Webマーケティングを外注するメリットとデメリット、費用とは?

Webマーケティングを全て自社で行おうとすると、社内の負担は非常に大きなものとなります。なぜなら、Webマーケティングはオフラインでのマーケティングとは全く異質なもので、専門的な知識や経験が求められるからです。社内でゼロからノウハウを蓄積するのは迂遠な作業となってしまうでしょう。

ところが、いざWebマーケティング業務の外注を検討するとなると、費用や外注先の選択など自社にとってのメリットやデメリットがどこにあるのかわかりにくいものです。本記事では、Webマーケティングの外注に関する知識を基礎から解説します。これを読めば基本的なノウハウがわかるはずです。自社に最適な外注先を選んでWebマーケティング業務を推進していって下さい。

1、Webマーケティングとは?

 

(1)PV獲得(集客)のための施策

ここでの目的は、対象サイトを訪問するユーザーの数を増やすことです。具体的な施策としては、リスティング広告やディスプレイ広告、SNS広告、SEO対策、SNS運用などがあります。最も優先して行うべき施策です。なぜなら、ユーザーを集めないことにはCVやリピーターなど次の施策につながらないからです。

まずはサイトに訪問してもらうことが次のステップに向けた第一歩です。もっとも、Webマーケティングの場合、集客のハードルが非常に高いです。なぜなら、Webサイト上には無数の競合サイトが存在するため、特定のサイトをユーザーが選んで訪問してもらう難易度は自ずと高くなるからです。逆に考えると、サイトに訪問してもらいさえすれば、その後の導線を描きやすいのもWebマーケティングの特徴といえます。PV獲得が重要視される所以です。

(2)CV獲得(成約)のための施策

サイトを訪問したユーザーに商品を購入してもらうことです。具体的な施策としては、ランディングページ最適化やエントリーフォーム最適化があります。遷移先となるランディングページの改善やフォームの改善がここでのポイントです。いかにユーザーに最後まで読んでもらうサイトを作るか、いかに申し込みにつながりやすいエントリーフォームを作るかがここでのポイントです。

(3)リピーター獲得のための施策

過去のサイト訪問者に再度、ページを訪問してもらい、商品の購入機会につなげることです。具体的な施策としては、リターゲティング広告やメルマガ配信があります。過去にサイトを訪問したユーザーはデータでトラッキングできます。このデータをもとに広告を出稿して、再度の訪問を促します。

2、Webマーケティングを外注する場合の費用とは?

内容費用
SEO対策内部対策10万円~30万円
外部対策5万円~20万円
コンテンツSEO1万円~30万円
広告運用広告経費の20%
SNS運用5万円~20万円
コンサルティングフリーランス5~30万円
法人10万円~100万円

(1)SEO対策

SEO対策とは、検索エンジンに向けたコンテンツ最適化を意味します。GoogleやYahoo!などの検索エンジンで検索した際に、自社サイトを上位表示させる施策です。検索表示を通じて多くのユーザーの目にとまるようになり、結果的にアクセスや成約率の向上につながります。

もっとも、SEO対策の成果を得るためには数か月~1年程度かかります。これはサイト改善の結果を検索エンジンが把握して、評価に反映するのに時間がかかるからです。このため、実際に施策を行う場合は中長期の視点でみていかなければなりません。

SEO対策を大別すると、内部対策・外部対策・コンテンツSEOに分類されます。内部対策とは、タイトルやタグ、内部リンクなど内部システムの調整を行います。価格は10万円~30万円程度です。外部対策とは、適切な外部リンクの獲得です。価格は5万円~20万円程度です。コンテンツSEOとは、記事の作成によるアクセスアップ・上位表示の獲得を目指します。記事本数×記事単価で費用が決まり、1万円~30万円程度です。

(2)広告運用

広告運用とは、GoogleやYahoo!などのリスティング広告、FacebookやInstagramなどのSNS広告のアカウント管理を行い、実際に広告を稼働させることです。ここでの費用は、広告経費に運用代行費用を上乗せする形となっています。運用代行費用の一般的な相場は広告経費の20%です。運用代行費用が、20%より上か下かで、安いか高いか概ね判断できます。

広告運用は即効性があり、この点でSEO対策とは対照的です。費用を支払って上位表示するイメージで考えましょう。広告出稿した後、すぐに問い合わせにつながることもあります。

なお、広告運用の代理店を探す場合にここで注意すべきなのが、安ければよいという安直な判断をしないことです。値段が安いと報告レポートが薄かったり、担当者が細かくフォローしてくれないなどのデメリットも多いでしょう。広告運用は担当者の知識や経験に依存する傾向が強く、実績のある会社に依頼しないと、お金が無駄になってしまうリスクもあります。このため、単純に値段だけで決めず、サービス内容も含めて検討することがポイントです。

