- 子育て中でも、自分の得意なことで独立して働きたい
- ママ起業の成功率や収入の実態が知りたい
などの疑問や悩みを抱えているママも多いのではないでしょうか。
ママ起業という言葉は気になるものの、収入の実態、リスクなど、さまざまな不安を感じている方もいるかもしれません。
この記事では、ママ起業した人の収入等や、独立成功者から学ぶ事業継続のコツ、さらにはおすすめの仕事5選まで、詳しくご紹介します。
仕事とプライベートのバランスを見直し、より充実したママライフを目指しましょう。
今、ママ起業は増加傾向
最近は共働き世帯も増えており、お子さんがいても仕事に積極的なママは珍しくありません。ママ起業家も増えており、YouTubeなどでも飽き性主婦ゆいママ、りかママ、起業コンサルタント小桧山美由紀など、活躍するママたちが数多く見られるようになりました。
そんなママ起業が増えている要因には、主に以下の2つが挙げられます。
女性起業家向けの助成・資金支援制度が充実している
ママ起業が増加している背景には、女性起業家向けの助成や資金支援制度の充実があると考えられます。具体的には、以下のような助成や資金支援があります。
これらは女性向けに特化した助成・資金支援制度ですが、他にも小規模事業者持続化補助金やIT導入補助金などの補助金も活用可能です。
ママ起業に関するノウハウを得やすくなった
YouTube、X(旧Twitter)、InstagramなどのSNSで、多くのママ起業家の成功例が目に入るようになりました。これらがきっかけで、ママ起業に興味をもつ人も増加しています。
またこれに伴い、ママが起業に必要なノウハウを習得しやすい環境も整ってきました。起業したいと考えるママのために、多くのセミナーが開催されています。
さらに、ママ起業に関する書籍も増えており、以前よりも手軽に起業ノウハウを学ぶことができるようになりました。これらの要素が、ママ起業のハードルを下げていると考えられます。
ママ起業の成功率・収入は?
起業は、多くのママたちにとっても魅力的な働き方の一つです。しかし、成功への道は簡単ではありません。実際にはどれくらいの収入が期待できるのでしょうか?
残念ながら「子育て中の女性」に特化したデータはありませんでしたが、女性起業家全体のデータを基に、その実態を探っていきます。
女性起業家の約6%は赤字
デル・テクノロジーズ株式会社が全国の女性起業家を対象に2022年に行った調査では、年間収益規模が「1千万円未満」である人が68.0%と最も多かったという結果が出ました。その一方で、赤字化している事業も約5.9%存在します。
年齢別に見ると、起業する最多の年代は20代で36.3%、続いて子育て中の多い30代が33.8%となりました。
全体平均の約7割は20万円以下
出典:男女共同参画局
少し古いデータとなりますがですが、2016年に内閣府男女共同参画局が作成した「女性起業家を取り巻く現状について」によれば、女性起業家の手取り収入は以下のようになっています。
女性起業家の起業後の手取り収入(月額)
- 10万円以下:26.7%
- 10万円超~20万円以下:22.5%
- 20万円超~40万円以下:24.0%
全体平均の約2割が10万円以下、約5割が20万円以下という結果になっています。
このように手取り収入が少ないために、多くの女性起業家が、事業を継続するための資金調達が難しいと感じているのでしょう。
さらに、起業の際には新しい住所が必要になることも。オフィスを一部屋借りるとしたら、さらに経費がかかってしまいます。低資金での開業を目指す場合、シェアオフィスやバーチャルオフィスを利用し、格安で住所を使うという方法もあります。
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ママ起業に関して総じて言えることは、時間を確保するのが難しい(そのため手取りが少ない可能性が高い)ということかもしれません。
約7割は開業に満足
出典:日本政策金融公庫
独立した女性のすべてが、正社員並みの収入を得られるわけではありません。しかし、起業の魅力は収入だけではなく、仕事に対する満足度にもあります。
日本政策金融公庫が2022年に発表した「新規開業実態調査(特別調査)」によれば、女性起業家の開業に対する総合的な満足度は、「かなり満足」と「やや満足」を合わせて、7割近くが満足している結果でした。
仕事のやりがいや、ワークライフバランスの取りやすさなどが、ママ起業の魅力につながっていると考えられます。
ママ起業で発生しやすい問題3選
ここからは、ママ起業で起こりやすい3つの問題について解説します。
1.家庭(家事・子育て・介護)との両立
昨今では、男女問わず家事や育児を行うことが広まりつつありますが、まだまだ「家事は女性の仕事である」という風潮も残っています。
マーケットリサーチ会社である株式会社マクロミルの「2018年 共働き夫婦の家事分担調査(インタビュー調査篇)」によると、家事の分担について、以下のような結果となりました。
家事について
- 妻がほとんど担う:26.9%
- 妻が主だが、夫も少し分担:37.5%
- 妻と夫で分担:30.7%
家事を女性がメインに行う家庭が、約6割に達している結果になります。このような現状では、家庭と仕事の両立に悩むママの起業家も多いはずです。
家庭と仕事の両立がうまくいかなければ、十分な時間を確保できず、想定していた収入を得られなくなってしまうでしょう。
2.家族から十分な理解・フォローが得られない
そもそも家庭と仕事を両立するためには、家族からの理解・協力が不可欠です。
場合によってはパートナーだけでなく、両親や義両親の理解・協力が必要になることもあるでしょう。
ただし、価値観や考え方が関わるってくる問題でもあるため、すぐに解決には至らないことも少なくありません。
3.時間あたり単価が低くなることも
柔軟な働き方を求めてママ起業するケースも多いですが、その反面、収入の安定性や時間あたりの単価に問題が生じることがあります。
特に起業初期では、売上を伸ばすためにも多くの時間投資が必要ですが、時間に対するリターンが低い場合があります。
ママ起業家は家庭との両立を考慮しながら働くため、仕事の時間が限られていることも多く、その分、時間あたりの単価が低くなるリスクもあります。
ママ起業する前に行っておきたい準備とは?
