ヨガ教室やダンス教室、語学教室などを始める際は、レッスン場所の確保が必要です。固定のスタジオをもたず、スモールスタートでレッスンをする場合は、公共の貸しスペースやレンタルスペースなどが場所の候補として考えられます。今回は、ジャンル別のおすすめのレッスン場所や探し方、予約する際の注意点などを紹介します。
▼事務作業を効率化！タスカルの教室・サロン・事務局運営サポート事例を今すぐチェック
＼バックオフィス業務をアウトソーシングするなら、月額2.75万円〜/10時間の「タスカル」🤗／
オンラインアシスタント「タスカル」は、会議室の予約、事務作業、経理、Web・SNS更新などを丸投げOK！初期費用なし＆低コストの月額で始められるので、一人社長やフリーランスに選ばれています。
【ジャンル別】おすすめのレッスン場所
レッスン場所はどのように決めるとよいのでしょうか。主な教室のジャンル別に、おすすめのレッスン場所を紹介します。
ダンス教室
ダンス教室のレッスン場所には、貸しスタジオ（レンタルスタジオ）がおすすめです。壁面鏡で生徒に自分の体の動きを確認してもらいながらレッスンを進めることができます。民間のスタジオであれば、シャワールーム付きのスタジオや音響機器のレンタルサービスなどもあり、利便性が高まります。公共施設であれば、文化会館（文化ホール）の壁面鏡が備わった多目的室などでのレッスンが考えられるでしょう。
ピアノ教室
ピアノ教室のレッスン場所には、楽器店の練習室（レンタルルーム）がおすすめです。楽器店であれば、アップライトピアノ、グランドピアノ、電子ピアノが備わった練習室を借りられます（※貸出可能なピアノの種類は楽器店の店舗によって異なります。）。公共施設の場合は、ピアノの備え付けがある文化会館（文化ホール）の練習室やリハーサル室もおすすめです。
料理教室
大手のクッキングスタジオでは、教室として貸し出しを行っているところもあります。備え付けの調理機材を利用できるだけでなく、民間施設はアクセスが優れた場所も多いのがメリットです。公共施設であれば、コミュニティセンターや市民センターの貸し調理室もおすすめです。
ヨガ教室
ヨガ教室のレッスン場所は、レンタルスタジオやレンタルスペースがおすすめです。民間のスペースであれば、壁面鏡のあるスタジオや教室の規模に合ったスペースなどを探せます。公共施設の場合は、コミュニティセンターの貸しスペースや市区町村の体育館もおすすめです。
語学教室（英会話・中国語・スペイン語など）
英会話や中国語のレッスンなど、語学教室は基本的に座学です。そのため、机や椅子、ホワイトボード、プロジェクターなどが備わった貸し会議室がレッスン場所としておすすめです。公共施設であれば、公民館やコミュニティセンターの貸しスペースなどがあります。
レッスン場所の探し方
スクール（教室）のレッスン場所はどのように探せるのか、以下、主なレッスン場所の探し方を紹介します。
- Web検索
- Googleマップ検索
- レンタルスペース予約サイト
- 地方自治体や公共施設の公式サイト
Web検索
GoogleやYahoo!JAPANなどの検索エンジンを利用してWeb検索でレッスン場所を探す方法です。レンタルスタジオや貸し会議室を提供しているサイトの公式サイトを、検索エンジンを利用して探します。「東京都大田区 貸し会議室」などのように、希望するエリアとスペースの種類を組み合わせて検索すると、よりヒットしやすくなります。また、料金比較サイトや口コミサイトを併用することで、予算やサービス内容に合った場所を見つけることができます。
具体的な検索例
- 「東京都渋谷区 レンタルスタジオ 短時間利用」
- 「大阪市北区 貸し会議室 駅近 格安」
- 「福岡市 ダンスレッスンスタジオ 防音」
Googleマップ検索
Googleマップには、道路情報や鉄道の情報のほか、公共施設や商業施設などの情報が掲載されています。〇〇市の〇〇エリアなど、既に場所の目星がついている場合には、Googleマップ検索を活用することで効率よく候補を絞り込むことができます。周辺の駐車場や交通アクセスの確認ができるため、利用者にとってアクセスの良さも考慮した選択が可能です。