(3)SNS運用

SNS運用は各種SNSのアカウントを用いて、自社の宣伝・広告を行う手法です。FacebookやTwitter、Instagram、LINEが代表的なところです。具体的には投稿やアクセス解析を行い、改善のアドバイスを行います。費用は月額で5万円~20万円が相場です。なお、SNS運用も、SEO対策と同様に中長期的な施策です。なぜなら、SNSアカウントは一朝一夕には育たないからです。数か月から1年程度のスパンで取り組むべきです。

(4)コンサルティング

コンサルティングとは、Webマーケティング施策について客観的な視点からアドバイスを受けることです。例えば、商品企画からブランディング、PVの向上、売上改善など幅広くサポートを受けます。費用としてはフリーランスに依頼する場合は月額で5~30万円、法人に依頼する場合は月額10万円~100万円です。金額はある程度かかってしまいますが、Webマーケティングについて全般的に質問できます。特に、ITリテラシーがあまり高くない経営者の方に向いています。

3、Webマーケティングを外注する場合の選択肢とは?

Webマーケティング会社

Webマーケティング会社には各々、得意分野があります。例えば、SEO対策が得意な会社もあれば、広告運用が得意な会社があるなど様々です。

このため、実際に依頼する場面では、その会社の得意分野と自社の依頼したい業務がマッチしているか確認しなければなりません。問い合わせの段階で、過去の実績や担当者のスキルがどのくらいのレベルか厳しく判断していくべきです。例えば、質問に対して的確に返してくれるか、コミュニケーションはスムーズかどうかなどを判断材料にしてください。また、幅広く全ての分野に対応できる会社よりも、狭くともそのサービスに特化した会社の方が良質なマーケティング施策を期待できるでしょう。

フリーランス

ここでいうフリーランスとは、Webマーケティングを専門とする個人事業主のことです。フリーランスの場合はあくまでも個人に対して業務を依頼する形となります。このため、Webマーケティング会社に依頼する場合と比べると、個人間のスキルの格差が大きくなってしまいます。スキルの低いフリーランスに依頼してしまうと、全く改善されないまま、報酬を支払う羽目になりかねません。

もっとも、フリーランスを活用するときは、クラウドソーシングサイトを経由して依頼することが大半かと思います。その場合、そのフリーランスの過去の実績が大きな指標となります。クラウドソーシングサイトは、過去の業務実績が評価として積み上げられていくシステムです。過去に一定の評価を受けているフリーランスを選べば、ある程度スキルが担保されるでしょう。

タスカル

マーケティングの外注ではオンラインアシスタントも活用できます。代表的なサービスとして「タスカル」があります。タスカルでは独自の基準に基づいてスタッフを採用しており、一定の質が確保されています。中小事業者や1人社長などの小規模事業者には特に活用されています。

以下で具体的な活用事例を2つあげます。いずれもマーケティングを外注して事業の効率化に成功したケースです。なお、タスカルでは他にもSNS運用、広告運用、オウンドメディアの記事作成などにも対応しています。

(事例①)株式会社アルフォースワン

(事例②) 株式会社オンリーストーリー

4、Webマーケティングを外注するメリットとは?

マーケティングの外注には2つのメリットがあります。第一に、外部の専門家に依頼することで自社のマーケティング戦略の質を確保できることです。マーケティングときくと、通常の販促活動と同様に捉えがちです。しかし、オンラインでのマーケティングには特殊性があります。実際に売上を伸ばしていくためには専門知識と経験が必須です。これまで経験のなかった社員が担当して成果をあげられる可能性は非常に低いでしょう。そうだとすれば、Webマーケティングの外注化は現実的な選択肢となってくるはずです。

第二に、社内でWebマーケティングのための人材育成を行う必要がなく、コスト削減につながることです。社内での人材育成は時間がかかるうえにコストもかかってしまいます。特に、Webマーケティングは専門知識が求められるうえに、知識がアップデートされるスピードも速いです。社内で人材育成しようとすると毎年、研修費用がかってしまいます。外注することで人材育成のコストを削減できるのは大きなメリットでしょう。

5、Webマーケティングを外注するデメリットとは?

マーケティングの外注は業務の効率化ではありますが、デメリットもあります。ここでいうデメリットとは、全てを外注に頼りきってしまう場合、マーケティング情報を自社内で一切分析できなくなることです。

的確なアドバイスを受けても、社内で分析・評価できないと適切な施策を実現できません。マーケティングを外注しても、その内容を実際の業務にどのように落とし込むかは自社内で考えなければならないのです。このデメリットを克服するためには、マーケティングを外注する場合でも社内担当者は最低限の知識を備えておくべきです。

6、まとめ

Webマーケティングの外注に関する基礎知識は以上の通りです。専門的な領域だからこそ積極的に外注して社外のリソースを活用していくのは効率的な経営判断といえます。オンラインでの訴求に成功している企業の大半は、外注をうまく活用しているといっても過言ではありません。

自社の置かれたマーケティング環境と費用相場を天秤にかけて、最適な外注先を選択してください。相場がわかれば、自社にとって最適な予算でスキームを設計できるはずです。本記事がパートナー選びの一助になれば幸いです。

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