新商品やサービスなどの情報を広く届ける方法の一つが、プレスリリースの配信です。しかし、プレスリリース配信サービスにはさまざまな種類があり、「どのサービスを選べばよいのか分からない」と悩む方もいるでしょう。
また、配信サービスを利用しても、原稿作成や画像の準備、配信設定などの実務が必要になる場合があります。社内に広報のノウハウがない場合や、十分な人員を確保できない場合は、こうした業務を外部に依頼することも選択肢の一つです。
この記事では、おすすめのプレスリリース配信サービス10選を紹介するとともに、料金体系や配信先、サポート体制など、サービスを選ぶ際のポイントを解説します。プレスリリース代行サービスとの違いや、配信に付随する実務を効率化する方法も紹介するので、自社に合った運用方法を検討する際の参考にしてください。
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プレスリリースとは何か?
プレスリリースとは、企業や団体が新商品・サービス、イベント、調査結果などの情報を報道機関やメディアに向けて発信するための文書です。ここでは、プレスリリースを配信する本来の目的と、現在の主流となっているインターネット経由での配信メリットについて解説します。
プレスリリースを行う目的
プレスリリースを配信する主な目的は、自社の新しい情報を報道関係者に届け、記事やニュースとして取り上げてもらうきっかけをつくることです。
自社のWebサイトやSNSでも情報発信はできますが、情報が届く相手は既存顧客やフォロワーなどに限られる場合があります。プレスリリースを通じて報道機関やWebメディアなどへ情報を届けることで、自社だけでは接点を持ちにくい層にも情報が広がる可能性があります。
また、メディアに取り上げられれば、自社からの発信とは異なる形で商品やサービスを知ってもらう機会にもつながります。
インターネット経由でプレスリリースを行うメリット
インターネットを利用したプレスリリース配信サービスを活用すると、複数の報道機関やWebメディアなどへ効率的に情報を届けられる点がメリットです。
自社で個別にメディアを探して連絡する場合、送付先の選定やリスト作成、メール送信などに手間がかかります。配信サービスを利用すれば、サービスが保有するメディアネットワークを活用して、複数の配信先へまとめてプレスリリースを送付できます。
また、サービスによってはプレスリリースのWeb掲載や提携メディアへの転載、閲覧数などの効果測定、原稿チェックといった機能・サポートも利用できます。効率よく情報発信を行いたい企業にとって、プレスリリース配信サービスは有力な選択肢の一つです。
プレスリリースを配信する2つの手段
プレスリリースをメディアへ届けるには、大きく分けて「配信サービスの利用」と「代行サービスの利用」という2つのアプローチがあります。それぞれの特徴やメリット・デメリットを把握し、自社の体制に合った手法を選ぶことが重要です。
(1)配信サービスの利用
プレスリリース配信サービスとは、自社で用意したプレスリリースを、複数の報道機関やWebメディアなどへまとめて配信できるサービスです。
自社で一社ずつ送付先を探して連絡する必要がなく、サービスが保有するメディアネットワークを活用して効率的に情報を届けられます。また、サービスによっては、プレスリリースのWeb掲載や提携メディアへの転載、閲覧数などの効果測定、原稿チェックといった機能・サポートも利用できます。
一方で、毎日大量のプレスリリースが各社から配信されるため、メディア担当者の目に留まらず埋もれてしまうリスクがあります。また、あくまで配信システムを提供するサービスであるため、魅力的な原稿の作成や画像の準備、システムへの入稿といった実務は自社で行わなければならない点に注意が必要です。
(2)代行サービスの利用
プレスリリース代行サービスは、原稿の企画・作成や配信設定など、プレスリリースに関する業務を外部の専門会社へ依頼できるサービスです。サービスによっては、配信先の選定やメディアへのアプローチ、配信後の効果測定などにも対応しています。
プレスリリースの作成経験がない場合や、社内で対応する時間・人員を確保しにくい場合でも、必要な業務をまとめて依頼できる点がメリットです。
