【無料・有料】AI文章校正ツールのおすすめ9選！選び方や注意点を解説

AI文章校正ツールは作成した文章をAIが自動校正するツールのことです。誤字脱字や表記揺れ、冗長表現などを確認できるため、校正作業が迅速化するだけでなく、文章のブラッシュアップにも役立つ点がメリットです。

今回の記事では、おすすめのAI文章校正ツール9選を紹介します。AI文章校正ツールを選ぶポイントや使用する際の注意点も解説するので、ぜひ参考にしてください。

【無料版】おすすめのAI文章校正ツール5選

ChatGPTなど生成AIツールで校正を依頼することもできますが、プロンプトで正確に指示しておかないと構成や文章自体を修正してしまうことがあります。そのため、校正だけであれば特化しているツールを利用するほうが安心です。

まずは、無料で使えるAI文章校正ツールを5選紹介します。

ユーザーローカル文章校正AI

ユーザーローカル文章校正AI

出典：ユーザーローカル文章校正AI

ユーザーローカル文章校正AIは、ChatGPTと連携したAI校正ツールです。校正が必要な箇所を検知し、修正案を提示してくれます。

出典：プレスリリース｜株式会社ユーザーローカル

ユーザー登録は不要で、ブラウザ上で利用することが可能です。

助詞の誤用や誤字・脱字を知らせ、ら抜き言葉などの誤用表現を指摘し、AIで正しい表現を提案してくれるので、記事執筆やメール文・プレゼン資料の作成などに活用できます。

Shodo

出典：Shodo（ショドー）

Shodo（ショドー）は、株式会社ゼンプロダクツが提供するAI文章校正ツールです。

文章分析や表記揺れ設定、記事のバージョン管理やダウンロードなどができます。無料版では機能が制限されており、1記事あたり2,000文字までチェックすることが可能です。

IWI日本語校正ツール

出典：IWI日本語校正ツール

IWI日本語校正ツールは、株式会社インテリジェント ウェイブが提供する日本語校正ツールです。誤変換や誤使用、基本的な文章チェック機能などを使用できます。入力したテキストのほかに、ファイルから文章を抽出してチェックすることも可能です。

無料版は登録不要で1,000文字まで校正対応しています。有料版のProプランでは100,000文字までチェックでき、独自ルールを作成することもできます。

Paperpal 

出典：Paperpal

Paperpalは、研究者向けの英文校正・翻訳ツールです。過去20年分のデータを学習させたAIが搭載されているので、さまざまな表現の提案が期待できます。

アカデミックな分野で英文校正や日本語からの翻訳が必要な場合、利用してみましょう。

MOJI-KA

出典：MOJIｰKA

MOJIｰKAは、Webライターの執筆を支援する機能が揃っているAI校正ツールです。約20種類の校閲項目が搭載されています。

校正機能のほかに、文字数カウントや漢字使用率カウント、読み上げ、タイマーなどの機能も利用できます。

出典：MOJIｰKA

無料プランは登録して7日間は、有料プランの機能をすべて利用することが可能です。まずは操作性や必要な機能を見極めたうえで、有料プランへの移行を検討しましょう。

【有料版】おすすめのAI文章校正ツール4選

続いて、有料版のAI文章校正ツール4選を紹介します。

文賢

出典：文賢

文賢は株式会社ウェブライダーが提供する、文章作成アドバイスツールです。

誤字脱字チェックや改善案の提案、タイトルの提案、要約する機能が備わっています。「GPT-3.5」や「GPT-4」といったAIを活用した文章の改善点やアドバイスが受けられる「AIアシスト付き（β版）」もあります。

さらに100を超える視点で文章がチェックされ、アドバイスがもらえます。複数のライター抱えていて文章をチェックする機会が多い方や、文章作成する頻度が多い方におすすめです。

Typoless

出典：Typoless

Typoless（タイポレス）は、朝日新聞社の文章校正AIツールです。

朝日新聞社の膨大な校正履歴を学習させたAIを搭載している点が特長で、10万個もの校閲ルールが利用できます。

プロレベルの校正を求めている方や、多様性に配慮した文章を作成したい方に最適なツールです。

AI editor

出典：AI editor

AI editorは株式会社ミラセンシズによるAIツールで、原稿の校正・校閲作業の効率化に役立ちます。自社の校正ルールを設定でき、誤字脱字や接続詞、読点多様、文末表現の重複などをチェックします。