ただし、ビジネスプロフィールに登録されていない施設は表示されないこともあるため、詳細な情報は公式サイトで確認することをおすすめします。
レンタルスペース予約サイト
レンタルスペース予約サイトを利用して場所を探す方法もあります。エリアやスペースの種類、設備など、さまざまな条件で検索を絞り込み、レッスンに適した場所を見つけることができます。
また、予約やキャンセルもオンラインで簡単に行えるため、時間の効率化にも繋がります。代表的なサイトには、以下のようなものがあります。
- スペースマーケット
- スペイシー
- カシカシ
各サイトによって対応エリアや得意とする会場のタイプが異なるため、目的や予算に合ったサイトを選ぶことがポイントです。
地方自治体や公共施設の公式サイト
都道府県や市区町村の地方自治体が運営する生涯学習センターやコミュニティセンターなどでは、公共施設として貸しスペースを提供していることがあります。これらの施設は、民間のレンタルスペースに比べて比較的安価で利用できることが多く、予算を抑えたい場合におすすめです。また、予約システムを導入している自治体も増えており、ネット上から手軽に予約が可能です。
地方自治体のホームページで「生涯学習センター 貸しスペース 〇〇市」と検索することで、近隣の公共施設の情報が手に入ります。さらに、自治体によっては施設ごとの使用料金や設備情報も掲載されているため、複数のレッスン場所を比較することも可能です。
レッスン場所の予約手順
レッスン場所の予約は、基本的に予約する施設の方法に従って行います。主な予約方法としては、Web上で予約する方法と電話で予約する方法があります。
Web上での予約は、レンタルスペース予約サイトやWeb予約システムを取り入れている施設で利用可能です。予約フォームに必要事項を入力して予約を行います。
電話で予約する方法は、施設のホームページなどに記載されている電話番号に連絡して予約します。メールアドレスが提示されている場合は、メールでの予約も可能です。
レッスン場所を予約する際に確認すべき内容
レッスン場所予約の際は、以下の点を確認しておきましょう。
- 利用時間
- 支払方法と支払のタイミング
- 鍵の受け渡し方法
- 備付けの設備や備品
- 定員や収容人数（大人数の場合は注意）
- 音響設備や防音対策
- キャンセルポリシー
レッスンの準備と片付けの時間も考慮しましょう。利用開始時間からすぐにレッスンを開始できるわけではなく、準備時間も必要です。例えば、2時間のレッスンを行う場合、準備と片付けにそれぞれ10分ずつ必要なら、2時間30分程度の予約が適切です。
音響設備や防音対策は、楽器や音楽を使ったり、大きな声を出したりするレッスンで特に重要です。事前に確認しましょう。
キャンセルポリシーについては、キャンセル料やキャンセル可能な期間を必ず確認してください。
レンタルスペースなどでレッスンをする場合の注意点
レッスン場所を借りる際には、以下の点に注意しましょう。
- 利用目的以外で利用しない
- 時間を厳守する
- 備付けのものは元の場所に戻す
これらは基本的なマナーとして守るべき重要なポイントです。例えば、レッスン目的で借りたスペースを、私的な集まりや販売イベントなど、許可されていない用途で使用すると、施設側とのトラブルにつながる可能性があります。また、利用時間を厳守することで、次の利用者に迷惑をかけないだけでなく、自分のレッスンがスムーズに進行できるようになります。
施設によっては、これらの他にも特別な規則や禁止事項がある場合があるため、事前に利用規約を確認し、遵守するようにしましょう。
レッスン内容に適した場所を見つけよう
レッスン場所にもさまざまな種類があります。教室のジャンルに適したレッスン場所を見つけられるように、複数の方法で検索するのがおすすめです。レッスン場所を毎回探す作業が負担に感じる場合は、貸しスペースの予約を外部に依頼する方法もあります。
▼煩雑な事務作業をアウトソーシング！教室・スクール運営を効率化する事例集を確認