しかし、手厚いサポートが受けられる反面、1本あたり5万円〜10万円以上、月額契約になると数十万円など、費用が高額になりやすいのがデメリットです。「新商品のちょっとしたお知らせを配信したい」といった予算の限られた中小企業にとっては、費用対効果が合わないケースも少なくありません。
プレスリリース配信サービスを選ぶ際のポイント
プレスリリース配信サービスは数多く存在するため、目的や状況に合ったものを適切に選ぶ必要があります。サービスを選定する際に注目すべき4つのポイントを解説します。
(1)料金体系
料金体系は大きく分けて、1回の配信ごとに費用が発生する従量課金制と、一定期間内に複数回配信できる定額制があります。有料サービスの場合、1配信あたり3万円前後が一般的な相場です。
一方で、無料で利用できるサービスも存在します。コストを抑えられる魅力はありますが、配信先のメディアが限られていたり、サポート体制が薄かったりすることが多いため、目的に合致するかどうかを事前に比較検討するべきです。
(2)提携するメディアの数
提携先のメディア数が多いに越したことはありませんが、単純な数字だけで判断するのは危険です。業界やターゲット層と親和性の高いメディアが提携先に含まれているかどうかをチェックするべきです。
また、海外向けのプレスリリースを行いたい場合は、海外メディアとの連携に強いサービスを選ぶなど、発信内容と配信先の得意分野がマッチしているかを確認することが重要です。
(3)サポート体制
サービスごとにサポート体制は全く異なります。社内に広報の専任担当者がいなかったり、プレスリリースの作成に慣れていなかったりする場合は、サポート体制が手厚いサービスを選ぶべきでしょう。
例えば、発表内容に合わせたテンプレートが用意されているものや、プロによる原稿の校正サポートがついているものは、メディアの目に留まりやすい質の高いプレスリリースを作成するための大きな助けとなります。
(4)利用頻度や必要な機能
自社の利用頻度や必要な機能に合っているかも確認しましょう。
例えば、定期的にプレスリリースを配信する場合は、複数回の配信に適した料金プランがあるサービスが選択肢になります。一方、年に数回程度の利用であれば、必要なときだけ利用できるサービスの方が適している場合もあります。
また、配信後の閲覧数や掲載状況を確認できる分析機能、SNSへの同時投稿、画像・動画の掲載など、利用できる機能もサービスによって異なります。自社に必要な機能を整理したうえで、費用とのバランスを見ながら選びましょう。
おすすめのプレスリリース配信サービス10選
ここからは、おすすめのプレスリリース配信サービス10選をご紹介します。目的や予算感に合う、最適なサービスを見つけるための参考にしてください。
(1)共同通信PRワイヤー
出典:共同通信PRワイヤー
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料金 |
主な機能 |
特徴 |
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1回配信:78,000円(税抜) 5回配信:186,000円(税抜) |
提携メディア(約35,000)への配信 海外メディアへの配信、原稿翻訳サービス |
・独自の通信社ルートを持つ |
国内外に独自の通信社ルートを持つのが最大の特徴です。提携先のメディアからの信頼も厚く、記事として取り上げられる可能性が高いサービスと言えます。海外メディアへの配信にも強みを持っているため、グローバル展開を見据える企業や、確実なメディアリレーションを求める大手企業に向いています。
(2)Digital PR Platform
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料金 |
主な機能 |
特徴 |
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要問い合わせ |
プレスリリース配信、SEO対策機能 炎上リスク管理、アクセス解析 |
・大企業や上場企業によく利用される |
SEO対策や炎上時のリスク管理機能に優れた高機能ツールです。単なる情報発信にとどまらず、企業のブランド保護やWebマーケティングの観点からも手厚い機能が備わっているため、上場企業や大企業を中心によく利用されています。
(3)PR TIMES

