制作業務での外注先を選ぶ際に、複数のサービスを比較して発注先を決めるかと思います。2つ以上の外注サービスを併用することもあるでしょう。どのようなポイントで選ぶべきかに悩まれる企業も多いのではないでしょうか?
GIVE&GIVE株式会社様は、ECコンサルティング・運用代行会社です。タスカルを活用してクリエイティブ制作などを外注化しています。
今回はEC事業部の藤澤和樹様にタスカルを選んだ理由、業務遂行の仕方がタスカル導入後にどのように変わったかを語っていただきました。
事業課題 | 既存業務と新規の立ち上げが重なり、業務を回していくために委託先が必要だった。 |
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導入の決め手 | 複数の作業を同時に依頼できる点が魅力に感じた。 |
タスカったポイント | 口頭説明でマニュアル作成を代行してもらうことが可能、また、専任ディレクターがつくことで依頼負荷が軽減された。 |
自動化できそうだけどできない定型業務はタスカルへ
本日はよろしくお願いします!
まず、御社の事業内容を教えていただけますか?
弊社はEC、ネットショップの運営代行です。
20社ほどサポートしていまして、楽天、Yahoo、Amazonがメインです。
ジャンルはアパレルが多いですが、業種業態問わずやっているような感じですね。
いわゆるコンサルティングや制作などを行っています。
EC制作関連のお仕事をタスカルに依頼いただいていますよね。
直近でお願いしている作業は、お客様のECサイトのページ内の画像を作って当て込む作業、商品画像の制作などですね。
自動化できそうだけどできない定型業務ってあるじゃないですか?
単純作業だけど、絶対に人の目や手が入らなきゃいけない業務です。
そういう仕事はタスカルさんにすごい頼みやすいんですよね。
自動化するには不安な業務は、人の目でのチェックが必要ですよね。
最初にタスカルを導入したきっかけを教えていただけますか?
もともと、繁忙期は既存業務と新規の立ち上げが重なって日々の業務を回すのが精一杯という状態でした。。
とにかくキャパがなくて、少しでも業務をお渡しできる委託先がないかなと思って探していたんですよ。
なぜオンラインアシスタントを探していたのですか?
特にオンラインアシスタントに限定して探していたわけではなく、委託先は何でもよかったんですよね。
外注さんでも派遣さんでも、バイトさんでも。
なるほど、最初はどこでもよかったんですね(笑)
そうなんです。
そうやって探してるときに、弊社代表とタスカルの角前さんが交流会で知り合ってご紹介いただいた経緯があります。
ちょうどオンラインアシスタントを視野に入れ始めていたタイミングで、何社か他社に問い合わせしていました。
最後は、どの辺りでが決め手だったんですか?
他社だと基本的には「並行の作業(=マルチタスク)はダメ」というふうに言われることが多いんですけど、タスカルさんだと「適切な納期感であれば、並行であろうとなんだろうと大丈夫」という感じで言ってくださったので、「じゃあ、やってみようか」となりスタートしました。
他のオンラインアシスタント会社は御社にとってはマッチしなかったんですね。
我々のような業態だと、一時期に業務が集中しがちなので、本当に使いたいときにガッと使えるっていうのが、とても助かります。
一方、他社では往々にして「並行作業が無理、1回につき1つのタスクしかこなせませんよ」っていう話になるわけです。
1つのタスクが納品されるまで、次のタスクが動けないとなると、弊社の業務に合わないと思ってしまいます。
たとえば「バナーを大量に作りつつ、同時並行でメルマガを作成してください」というのができないということですよね。
タスカルアシスタントとのコミュニケーションがしやすい点はどのあたりですか?
まず専任のディレクターさんがついて下さること。
「前回のアレと同じ感じで」が通じるのはとても楽ですね。
また、オンラインでミーティングできるのは御社ならではの強みですよね。
他社さんだと基本チャット、メール、あるいはタスク依頼のフォームからじゃないと作業依頼できない。
ZOOMでのオンライン打ち合わせはやっていない。
ありがとうございます。
月次定例や、個別に要望があればZOOMミーティングを実施しています。
タスカルさんはそれをやってくださるので、発注者にとってはすごいメリットです。
依頼するにも「この作業をマニュアルに起こすのがすごい大変だな…」というケースも、口頭でご説明させていただくと意外とすんなり理解してもらえたりします。
これが実現できるのはとてもいいですね。
アウトソーシングする際に、制作会社とオンラインアシスタントをどのように使い分けているのでしょうか?
プロジェクト規模で分けてます。
制作会社を使う際には、依頼前にしっかり要件定義を行って、最初に敷いたレールに沿って案件を進めて行くといった取り組み方が多いですね。
要件定義なしにはリスクが大きすぎますよね。
はい。
一方で、タスカルさんを活用させていただく場合は、どちらかといえばライトな仕事や、ざっくりとした要件からのアウトライン作成、リサーチやその周辺業務です。
制作会社などの外注に頼むと、いちいち見積もりを取るが面倒なんですよね。
見積もりが必要な場合、発注価格や内容の交渉も必要ですよね。
それが無いとだいぶ楽でしょうか?
交渉はパワーを使うので、そこがないのは大きいです。
専任のディレクターさんがいるので、ナレッジも溜まりやすくて、徐々に依頼負荷そのものも軽減されるのもとても良いですよね。
自社のスタッフにタスクを振っている感覚に近いので、そういう意味ではすごくやりやすいですよね。
ありがとうございます。
逆に、ちょっと使いづらいって、どの辺がありますか?
強いて言うのであれば、今、これお願いしたいときにパッとレスポンスが来るようなことがあると、嬉しいですね。
「このあとの打ち合わせでこの資料が欲しいので、この領域のリサーチをお願いできませんか。
時間内で出来る内容で良いので!」みたいなお願いの仕方ができると助かります。
もっとクイックにコミュニケーションが取れるといいなってことですね。
そうですね。
全然、今が遅いとかそういうことではないです。笑
これから改善していきたいと思います!
タスカル導入後にはどのような効果、変化がありましたか?
御社とご契約をさせて頂いてる以上何かしらその活用をしなきゃいけないっていう気持ちが常々、自分の中にあります。
それがあることで、業務の切り分けや細分化を意識的にするようになってきました。
「これは社内でやったほうが良いよね。この部分はタスカルさんにお願いしたほうがいいいよね。」みたいな発想になり、属人化から脱却するための1つのツールになっています。
なるほど。
アシスタントに依頼する前提での仕事の進み方になるということですね。
そうですね。
せっかくお金もお支払いしてるので、「もう自分でやっちゃおう」みたいな作業も、なるべく切り離して、お願いできないかなってのをまず考えるようになるんですよね。
その結果、社員を採用しやすくなったとか、今まで個人でやってた業務をいろんな人でコラボレーションできるなったなどの変化はありましたか?
まさにおっしゃる通りの変化がありましたね。
新しく人材を採用をする時にも、いままでは「この大きなタスクを処理できるスペックが備わっていないといけない」という固定観念がありました。
いまでは、業務を細分化することで「この業務にはこのスキルセット持った人を雇えばいい」という考え方に変わってきました。
業務を細分化する習慣が人材採用にもいい影響をもたらしたんですね。
最後に、タスカルをおすすめするならどんな企業におすすめしたいですか?
小さい会社の場合は往々にして組織体制が整ってないので、ざっくりした内容でもskypeやZOOMミーティングでお伝えして、作業をやってみてもらって、それがルーティン化しそうなのであればマニュアルに起こしてもらう。
この一連の流れが整うとすごくハマるのかなって思いますね。
ベンチャーだと、日々忙殺されて、業務をマニュアル化する事が出来ないものです。
ECの運営をされてる店舗さんは、一定のルールに基づいた商品登録などが必然的に発生するはず。
そういうところを切り離してタスカルさんにお任せできれば、かなりコスパいいんじゃないかなと思ってます。
本日は貴重なご意見をありがとうございました。
今後も小規模会社のサポートができるように努力していきたいと思います!