ここからは、ママ起業を考えている方に向けて、起業する前に行っておきたい準備について説明します。
収入の目標金額を決める
ママ起業を成功に導くための最初のステップとしては、「収入の目標金額を決める」ことが非常に重要です。この目標金額が、今後のビジネス計画や戦略の土台となるため、しっかりと考えて設定する必要があります。
まず、一日に何時間働けるのか、家庭の都合や子育てのスケジュールを考慮して算出してみましょう。
次に、設定した目標収入と労働時間から、時間あたりにいくらの売上が必要かを計算します。そうすると、労働時間と目標収入から逆算して、時間単価が計算できます。
目標収入 | 月30万円 |
労働時間 | 1日4時間(月に20日働く) |
時間単価(上2つの項目から逆算) | (30万円 ÷ 20日) ÷ 4時間 = 3750円/時間 |
目標金額が変われば、それに伴って集客方法や必要な広告予算も変動します。例えば、目標収入が高い場合、より多くの顧客を獲得する必要があり、そのためには広告やマーケティングの予算も多く必要となるでしょう。
目標収入・労働時間が明確でないと、どれだけ働いても満足のいく結果が得られない可能性もあるため、しっかりと計画・リサーチを行いましょう。
家族の理解を得る
ママ起業の成功のカギは、家族のサポートが不可欠です。最初のステップとして、自分が「本当に起業したいのか」を明確にしましょう。これが家族に対する説得の土台となります。
次に、数字的な計画も交えて、自分の意見を夫や子どもたちにしっかりプレゼンテーションする必要があります。家族のサポートがなければ、精神的、経済的にも厳しい局面が待ち構えています。
家族を説得できなければ、このタイミングでの起業は見送るべきかもしれません。無理に進めれば、家庭内でのストレスが積み重なり、ビジネスに悪影響を及ぼす可能性があります。家族としっかりとコミュニケーションを取ることで、起業がよりスムーズに進むでしょう。
スモールビジネスから始める
初期費用や固定費が少ないスモールビジネスは、ママ起業家にとっておすすめです。サービス業は、資金や設備が少なくても始められるものが多いです。
実際、ママ起業家の多くが「サービス業」を選び、その割合は24.6%と、非常に高いことがわかっています。
特におすすめなのは、在宅で取り組める仕事や、開業コストが低いビジネスです。専門的なスキルとパソコンがあれば、ほとんど初期費用がかからないものがよいでしょう。
対照的に、物理的な店舗が必要なビジネスやフランチャイズは、高額な初期費用や固定費がかかりがちです。
ママ起業の成功事例
実際にママ起業で成功されている方の事例から、ママ起業で成功するコツを探っていきましょう。
ケース1:ホームページ制作等を外注して労力が激減
株式会社giftは、ママ向けの起業講座を実施する会社です。第三子の出産1ヶ月後にビジネスをスタートさせた代表取締役・斎藤真千子様でしたが、急速な事業拡大で手が回らなくなり、タスカルに事務作業を依頼するようになりました。
講座のPDF資料をcanvaに転記する作業やWebページの制作を依頼したところ、どれもクオリティ高く仕事のスピードが加速したとのこと。今後は法人化に伴い発生した経費周りの業務も依頼し、より業務効率化を図っていこうと考えられています。
ケース2:集客・申し込み対応等を外注し新規事業を開拓
オンラインアロマ講師育成アカデミーの代表・堀様も、外注サービスの導入により、業務改善を行うことができました。一人ですべての業務をこなすのが限界に達していた堀様ですが、月額2万5000円からという手頃な価格と、「一人起業家が多く利用している」ことに親近感をもち、オンラインアシスタントサービス「タスカル」を導入。
手が回らなかった「お客様の声」の整理やSNS運用、メールマーケティングといった業務を委託することで、業務の効率が格段に向上しました。
アウトソーシングによって新たな時間が生まれ、新しい講座開発や、継続的な集客が行えるようになり、お客様も増加したとのことです。