さらにAIを活用した画像チェックや、表記のゆらぎを防ぐ曖昧検出機能を搭載しています。

文章だけではなく、ロゴなどの画像チェックもAIで行いたい方にも適しているツールです。

Notion AI

出典：Notion AI

Notion AIは、Notionに搭載されているAI機能で誤字脱字や句読点の見直しに役立ちます。

校正に特化している訳ではありませんが、スペルチェックと文法修正、翻訳機能が組み込まれているので校正ツールとして活用することも可能です。

出典：Notion AI

一定回数（20回）であれば無料で利用できますが、継続して利用するのであれば有料プランに移行する必要があります。

Notionを活用している方や、これからNotionを使う予定の方におすすめです。

【無料アプリ】Notion（ノーション）の使い方｜機能やビジネスでの活用方法を紹介

無料かつノーコードが魅力のNotionを使えば、さまざまなデータを一括で管理して作業することが可能です。本記事ではNotionを初めて利用される方向けに、ツールの特徴や基本的な機能・ビジネスでの使い方を解説します。

taskar.online

2023.01.06

AI文章校正ツールを選ぶときのポイント

ここまで紹介してきたように、AI文章校正ツールはさまざまなあるため、どのツールを選べばよいのか悩む方も多いのではないでしょうか。

ここでは、AI文章校正ツールを選ぶときに見ておくべきポイントを紹介します。

使用用途に適した機能があるか

ツールによって搭載している機能が変わるため、まずは使いたい機能があるかを確認しましょう。

AI文章校正ツールに搭載されている主な機能は、以下のとおりです。

例えば「誤字脱字」や「助詞の連続」などであれば、無料ツールでも対応できることが多いでしょう。

校正に独自ルールがある場合は、レギュレーション登録できる機能がある有料ツールを選ぶのがおすすめです。利用するサービスによって搭載されている機能は異なるので、使用前にチェックしてみましょう。

操作性が良いか

機能が多すぎたり、設定などが複雑すぎたりすると機能を使いこなせない場合もあります。
特に有料ツールの利用を検討しているときは、一度無料プランで操作性を確かめ、使いこなせそうかを確認したうえで導入しましょう。

料金が見合っているか

無料ツールも多いため、有料ツールを利用して費用が見合うかを確認しておくことが重要です。

無料のAI文章校正ツールは利用できる機能や文字数に制限があるため、より精度の高い校正を必要とするならば有料版の導入を検討すると良いでしょう。

AI文章校正ツールを利用する際の注意点

AI文章校正ツールには便利な機能が搭載されていますが、利用する際の注意点があります。ここでは、2つの注意点を紹介します。

セキュリティやプライバシーポリシーを確認する

AI文章校正ツールを使用する前に、必ずセキュリテイ対策やプライバシーポリシーを確認しましょう。ツールには、個人情報や機密情報が含まれるデータを入力する機会が多くあるからです。またツールのパスワードを適切に管理し、アカウントの安全性を確保することも大切です。

目視チェックを必ず入れる

AIによる校正後は、目視チェックを入れる必要があります。技術の発展によりAI文章校正ツールの精度は向上していますが、100％正確な日本語を理解しているとは限らないからです。そのため最後は人の手で校正作業を行い、自社ルールに従った表現になっているか、誤字脱字はないかをチェックしましょう。

文章校正にはオンラインアシスタントという手段も

手間のかかる文章の作成作業に「文章校正AIツール」を活用すると、自動でタイプミスや誤字脱字などを指摘してもらえるため、校正作業が効率化します。有料版を使うと自社の表記ルールを登録できる機能や、別表現の提案機能なども利用でき、文章の質をより高めることが可能です。

しかし、「文章校正をAIに頼りきるのは不安」「AIによる文章校正後、目視チェックも入れたい」という方もいるかと思います。そのような場合、オンラインアシスタントに依頼する手段もあります。

オンラインアシスタントを提供するタスカルでは、コンテンツ制作補助として利用された事例もあります。

自社メディアのコンテンツ制作補助の外注化。「タスカルはコンテンツ制作パートナーのような存在」｜株式会社アパレルウェブ

ウェブコンサルティングやデジタルマーケティングを行う株式会社アパレルウェブ様。 価格や質、納期などのバランスでタスカルに魅力を感じ、自社メディアの記事制作・校正のサポートをお任せいただいています。 アパレルウェブ・イノベーション・ラボ運...

taskar.online

2023.04.03

タスカルのようなオンラインアシスタントとAI文章校正ツール使い分け、自社が発信するメディア記事やプレスリリースの質を上げる方法もおすすめです。自社のニーズに応じて、利用してみましょう。