タスカルでは、どのようなスタッフが、どのような思いで働いているのかをお伝えするため、定期的にスタッフインタビューをお届けしています。
今回お話を伺ったのは、タスカルで約5年間活躍しているOさんです。クライアント業務での広告レポート作成からスタートし、現在は社内のマーケティングチームやAIチームにも参加。実務経験を生かしながら、業務改善や仕組みづくりへと活躍の場を広げています。
得意な実務を深めながら新しい領域へ挑戦し、自分らしい専門性を築いてきたOさんに、これまでの歩みや働き続けるための工夫を伺いました。

実務経験を起点に広がったキャリア
―前回のインタビュー(2023年当時)から数年が経ちましたが、現在はどのような業務を担当していますか?
クライアント業務に加えて、レポートチームでは高度なExcel業務や広告レポートの作成、大量のデータ集計などを担当しています。
社内業務では、マーケティングチームに所属し、マーケティング施策に関する会議の議事録作成やツールの権限管理、メルマガ配信に関する集計業務などを担っています。
―複数のチームをつなぐ役割も担っているそうですね。
マーケティングチームで決まった内容を、セールスチームや広報チームへ共有する「連絡係」のような役割もあります。必要な情報を整理してチーム間のやり取りを円滑にするなど、実務を進めるだけでなく、周囲が動きやすい状態を整えることも意識しています。
―AIチームでは、どのような取り組みをしていますか?
私の場合ですが、主に社内業務の効率化に携わっています。「日常的な作業をAIで効率化できないか」「この業務にAIを活用できないか」といった社内の相談に応じ、業務内容に合わせて自動化の仕組みを検討したり、安定した回答を得るためのプロンプトを作成したりしています。
―複数のチームに参加するようになったきっかけは何でしたか?
広告レポート作成チームは、普段一緒に仕事をしていたスタッフさんから声をかけていただいたことが始まりです。AIチームには社内公募を見て応募しました。一度は見送りになりましたが、数か月後にあらためてお声がけいただき、参加することになりました。
―マーケティングやAIの知識は、もともと持っていたのですか?
最初はまったく知識がありませんでした。広告レポートの集計を続ける中で自然に身についた部分もありますが、「作業をこなすだけでは足りない」と感じ、詳しいスタッフさんに勉強方法を尋ねて、実践的なオンライン講座を受講したんです。
―学んだことは、業務にどのように生かされていますか?
数字の意味や集計の目的を理解できるようになり、指示された通りに作業するだけでなく、「集計枠を変えたほうが見やすいのではないか」と提案できるようになりました。目的が分かると、相手にとってより使いやすい形を考えられます。
―AIチームで形にした取り組みについても教えてください。
Geminiの「Gem」を活用し、社内向けのカスタムAIを作成しました。あらかじめ指示を登録しておくことで、使う人が変わっても一定の品質で回答を得られます。AIを導入するだけでなく、周囲が迷わず使える状態まで整えることを大切にしています。
業務を横断することで経験が新しい価値に変わる
―別の業務で得た経験が、ほかの案件で役立ったことはありますか?
大量の集計作業を複数名で分担する案件で、進捗がひと目で分かる「全体管理シート」を自作しました。その後、別のクライアント様で複数のスタッフにタスクを割り振る業務が始まった際に、同じ仕組みを提案して作業漏れの防止に生かしました。
―業界や作業内容が違っても、ノウハウは応用できるのですね。
具体的な業務が異なっていても、管理方法や仕事の組み立て方には共通する部分があります。複数のチームや案件に関わることで、以前の経験を別の場面で生かせる機会が増えました。経験が積み重なるほど、提案できる選択肢も広がっていると感じます。
―依頼された作業の「一歩先」を考えるために、意識していることはありますか?
依頼を受けたときは、「なぜこの作業が必要なのか」「なぜ今この質問をされたのか」と背景や意図を考えます。目的を理解できれば、適切な関数や見やすいグラフを選べますし、イレギュラーな事態が起きても手順の意味を踏まえて落ち着いて対応できます。
―提案する際に大切にしている姿勢はありますか?
まずはクライアント様のご意向を十分に汲み取ることを優先します。そのうえで効率的な方法があれば、ディレクターさんに確認し、選択肢としてそっと添えます。現場に近いスタッフだからこそ気づけることを、押しつけない形で伝えるようにしています。
―ディレクターではなく、スタッフとして専門性を深める道を選んだのはなぜですか?