成功事例から見る!「ママ起業継続」のポイント
出典:日本政策金融公庫
ママ企業の成功には継続が重要ですが、時間がないママが基幹事業に専念するには、外注の活用も有効です。
たとえば複雑な経理・税務は会計事務所に委託し、SNS運用やウェブサイトの更新はオンラインアシスタントに依頼するなど、外注を上手く活用することで、効率的なビジネス運営が可能になります。
企業が黒字化するためには一般的に3~5年が必要とされています。「女性による新規開業の特徴」によれば、「女性起業家が開業時に苦労したこと」は、「資金繰り、資金調達」(53.2%)、「顧客・販路の開拓」(43.2%)と報告されています。
資金繰りがショートしないように、初期費用が低く、月額も手頃な外注先を選ぶとよいでしょう。
ママ起業で成功する人・失敗する人の特徴
ママ起業家が成功するか失敗するか、その差は一体どこにあるのでしょうか。以下で特徴を明らかにし、成功するためのヒントを提供します。
ママ起業で成功する人の特徴
大前提としてですが、「仕事のスキルや能力」は重要な要素です。能力のある人ほど、起業は成功しやすいです。
加えて、仕事への取り組み方、特に独立する前の段階でどのような意識をもっているかも、大切なポイントです。
成功する人は、会社勤めをしていても「会社から仕事をもらっている」という受け身の姿勢ではなく、「会社をプラットフォームとして使い、自分自身を高めよう」という前向きな志があります。このような意識が、後の起業活動での成功へとつながるのです。
ママ起業家は時間やリソースが限られることが多いため、効率よく成果を出す能力と、持続的な成長への意欲が不可欠です。
フリーランス・法人化の違いは?
起業と一口に言っても、フリーランス(個人事業者)として働く方と、法人を作る方がいます。
一概には言えませんが、一般的には下記のような傾向が多いです。
フリーランスが向いている人 | 時間の融通をきかせて、自分のペースで仕事を進めたい |
法人化が向いている人 | スタッフを雇い、チームで仕事を回したい 組織を作らないと成し遂げられないビジョンがある |
どちらの選択も一長一短がありますが、自分のビジョンや希望の働き方に合った形を選ぶと、継続して働きやすいでしょう。
ママ起業で失敗する人の特徴
「ママ」に限ったことではありませんが、「スキル」「知識・経験」「売上」といった目に見えやすい部分を磨こうとしない人は、長続きしません。また、失敗や困難を他人や環境のせいにする傾向があると、改善や成長が難しくなります。
自分がすべての責任を負って立つ「起業」では、自分の判断ミス一つが失敗につながります。理想ばかり追い求め、具体的な行動計画や戦略が立てられないと、ビジネスはうまくいきません。
何の仕事でママ起業する?仕事の選び方・条件とは
ママ起業家になるためには、何の仕事を選ぶかが非常に重要なポイントです。成功を収めるためには、特に以下3つの条件が揃っている必要があります。
ニーズがある | どれだけ好きで得意でも、その仕事に市場でのニーズがないとビジネスは成立しません。 |
得意である | 得意分野でのビジネスは、高いクオリティを保ちやすく、結果としてお客様からの評価も高まり、収益向上につながります。 |
夢中になれるくらい好き | 好きなことを仕事にすると、仕事への情熱が湧くので、難しい局面でも前向きに取り組めます。 |
これら3つの条件が揃わないと、ビジネスが黒字化するのは難しいです。仕事を選ぶ際にはこれら3つの要点が揃っているか、しっかりと精査しましょう。
ママ起業におすすめの業種5選
育児や家事をこなしながら十分な時間を確保しにくいママには、在宅ワークがおすすめです。在宅ワークであれば、通勤時間を削減できるうえにスキマ時間も活用できるからです。
他にもママだからこそ行える子育てサロン運営や育児コーチなどもあります。一つずつ見ていきましょう。
▼関連記事: 会社を辞めても一生食べていける資格10選!
