決済代行の仕組みとは?決済代行サービス7社を比較 | タスカル|月額2.5万円~のオンラインアシスタント

決済代行の仕組みとは?決済代行サービス7社を比較

クレジットカード決済キャリア決済キャッシュレス決済など、決済方法は多様化が進んでいます。特にネット上から気軽に注文ができるネットショップでは、決済方法の充実は売上を上げるための重要な要素のひとつです。

しかし、さまざまな決済方法を取り入れようとすると手続きが煩雑になってしまいます。そこで検討したいのが決済代行サービスです。この記事では、決済代行の仕組みやサービス手数料の相場、代表的なサービスを紹介します。

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決済代行サービスの仕組み

通常、ネットショップを運営する事業者などが決済方法を追加する場合、決済ごとに契約やシステム開発などが必要です。例えば、クレジットカード決済であれば、クレジットカード会社ごとに手続きが必要となります。

決済代行サービスは、決済方法を追加したい事業者と決済業者を仲介するサービスです。複数の決済業者との契約、対応するシステムの構築、売上処理や返金処理などの決済業務などを代行します。入金の管理も決済代行会社の管理ツールで行えるため、決済の種類ごとに管理する必要がありません。決済や入金の作業が簡素化できるほか、決済関連の情報を一元管理できるため便利です。

決済代行サービスの手数料相場

決済代行サービスの利用では、決済ごとに発生する費用として決済手数料がかかります

決済手数料の相場は3~5%程度ですが、決済方法や導入する事業者の規模によって異なります。分割払いが利用でき未払いリスクの高いクレジットカード決済は、口座振替やコンビニ決済などと比べて手数料は高めです。また、利用頻度の低い事業者ほど決済手数料が高めに設定される傾向にあり、決済手数料が10%近くになるケースもあります。

また決済手数料のほかに、通信費として1取引あたり10円程度のトランザクション手数料、月額利用料も必要です。導入時に初期費用がかかるサービスもあります。

決済代行サービス7社を比較

主な決済代行サービス7社を紹介します。

Stripe(Payments)

出典:Stripe

対応する決済方法料金サービス
銀行振込、コンビニ決済、クレジットカード決済、デジタルフォレット など初期費用:0円
月額費用:0円
手数料:1.5~3.6% 
※決済方法による
決済フロー構築のためのツールの提供、請求書サポート、入金管理、レポート機能、グローバル対応 など

StripeのPaymentsは、対面とオンラインの両方で決済インフラを構築できるソリューションです。標準の料金体系(クレジットカードの手数料は3.6%)のほか、特殊なビジネスモデルや取引額の大きい企業は、取引量に応じた割引などを受けられるカスタムプランもあります。グローバルビジネスに強いのも特徴です。

135種類以上の通貨に対応しているほか、地域固有の決済手段にも対応しているため、グローバル展開している企業に向いています。

Square

出典:Square

対応する決済方法料金サービス
クレジットカード決済、電子マネー決済、コード決済初期費用:0円
月額費用:0円
手数料:3.25~3.75%
※決済方法による
請求書決済・リンク決済対応、タッチ決済対応、無料POSレジ

Squareはオンラインと対面の両方の決済に対応しており、POSレジとの連携に強みのあるサービスです。無料のPOSレジアプリが利用でき、会計から在庫管理まで行えます。対面決済では、タッチ決済も選択でき、モバイルウォレットの支払いにも対応しています。料金形態もシンプルで、決済手数料以外の手数料は発生しません。

GMOペイメントゲートウェイ(PGマルチペイメントサービス)

出典:PGマルチペイメントサービス

対応する決済方法料金サービス
銀行振込、口座振替、クレジットカード決済、コンビニ決済、キャリア決済、コード決済、電子マネー決済、後払い など要問い合わせ決済システム導入、システム開発、管理画面運用支援

GMOペイメントゲートウェイのPGマルチペイメントサービスは、大手GMOグループの提供する決済代行サービスです。特徴は多様な決済サービスに対応していることで、コード決済や電子マネー、払込票決済などにも対応しています。セキュリティリスクにも対応しており、不正利用対策としてEMV 3-D セキュア、クレジットマスター対策として検知機能などが導入されています。

SBペイメントサービス

出典:SBペイメントサービス

対応する決済方法料金サービス
銀行振込、クレジットカード決済、キャリア決済、コンビニ決済、コード決済、後払い、電子マネー決済 など要問い合わせオンライン決済導入、ECと店舗決済の連携、店舗決済導入、法人向け支払代行 など

SBペイメントサービスは、ソフトバンクグループが提供する決済代行サービスです。オンライン決済や店舗決済の導入のほか、ECサイトでの決済、ECと店舗の決済の連携にも対応しています。取り扱いブランドが豊富で多様な決済手段に対応できるのも特徴です。独自のセキュリティサービスとして、膨大な量の機械学習によるAI不正検知も導入しています。

PEYGENT

出典:PEYGENT

対応する決済方法料金サービス
銀行振込、口座振替、ネットバンキング決済、クレジットカード決済、キャリア決済、コンビニ決済、後払い、請求書払い など要問い合わせ決済導入、ECサービスとの連携、売上管理ツール、カード情報お預かりサービス、サブスク対応 など

PEYGENTは、EC向けやBtoB向けにも対応した決済代行サービスです。入金の細分化にも対応しているのが特徴で、入金の締め回数を2~4回に細分化でき、最短5営業日の入金に対応しています。事業規模にかかわらず申し込みができるのも特徴です。クレジットカード決済は世界23通貨に対応しており、グローバルビジネスを展開する企業の導入にも向いています。

Paid

出典:Paid

対応する決済方法料金サービス
銀行振込、口座振替、コンビニ払い初期費用:0円
月額費用:0円
手数料:0.5~3.1%(保証料率)、事務手数料100円/件
与信審査、請求書発行、代金回収、入金管理、督促、未回収保証、問い合わせ対応

PaidBtoB専用の決済代行サービスです。企業間の後払い決済について、与信審査から請求書発行、督促まで、請求関連の業務を代行します。個人事業主や中小企業の利用にも対応しています。高額な取引は1,000万円までであれば対応可能です。

ROBOT PAYMENT(サブスクペイ)

出典:ROBOT PAYMENT

対応する決済方法料金サービス
銀行振込、口座振替、クレジットカード決済、コンビニ決済、掛け払い決済 など

初期費用と月額費用:要問い合わせ

手数料:2.65%~(クレジットカード決済の場合)

決済代行、顧客情報管理、レポート など

ROBOT PAYMENTのサブスクペイは、サブスクビジネス向けの決済代行サービスです。毎月の決済処理を代行する自動継続課金システムの「Standard」、申し込みから解約まで顧客管理データベースで可視化できる「Professional」の2つのプランがあります。サブスクに必要な機能が備わっているため、毎月の決済業務の自動化や顧客別の利用状況に応じたアクションが可能です

複雑な決済は代行が便利

自社で導入している決済方法が多いほど手続きや管理は複雑になります。顧客向けに複数の決済方法を導入する場合は決済代行サービスが便利です。決済代行サービスにも特色がありますので、自社に適したものを選択しましょう。

決済関連以外の、売上入力、領収書発行、振り込み処理などの経理業務、そのほかのバックオフィス業務は、オンラインアシスタントのタスカルをご活用ください。

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