近年リモートワークの普及に伴い、需要が伸びている「オンラインアシスタント」。
勤務時間の自由度が高く、在宅で仕事ができることから、子育て中の主婦やフリーランスなどに人気の職業です。
この記事では、オンラインアシスタントになる方法や、必要なスキル・条件などを紹介します。オンラインアシスタントとして働きたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
実際に働いてるアシスタントの生の声が知りたい方は、こちらも合わせてチェックしてみてくださいね!
オンラインアシスタントとは?
オンラインアシスタントの定義
オンラインアシスタントとは、リモートでクライアントの事務全般をサポートするサービスのことです。
業務内容は、資料作成やデータ入力といった一般的な事務作業から、経費精算や給与計算、採用の手続き、WEB運用など、専門知識・スキルを必要とする業務まで多岐にわたります。
オンラインアシスタントとして働くメリット
オンラインアシスタントとして働く主なメリットを3つご紹介します。
オンラインアシスタントとして働く主なメリット
- 場所を問わず働ける(完全在宅)
- 働く時間や時間帯をライフスタイルに合わせて決められる
- 自身のスキルや経験を生かして働ける
時間が限られるものの、これまでの社会人経験や専門スキルを生かして働きたい主婦の方が多く活躍しています。自由度が高く、仕事環境さえ整えることができれば、地方や海外にいながら働くことも可能です。
オンラインアシスタントの給与相場
オンラインアシスタントの給与体系は、主に時給制と固定報酬制の2パターンです。
基本は時給制が多く、1時間1,000円~が相場です。
オンラインアシスタントになるには資格やスキルが必要?
「オンラインアシスタントになりたいけれど、何か特別な資格やスキルが必要なのでは…?」と心配している方もいるかもしれません。
結論を言えば、オンラインアシスタントになるために必要な資格はありません。
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しかし、リモートワークだからこそ求められる最低限の条件や、あれば仕事を取りやすくなるスキルもあるため、ここでは5つ紹介します。
コミュニケーションスキル
基本的にWeb上でのやり取りが中心になるため、オンラインアシスタントにコミュニケーションスキルは欠かせません。
チャットやメールの場合、意図せずあまり良くない印象を与えてしまう可能性もあるため、注意が必要です。
要点を抑えつつも、丁寧かつポジティブなテキストコミュニケーションができると好印象でしょう。
ITツールを使いこなすスキル
クライアントによって使用するツールは異なります。
よく使われているITツール
- Officeソフト(ワード、エクセル、パワーポイント)
- Googleツール(Googleドキュメント、Googleスプレッドシートなど)
- チャットツール(Slack、Chatwork、Microsoft Teamsなど)
- Web会議ツール(Zoom、Google Meetなど)
よく使われるITツールは一通り使えるのが理想的です。しかし、初めて使うツールでも、自分で調べながら使いこなしていくスキルが重要になるでしょう。
専門スキル
オンラインアシスタントに資格は必須ではありません。
しかし、専門スキルを持っていることで採用されやすくなったり、時給アップが狙えたりする可能性はあります。
例えば、MOSや日商PC検定を取得することで、Officeソフトに関するスキル証明ができます。また、経理職や人事職の実務経験があれば専門スキルをアピールしやすいでしょう。
インターネット環境
スキルではありませんが、オンラインアシスタントとして働くためには、インターネット環境を自分で用意することが最低限の条件となります。
PCやWebカメラ、ネット環境、Officeソフトなど、スムーズに業務を行える環境を整えましょう。
また、クライアントの機密情報を取り扱うこともあるため、セキュリティソフトは欠かせません。
社会人経験・ビジネスマナー
応募条件として社会人経験が記載されている会社もあります。
オンラインアシスタントは未経験でも問題ありませんが、PCを使ったデスクワークの経験は必要となるでしょう。
オンラインアシスタントになるには主に3つの方法がある
オンラインアシスタントになる方法を3つ紹介します。
オンラインアシスタントサービス会社に登録する
最も一般的なのが、オンラインアシスタントサービスを提供している会社に登録することです。
採用率は決して高くありませんが、安心して働けるのがメリットです。
研修制度やマニュアルが整っているほか、基本的にチームで動くため、万が一トラブルが発生した場合にも安心です。
クラウドソーシングサイトに登録する
クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングサイトを利用するのも1つの方法です。
オンラインアシスタント未経験の場合、サービス会社に応募してもなかなか採用に至らない可能性もあります。一方クラウドソーシングサイトであれば、登録後すぐに仕事を探すことができます。
しかし、低単価な案件が多くなっており、こちらもライバルは多くなっています。すぐには受注できない可能性が高いことも理解しておきましょう。
自分から営業をかける
最後に、自分から直接営業をかけるという方法もあります。
知り合いから紹介してもらったり、SNSを使って探したりして、直接クライアントと契約できれば手数料はかかりません。
一方で、直接契約の場合はトラブルが起きた場合に自分で対処しなければなりません。信頼できるクライアントかどうか、ご自身でしっかりと見極める力が大切になるでしょう。
オンラインアシスタントサービスの登録先おすす
おすすめのオンラインアシスタントサービス提供会社を3つ紹介します。登録先を探している方は参考にしてみてください。
タスカル
タスカルは、月10時間からクライアントのバックオフィス業務をサポートしているオンラインアシスタントサービスで、秘書・人事・経理・Webサイト運用といった幅広い内容を提供しています。
アシスタントにはママワーカーも多く、主に実務経験のある20~40代の女性が在籍しています。
給与体系は時給制で、ウイルス対策ソフトをインストールしているPCと、 平均通信速度が「100Mbps」程度の安定しているインターネット環境を推奨しています。
実際にどんな人がどんな思いで仕事をしているのか、タスカルで働くスタッフインタビューもぜひご覧ください。
フジ子さん
フジ子さんは、累計ユーザー数1,000以上を誇るオンラインアシスタントサービスです。
経理・総務・人事などのバックオフィス全般にくわえ、ライティングや翻訳、Webデザイン、プログラミングなどもサポートしています。
子育て・介護で忙しい方や、フリーランスの方が多く在籍しており、研修制度が充実しているため、初めての方にも安心です。
業務委託契約の場合は時給制で、1時間1,000円~1,500円(税込)です。ただし、トライアウト、トレーニング期間中は1時間900円(税込)となります。
応募条件は以下の通りです。その他専門スキルを持っている場合は、採用率が高まるでしょう。
以下、フジ子さんの募集要項より引用
- ITリテラシーへの理解(新しいITツールを使うのが得意・好きな方)
- 中級以上のMS Officeスキル(Excel関数、Powerpointが不自由なく使える方)
- 1年以上の社会経験のある方 (歓迎スキルに記載の経験者は優遇)
HELP YOU
HELP YOUは、厳しい採用プロセスをクリアした優秀なアシスタントが、チームでクライアントの業務をサポートするオンラインアウトソーシングサービスです。
業務範囲は秘書・経理・人事・営業・マーケティング・ライティングなど多岐にわたります。
アシスタントには、30代の子育て世代や地方在住の女性が多く在籍しています。
採用のハードルは高いものの、アシスタントへのサポート体制が整っており、スキルアップも期待できるのが魅力です。
以下、HELP YOU採用サイト「よくある質問」より引用
Q お仕事に必要なものは?
- WEBカメラつきの自分専用のパソコン
- iPhone等のスマートフォン
- Word・Excel・PowerPointのマイクロソフトオフィス
- ビデオ通話が可能なネット回線
- イヤフォンマイク