出典:PR TIMES
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料金 |
主な機能 |
特徴 |
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1回配信:30,000円(税抜) 月額契約:80,000円(税抜) |
提携メディアへの一斉配信、効果測定ツール 自社ポータルサイトへの掲載 |
・国内シェアNo.1の業界標準 |
国内シェアNo.1を誇る、プレスリリース配信サービスの代表格です。多数のメディアと提携しているのはもちろん、サイト自体のPV数も非常に多いため、一般ユーザーの目にも直接触れやすいのが強みです。「まずはここから」と迷わず選べる業界標準のツールです。
(4)@Press

出典:@Press
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料金 |
主な機能 |
特徴 |
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1回配信:25,000円(税抜) 月額契約:50,000円~(税抜) |
プロによる原稿校正サポート 最適な配信リストの作成、提携メディア配信 |
・プロの目が入るため記事化されやすい |
記事になりやすい工夫が凝らされたサービスで、プロのスタッフによる原稿の校正サポートが受けられます。広報専任者がいない中小企業や、プレスリリースの書き方に不安がある担当者でも、質の高い情報発信ができるため人気を集めています。
(5)Value Press

出典:Value Press
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料金 |
主な機能 |
特徴 |
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エコノミー(1回):30,000円(税抜) スタンダード(月額):35,000円(税抜) |
メディア(約11,000)への配信 メディアとのマッチング機能、原稿作成代行 |
・自社に合った料金プランを選びやすい |
料金プランが豊富に用意されており、企業のフェーズに合わせて選びやすいのが特徴です。1回ごとの配信から定額制までそろっているため、初めてプレスリリースを配信する企業でも手軽に導入しやすく、無理なく広報活動を始められます。
(6)Dream News

出典:Dream News
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料金 |
主な機能 |
特徴 |
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30日間定額:15,000円(税抜) |
プレスリリースの無制限配信 提携メディアへの一括送信、効果測定レポート |
・期間内なら何度でも配信し放題 |
30日間定額でプレスリリースを配信し放題という、圧倒的なコストパフォーマンスを誇るサービスです。新商品の発表やイベント開催など、定期的に複数回の配信を行いたい中小企業にとって、使い勝手の良い料金体系となっています。
(7)イノベーションズアイ

出典:イノベーションズアイ
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料金 |
主な機能 |
特徴 |
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無料プランあり 有料プランは月額5,500円~(税抜) |
BtoBビジネス情報の発信 企業マッチング機能、企業データベース登録 |
・BtoB企業の情報発信に特化 |
企業間取引のビジネス情報発信に特化している珍しいサービスです。単なるメディア掲載だけでなく、BtoB企業同士のマッチングやビジネスの販路拡大を支援する機能に強みがあるため、BtoB商材を扱う企業におすすめです。
(8)PR-FREE

出典:PR-FREE
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料金 |
主な機能 |
特徴 |
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完全無料 |
プレスリリースの無料掲載 提携メディアへの配信、無制限投稿 |
・会員登録不要ですぐに使える |
面倒な会員登録不要で、完全無料で利用できる配信サービスです。審査から公開までのスピードも早いため、とにかく予算をかけずにスピーディな露出を作りたい、手軽にプレスリリースを発信してみたいというフェーズの企業に向いています。
(9)ツナググ
出典:ツナググ
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料金 |
主な機能 |
特徴 |
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無料 |
月3本までのプレスリリース無料掲載 公式SNS(X・Facebook等)への自動連携 |
・月3本まで無料で利用できる |
月に3本まで無料でプレスリリースを配信できるニュースリリースサイトです。配信された記事が公式のSNSにも自動で連携されるため、無料でありながらSNSでの拡散も同時に狙いたい企業にぴったりのサービスです。
(10)ぷれりり