ディレクターへのお声がけをいただいたことはありますが、自分の得意・不得意を考え、実務に特化する道を選びました。人と人との細かな調整やマネジメントよりも、実際に手を動かし、業務を効率化・仕組み化することに強みがあると感じたためです。
―ご自身の得意分野を生かすことを重視したのですね。
以前、シフト調整やアサイン管理に近い役割を経験した際、膨大なエネルギーを使ってしまいました。不得意な業務で疲弊するよりも、得意な実務や仕組みづくりに力を注ぐほうが、自分にとってもチームにとっても良い結果につながると考えています。
―Oさんにとって、キャリアアップとはどのようなものでしょうか?
役職が上がることだけが成長ではありません。広告レポートの専門性を磨き、マーケティングやAIへ経験を広げることも、自分にとって大切なキャリアアップです。得意な分野を軸に、できることを増やしていく道があってもよいと思います。
―未経験の領域へ挑戦する不安は、どのように乗り越えましたか?
以前は「本当に自分にできるかな」と不安になることもありました。ただ、飛び込んでみると過去の経験を生かせる場面が何度もあり、まずは挑戦してみようと思えるようになりました。マニュアルや相談できるスタッフの存在も大きな支えです。
幅広い業務を続けるために、あえて余白をつくる
―複数の業務を並行するために、どのような工夫をしていますか?
タスクはNotionで一元管理し、前日の夜か当日の朝にGoogleカレンダーへ作業時間を割り振っています。締切の厳しい業務やミーティングはSlackのリマインダーも使い、二重、三重に確認して漏れを防いでいます。
―予定を詰め込みすぎないことも意識しているそうですね。
以前は毎日2〜3時間のルーティン業務に不定期の集計作業が重なり、稼働時間が膨らむことがありました。現在はルーティン業務を週に数時間程度まで減らし、突発的な案件にも対応できるよう、あえて予定に余白を残しています。
―仕事を長く続けるために大切にしていることはありますか?
「今日はここで終える」と線を引き、メリハリをつけています。業務量が増えすぎたときは一人で抱え込まず、周囲に相談して仕事を切り分けてもらいます。得意分野を生かし合えるチーム制だからこそ、無理なく助け合えると感じます。
タスカルで見つけた自分の強みと、今後について
―5年間働く中で、ご自身の強みはどのように変化しましたか?
以前は自分のスキルをどう生かせるのか分からず、目の前の業務に取り組むことで精いっぱいでした。今では「広告レポートならOさん」と言っていただけるようになり、仕事を続ける中で強みが形になりました。引き継ぐ人が動きやすい手順を考える余裕も生まれています。
―タスカルで5年間働き続けられている理由を教えてください。
仕事を通じて誰かの役に立ち、「ありがとう」と言っていただけることが大きな理由です。在宅勤務でもチャット越しに温かな言葉が行き交います。案件やクライアント様が変わり、毎年新しい仕事に出会えるため、良い意味で飽きずに挑戦を続けられます。
―タスカルはどのような場所ですか?
自分でも気づいていなかった価値や「こんなこともできるんだ」という可能性を見つけ、言葉にしてくれる場所です。目の前の仕事に向き合ううちに、自分の得意分野や周囲から期待されている役割が少しずつ見えるようになりました。
―今後は、どのような専門性を深めていきたいですか?
事務業務の一部はAIが担うようになると思いますが、だからこそ、人を介して届けるサポートの価値は高まると感じています。AIと人の役割を見極めながら、人にしかできない細やかな支援を追求していきたいです。
慢心せずに学び続け、「何か困ったらOさんに相談してみよう」と頼っていただける存在を目指します。新しい知識や技術を吸収しながら、自分の強みを生かして、タスカルの成長にも貢献していきたいです。
―最後に、タスカルでキャリアを広げたい方へメッセージをお願いします。
経歴と業務内容が100%一致していなくても、使ったことのあるツールや生かせそうな経験がひとつでもあれば、挑戦する価値はあります。目の前の仕事に丁寧に向き合い、小さな改善や学びを重ねることで、自分らしい強みや次の機会が見えてくると思います。
―ありがとうございました!
タスカルで叶う働き方について
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