士に給与明細の処理を依頼する前のチェック役としても機能いただいているため、集計漏れや入力ミスを防げています。

受領・発行した請求書をGoogle Drive上で整理し、キャッシュフロー管理シートに振込期限などを入力していただいています。そのため、税理士への受け渡しの手間や振込漏れの不安が解消しました。また、請求書発行サービス「Misoca」で作成した請求書も同様に管理されています。
AP・ARの事務作業を一元管理していただくことで、私や営業スタッフの負担や精神的コストが大きく軽減されています。

サービス利用開始当初は、双方の認識をより正確に合わせるための仕組みづくりが必要だと感じていました。チャットでのやり取りだけでは、こちらの依頼とタスカルさん側の着手状況にタイムラグが生じることがあったためです。

そこで、タスカルさんに「タスク進捗管理表」を作成してもらい、業務内容や担当者、完了日などを一覧で管理するようにしました。依頼時にリンクを共有する運用に変えたことで着手状況が一目で分かり、認識違いや依頼漏れがほぼ解消されました。

最初はサービス自体がよく分かっていなかったので、「困っていること」を大まかに相談させていただきました。
当時はスプレッドシート周りの業務負担に悩んでいたのですが、タスカルさんが「こうすると工数が減りますよ」と、具体的な提案をしていただき、そこから形になっていきました。依頼する側がゼロから設計する必要がない点は、本当に助かります。

もっとも顕著な効果が出ているのが、先ほどお話ししたペットショップ事業の売上向上です。

ペットショップ事業では、タスカルさんが構築した日次の売上管理と素早い戦略修正ができる体制により、例えばある店舗の月商は導入前の30〜60万円から現在は150〜180万円へ大きく成長しました。日々のデータをもとに改善を即実行できる仕組みが評価され、フランチャイズ本部からの信頼も高まり、店舗拡大にもつながっています。

これまで店長が1時間かけて行っていた売上の締め作業は、スタッフがGoogleフォームにスマホ入力するだけの仕組みになり、店長がPCに張りつく必要がなくなりました。売り場に立つ時間が増えたことで接客機会が増加し、結果として売上向上にもつながっています。
残業代の削減にもなり、接客の質が高まった結果、Google口コミ評価も4.5以上と非常に高くなりました。

事務作業をタスカルさんに任せたことで時間的・精神的な余裕が生まれ、経営や事業成長に集中できるようになりました。
社内でも「それはタスカルさんに頼めるのでは？」という声が自然と出るようになり、面倒な業務を手放せる環境が整備されています。売上に直結しない業務の負担が減ったことで、社員のモチベーション維持や退職防止にもつながっていると感じます。

まずは、困ったら一度投げてみることです。専門的な対応が得られるため、気軽な相談が効率化につながります。
また、Slackでのやり取りではスクリーンショットを活用し、画面の状況を共有することで、説明の手間を省いています。

さらに、月1時間の無料ミーティング枠を活用することで、チャットでは難しい課題や改善提案をその場で進められるようになりました。

とにかくレスポンスが早い点と、「できない」で終わらせない姿勢が素晴らしいです。お願いしても、まず断られたことがありません。仮に難しい場合でも「こういう方法ならできますよ」と、必ず代替案を提案してくれます。

また、フラットな立場で率直に意見や提案をしていただける点も非常にありがたいです。自身の視野や考え方も広がるため、「社外の参謀」のような存在として非常に心強く感じています。

これまではデータ集計や事務作業のサポートが中心でしたが、ホームページ制作についても相談したところ専門チームがいると分かり、今後は集客や売上向上につながる施策にも一緒に取り組みたいと考えています。
タスカルさんの専門チームによるデザインや動画編集なども活用しながら、事務だけでなく事業成長に直結する支援を広く相談していく方針です。

代表ご自身が事務作業を抱え込み、本来向き合うべき業務に時間を割けていない方に、特におすすめしたいです。正社員を雇うほどではなくても、少額で始められるタスカルさんなら業務の質を底上げしつつ負担を減らせます。

また、複数店舗・複数事業を運営している事業者にもおすすめです。事業ごとの締めや支払いサイクルが重なると頭が常に疲弊しがちですが、タスカルさんが「外部メモリ」として管理を担うことで、経営判断に集中できる状態が整います。