出典:ぷれりり
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料金 |
主な機能 |
特徴 |
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完全無料 |
プレスリリースの無料掲載 URLの自動リンク、即時公開 |
・審査が通りやすく完全無料で使える |
審査通過率が高く、完全無料で手軽にプレスリリースを掲載できるポータルサイトです。記載したURLが自動リンクされる仕組みになっており、費用を一切かけずにWeb上での露出や、SEO効果を獲得したい企業の第一歩として活用できます。
プレスリリース配信における課題
プレスリリース配信サービスを利用すれば、複数のメディアへ効率的に情報を届けられます。ただし、サービスを導入するだけで、プレスリリースに関するすべての業務が完結するわけではありません。
一般的には、発信する内容の整理や原稿作成、画像などの素材準備、社内での内容確認、配信システムへの登録・設定といった作業が必要です。配信後も、掲載状況や閲覧数を確認し、次回の発信に向けて内容や配信方法を見直す場合があります。
原稿チェックやテンプレートなどのサポートを提供している配信サービスもありますが、対応範囲はサービスによって異なります。そのため、社内でプレスリリース業務に十分な時間や人員を確保できない場合は、原稿作成や配信作業などを外部へ依頼することも選択肢の一つです。
おすすめのプレスリリース代行サービス3選
「自社に専任の担当者がいない」「メディア関係者の目に留まる切り口がわからない」という場合は、広報活動のプロフェッショナルである代行サービスに依頼するのも一つの方法です。ここでは、実績が豊富でおすすめのプレスリリース代行サービスを3つご紹介します。
(1)Good Press
出典:Good Press
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料金 |
主な機能 |
特徴 |
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リライトのみ:70,000円〜(税抜) 原稿作成:100,000円〜(税抜) 企画提案:150,000円〜(税抜) |
Webマーケターによる企画・構成 プロライターによる原稿執筆 最適な配信サイトの提案 |
・Web集客のプロによるSEOに強い原稿 |
Web集客やSEO対策の専門家であるS&Eパートナーズ株式会社が提供する代行サービスです。現役のWebマーケターがメディア担当者の視点で企画・構成を練り、プロのライターがスマートフォンでも読みやすい原稿を作成します。検索エンジンからの流入やWeb上での拡散を狙いたい企業に特におすすめです。
(2)シェイプウィン
出典:シェイプウィン
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料金 |
主な機能 |
特徴 |
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250,000円(税抜) (フルパッケージプラン) |
PR戦略・企画立案、原稿作成 個別メディアプロモート PR TIMES等への入稿代行 |
・独自のメディアリスト(5,000以上)を保有 |
PR戦略の立案からメディアへの個別売り込みまで、広報業務全般をフルパッケージで依頼できるサービスです。5,000以上の独自のメディアリストを保有しており、配信サービスだけでは届かない個別の記者や編集者へ直接アプローチできる点が大きな強みです。
(3)PRIZMA
出典:PRIZMA
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料金 |
主な機能 |
特徴 |
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要問い合わせ |
アンケート調査の企画・実施 調査リリースの執筆・配信 専属ディレクターによる進行管理 |
・「調査リリース」の作成に特化 |
「アンケート調査×プレスリリース」という独自の手法に特化した、株式会社リンクアンドパートナーズが運営する代行サービスです。新情報だけでなく、世の中のトレンドを絡めたアンケート調査を実施し、調査リリースとして発表することで、大手メディアに取り上げられる確率を飛躍的に高めています。
実務の課題を解決する「タスカル」のハイブリッド運用
プレスリリースを効率的に配信するには、自社に合った配信サービスを選ぶだけでなく、原稿作成や画像の準備、入稿などの実務を行う体制も必要です。
こうした業務まで社内で対応するのが難しい場合は、プレスリリース配信サービスとオンラインアシスタントを組み合わせて活用する方法もあります。
オンラインアシスタント「タスカル」では、原稿の校正・リライトや画像作成、配信システムへの入稿など、プレスリリースに付随する実務を依頼できます。また、プレスリリース関連の業務がない時期には、経理・人事・デザインなど、ほかの業務を依頼することも可能です。
プレスリリース配信に必要な実務のリソースが不足している場合は、タスカルの活用もぜひご検討ください。


出典: