事業課題 | 組織の拡大に伴い、労務業務が2倍に増加。 経理業務に支障が出始めていた。 |
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導入の決め手 | 記帳代行を依頼するアウトソーシング先として、知人の紹介で安心感があったこと、また月25,000円からと費用がリーズナブルだったこと。 |
タスカったポイント | 簿記の資格保有者に入力代行を委託できる安心感と、これまで仕訳業務に費やしていた時間を自分が中心となって進めている仕事に振り替えることが可能に。 |
パラダイム・ラボの事業概要
本日はよろしくお願いします。まず、パラダイム・ラボ様の事業概要を教えて頂けますか?
弊社は2003年にインターネット広告代理事業からスタートしました。
その後、HR事業(海外人材紹介)、メディア事業(不用品改修マッチング)、社会福祉事業(保育園運営)などを展開しています。
従業員は2021年現在25名ですが、この数年で10名増えて、2倍近くになりました。
札幌に2年半前に保育園を立ち上げ、組織が拡大しました。
かなり多事業経営されているんですね。相場様はバックオフィス全般を担当されてきたのでしょうか?
はい、創業時からひとりで経理・人事・総務をやってきました。
事業が大きくなるにしたがって経理の作業が増えきた感じですね。
経理の作業は見落としが増えてくるので、記帳(入力)を現在タスカルさんに依頼しています。
会計ソフトは弥生を使っているそうですが、どういった経緯で選定されたのでしょうか?
税理士の先生が変わったタイミングで、アドバイスをもらって弥生会計を導入することになりました。
いくつか試したんですが、「弥生会計オンライン」だと弊社の事業形態に合わないんですよ。
複数の事業を運営していると、部門の設定などが難しい。
それもあって、現在はデスクトップ型(オンプレミス版)の弥生を使っています。
タスカル導入前の課題
タスカルに依頼する前は、バックオフィスにどのような課題感がありましたか?
単純に自分の業務量が増えて、手が回らなくなっていましたね。
社会保険などの労務系の全ての業務をきちんとやろうとすると、どうしても人手が足りません。
その結果、経理の仕訳を2ヵ月間、対応できないという事態になってしまいました。
そうなると、当然、会社のお金の流れが把握できません。
これはまずいと思い、入力業務を外注したいと数年前から考えはじめました。
また、最近は海外の取引先への複雑な請求明細があり、処理が難しくなってきています。
課税対象かどうかの仕訳対象を細かく見ていかないといけないので、工数が増えてきています。
どのようなきっかけでタスカルへの発注に踏み切ったのでしょうか?
もともと税理士事務所は契約していますが、経理の入力業務は社内でやっていました。
お金など機密情報を扱う業務は、信用できる人に依頼したいと思っていたため、アウトソーシングを躊躇していたんですよね。
そんな中で、知人の紹介でタスカルを知りました。
検討した結果、記帳代行のみを依頼することに決めました。
決め手は、知人の紹介で安心感があったこと、費用がリーズナブルだったことだと思います。
タスカル導入後の効果・メリット
タスカル(月10時間プラン)を契約して、どんな効果がありましたか?
当たり前ですが、それまで10時間かかってたものが0になり、私がもうプラス10時間働けるようになったようなイメージですね。
結構これって重要なんです。
というのも、私が中心に行っている事業もあるので、その仕事に費やせる時間が捻出でき、売上が増えますよね。
間接的に、売上アップの可能性が高くなります。
自分の仕事を減らせたことで、売上にもっと貢献できるということですよね。
スタッフの対応はいかがですか?
アサインされたタスカルのスタッフは非常に優秀な方ですね。
わからない部分は過去のデータを確認したり、無駄に聞くことは一切ないです。
レスポンスも早いです。
弥生のデスクトップ版を使っているので、リモートデスクトップを利用してシステムへの入力をお願いしています。
基本的にチャットワークを使ってコミュニケーションをしているのですが、依頼のしにくさは今のところ感じていません。
業務が属人化していると、なかなか引き継ぎするのも難しかったのでは?
私は元々、経理のプロでも入力作業が得意な人でもないんですよ。
簿記を持っているわけでもありません。
ただ会社の創業期から経理担当をやってるだけなので、簿記の資格を持っている外部の方が入力していただけるほうが、信頼できると思ってます。
タスカル導入後に出てきた課題
タスカルの使いにくい点はございましたか?
できれば他の業務も依頼したいのですが、タスカルは社内スタッフではないので、判断が必要な作業はお願いしにくいですね。
「誰かと相談して決定する」業務は、タスカルに依頼するのは難しいと思っています。
経理業務を外注する場合、月10時間の契約プランは妥当でしょうか?
時間としては少ないと思いますね。
経理でお願いしてるのが入力だけなんですが、他にも通帳への記帳、振込、給与計算、税金の支払い、請求書発行、入金確認などがありますよね。
結局、経理で使ってる時間はその3倍ぐらいあると思います。
そこを外注できるところなのかどうか、判断が難しいですね。
おかげさまで毎月、請求書の発行数が増えてますし、クライアントからの入金確認も今は営業担当が行っています。
この辺りの改善をするために、追加で1名スタッフを採用した方がいいのか、外注出すのかどうかっていうところですね。
入力業務をアウトソーシングできたことで、次のテーマも見えてきたということですね。
今後の経理業務もサポートできれば幸いです。
本日はインタビューありがとうございました!