1.Webライター
Webライターは、Web上に掲載される記事の文章を書く仕事です。Webライティングのジャンルは幅広いため、初心者でも始めやすい仕事です。
クラウドソーシングサイトに登録すれば、すぐにでも始めることができます。納期さえ守れば、時間的な自由度が高いのが特徴です。最初は低単価の仕事から始め、経験と実績を積み重ねていくことをおすすめします。
2.スキルを活かした仕事
すでに専門的なスキルがあるなら、それを活かした仕事を選ぶことで成功率は飛躍的に高まります。在宅でも取り組みやすいものとしては、以下のような職種がおすすめです。
デザイナー・エンジニア・動画クリエイター | 在宅でも高度なスキルがあれば、収入が見込める |
SNS運用代行 | SNSが得意なら、他社や個人のアカウント運用が可能 |
SEOディレクター | ブログ運営経験等を活かし、案件を獲得する |
料理教室・ハンドメイド教室 | 料理・裁縫等、得意なスキルを活かして、自宅やレンタルスペースで教室を開く |
片付け代行 | 整理整頓サポート・代行を行う |
学習塾・講師 | 教育に関する知識や経験があれば、個別指導やオンライン塾がも運営可能 |
事務職や経理職などのスキルも、現在ではリモートワークが広まっているため、在宅で依頼が来るケースも増えています。
すでに身に付いているスキルを活かす仕事の方が、新しい仕事に比べて成功率は高いでしょう。
3.ネットショップの運営
最近ではECサイトを簡単に開設できる便利なツールが多数登場し、誰でも簡単にネットショップを運営できるようになりました。そのため自身で作成したアクセサリーやハンドメイド作品などをネットショップで販売することも可能です。
またフリマアプリなどを利用する方法あります。ネットショップの運営は拘束時間が少なく、在宅で行えるのが特徴です。
最初は少額・少量の取引から始めて、自身がこなせる量を見極めましょう。
4.子育てサロン・学童保育・育児コーチ
子育て中のママが経験や知識を活かす仕事として、子育てサロンや学童保育、育児コーチが挙げられます。
例えば子育てサロンは、同年代や同月齢のママが自然と集まり、育児の悩みを共有しやすい場です。ここではイベントやワークショップを開催し、ママたちの悩みに寄り添うことができます。
また、育児コーチは、自分自身が乗り越えてきた育児の難題を他のママに提供できます。ただし、客観的なアドバイスも必要なため、保育士やカウンセラーなどの資格を取得することで、より専門的な知識と信頼性を得るのがおすすめです。
これらの業種は、育児中のママが自分自身の経験やスキルを最大限に活かせるため、働き方の裁量も大きく、子育てと仕事の両立がしやすいと言えるでしょう。
5.オンライン秘書・アシスタント
オンライン秘書・アシスタントは、在宅で行えるため、子どもの都合に合わせてスケジュールが調整できます。子育てで身に付けた計画性やコミュニケーション能力も非常に役立つでしょう。
基本的なPCスキルとビジネスマナーがあれば、特別な資格は不要です。プラスアルファで、PCソフトの基本操作や、先に挙げたデザイン・SNS等の専門知識があれば、さらに幅広い業務に対応できます。
少ない時間でも集中して質の高い仕事ができるため、子育て中のママには非常におすすめの業種と言えるでしょう。
ママ起業を始める際に必要な手続き
個人事業主になる場合と、法人設立の場合で、手続きは異なります。
- 個人事業主として起業:開業届&青色申告承認申請書の提出
- 法人を設立:設立登記の手続き、法人設立届&青色申告承認申請書&法人設立届の提出
個人事業主として開業する場合は、所轄の税務署に「開業届」を提出するだけです。必要に応じて、税法の特典が受けられる「青色申告承認申請書」も提出しましょう。
法人を設立する場合には、法務局で「設立登記」の手続きをしなければなりません。また、法人設立後には所轄の税務署に「開業届」と「青色申告承認申請書」、都道府県や市町村に「法人設立届」をそれぞれ提出する必要があります。
▼関連記事
個人事業主向け!青色申告での確定申告におすすめの本3冊&選び方
ママ起業家を目指すなら、スモールビジネスから始めよう
ママ起業家を目指す場合、最初は「スモールビジネス」がおすすめです。小規模ビジネスならリスクが少なく、初心者でも手軽にスタートできるからです。自分の能力やビジネスの可能性も探りやすいでしょう。
このステージで「楽しく仕事ができる環境は何か」と自問自答することで、目指すべき方向が見えてくるはずです。
ただし、ママ起業家は、子育てと仕事の両立が求められるため、効率的な業務運営が不可欠です。手が回らないときはオンラインアシスタントの利用も視野に入れましょう。
タスカルでは月額2.5万円〜のオンラインアシスタントサービスを提供していますので、ご興味のある方はぜひ一度ご相談ください。