医療という専門性の高い分野において、事業展開を行っている株式会社avriot様。
ベンチャー企業ならではの苦労や、タスカルを利用して感じた成果について、代表取締役の矢作様にお話を伺いました。
事業課題 | コーポレート業務などのバックエンド側にリソースがなく、業務が煩雑になっていた。 |
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導入の決め手 | レスの早さや期限を守るなどの基本ができており、最適解だと感じた。 |
タスカったポイント | 業務の精度が上がったほか、コア業務の時間が増加した。 |
ベンチャーならではのリソース不足、雇用で補うにはリスクやコストがつきもの
御社の事業内容についてお聞かせください。
我々、株式会社avriotは、医療法人エキクリのMS法人として、エキクリのクリニック事業、特に経営面のサポートをさせていただいております。エキクリでは内科と小児科、いわゆるプライマリケアのクリニックを経営しています。現状は四分院を展開しており、今後も保険診療領域での分野展開を加速させるべく事業を行っています。
タスカルを導入した経緯を教えてください。
全体的にコーポレート業務に対するリソースの割きにくさを感じていました。
我々のようなベンチャーは、フロントサイドに人材リソースが取られがちです。なので、どうしてもコーポレート業務が煩雑になりやすい。その解決策として、タスカルの導入を選択しました。
特に労務管理については社内でリソースが整備されていない中、タスカルに入ってもらっている感じです。
労務管理を担う人材が不足していたんですね。
そうですね。募集すれば来てくれるんでしょうけど、ベンチャーの中でバックエンド側に人を抱えるのは、今の規模だとリスクやコストの面で最適解と言えないんじゃないかと思っていました。
人を雇ってもいつまで居てくれるかわかりませんし、クオリティーも自社で担保しないといけない。
そういったことを考えると、現状はタスカルが最適解と思っています。
派遣やアルバイトを雇う選択肢は考えましたか?
今も含めて全くないということはありません。ただ、タスカルの場合はある程度人材レベルがしっかり担保されていると感じていて、その点で派遣やアルバイトよりも非常にいいと思っていますね。
社内で採用をやるとなると、育成や定着などにリソースが取られてしまうので。
いわゆる即戦力になっている、ということでしょうか。
はい、そうですね。
他社のサービスと比較したとき、タスカルをどのように感じましたか?
タスカルの主なサービス内容が実行支援ということで、実際に依頼することがイメージしやすかったのはあります。「この業務」と割り切ってお願いできる、非常にわかりやすい設計だと思いました。あとは、全体のコストも含めて決めました。
タスカルにした一番の決め手は何でしょうか。
本音を言うと、選定の段階では最適かどうかわからない部分はありました。タスカルのようなサービスは、どちらかというと伴走しながら決めることが多いと思うんですよね。
特に実行支援となると、基本的なことが大事になってきます。例えばレスの早さや、期限を守ることなどです。
今は実際に一緒に走ってみて、最適解だなと感じています。
業務の出来栄えはもちろん、レスの早さややり取りの丁寧さにも満足
タスカルにはどのような業務をご依頼いただいていますか?
給与計算といった労務管理、経理関連のほか、WebデザインやSNS運用のサポートなどを依頼しています。
タスカルに依頼する業務の選定はどのように行っていますか?
業務は2つの視点から区切ってお願いしています。
1つは「今ここが足りていない」というところから、もう1つはある程度高い精度でやってもらえそうか。
明確に業務がイメージできる部分を切り取って、お願いしている感じですね。
ご依頼する上で困ったことやわかりにくかったことはありましたか?
今は特にないですね。今の形で色々とサポートいただけたら本当にありがたいなと思っています。
業務の出来栄えについてはいかがですか。
いくつかご依頼していますが、特に経理業務は素晴らしく、かなり高い精度でやっていただいていると感じています。
スタッフとの連携についてはいかがでしょうか。
窓口の方がいらっしゃって、コミュニケーションが非常にとりやすいと感じています。
コミュニケーションについてもご満足いただけているようで良かったです。
はい。こういう「人の部分」が非常に大きいですよね。レスなども早く的確に対応してもらっています。
シンプルなことをしっかり任せられ、高い精度が期待できる
タスカルの導入で得られた成果はありますか?
バックエンドに関して言うと、社内の人材よりもタスカルスタッフの方がナレッジが高いので、精度が非常に上がりました。
タスカルに任せられる分、我々はほかのところにリソースを使えるようにもなっています。
デザイン系の業務に関しても迅速で、早ければ3~4日で対応いただけたりしました。
チャットの反応など、リードタイムはすべての事業スピードに関係してきます。我々ベンチャーが重視している点でもあるので、そこが優れているのは非常にありがたいですね。
コア業務にあてる時間が増えて、事業スピードも上がったんですね。
そうですね。今タスカルにお願いしている業務を社内で行う場合、最低でも2〜3人は確保しないといけません。その人件費や育成費など、雇用する上でのさまざまなリスクを考えると、今のところはタスカルにお願いしている方がいいですね。
タスカルの魅力を挙げるとしたら、どんなところでしょうか。
シンプルなことをしっかり行えるところでしょうか。
例えばSlackの使用経験など、最低限のテックリテラシーがなければ内製化した方がいい場合もあります。
そういう最低限のところがちゃんとあって、なおかつ早く対応いただけるので、導入からすっと馴染んで入ってもらえる。さらにコーポレート業務やデザイン系のナレッジもあるので、しっかり任せられますね。
最後に、タスカルはどういった方にお勧めだと思いますか?
ベンチャー全般にお勧めできるサービスだと思います。ベンチャーでバックエンドに人をいっぱい割けるケースは、多分あまりないと思うんですよね。なので、そういったところが利用すると、より業務効率が上がるのではないかと感じます。
あとは中小企業やメガベンチャーレベルにおいても、タスカルのようなクオリティーならお勧めできると感じますよ。
本日は貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。今度ともタスカルのサービス改善に努めてまいります!