バックオフィス業務の安定化で事業を前進|株式会社AndGo | タスカル|月額2.5万円~のオンラインアシスタント

バックオフィス業務の安定化で事業を前進|株式会社AndGo

1-10人 FinTechセキュリティ開発

セキュリティソリューションに関するFinTech企業として、暗号資産向けの管理システムを開発・提供する株式会社AndGo様。

タスカルでは、AIを活用したPodcastの制作・配信業務から、経理・労務、データ集計など幅広いバックオフィス業務をお任せいただいています。

今回は、代表取締役の原様にタスカル導入前の課題から具体的な活用方法、そして導入後の効果について詳しくお伺いしました。

事業課題副業スタッフのキャパシティを超えて業務が滞り、その負担が代表に集中していた
導入の決め手使い慣れたツールでスムーズに連携でき、専属チームによる安定したフォロー体制があった
タスカったポイント友人関係ではなくビジネスとして気兼ねなく業務を依頼できるため、心理的負担から解放された

副業人材への依存が限界に。代表自らも疲弊したバックオフィス業務

事業内容を教えてください。

原様
原様

弊社は、ビットコインなどの暗号資産を扱う金融機関向けに、管理システムを開発・提供しています。新しい技術領域であることから、私たちのようなスタートアップでも金融機関様にシステムをご利用いただいています。業種としては、金融(Financial)と技術(Technology)を組み合わせた「FinTech(フィンテック)」、その中でも特にセキュリティソリューションに関する分野になります。

タスカル導入前、業務を外注しようと思ったきっかけや、当時の課題についてお聞かせください。

原様
原様

弊社は少人数で運営しており、開発以外のバックオフィス業務は、私と副業の方で担当していました。当初は友人経由でお願いした副業の方が多かったのですが、事業が拡大し、社員や取引が増えるにつれて、お願いする業務量がその方々では捌ききれなくなってきたのです。

副業の方のキャパシティを超えてしまった、と。

原様
原様

はい。皆さん本業をお持ちなので、どうしてもそちらが優先になります。本業が忙しくなると、弊社の業務が1週間、2週間と滞ることもありました。月に一度の請求書処理など、締め切りが決まっている業務が間に合わなくなるといったことが頻発するようになってしまったんです。

滞った業務のしわ寄せは、どなたが対応されていたのでしょうか。

原様
原様

結局は私が対応するしかありませんでした。しかし、私自身も営業や開発のマネジメントなど複数の役割を担っているため、バックオフィス業務のスケジュール管理まで手が回らないのが実情でした。タスクの全体像を把握しきれず、気づいたら締め切りを過ぎていて、お客様にご迷惑をおかけしかねない状況に陥っていました。

代表ご自身の負担もかなり大きかったのですね。

原様
原様

そうですね。スタートアップの経営者によくある話ですが、私自身のプライベートな時間を削ることが常態化していました。しかし、会社としてもっと健全な体制を作りたいという思いがずっとありました。「このままではいけない」という危機感が、外部サービスの利用を本格的に検討するきっかけになりました。

決め手は”生の声”。信頼できる紹介からスムーズな導入へ

そこでオンラインアシスタントの導入を検討されたのですね。数あるサービスの中で、タスカルを選んでいただいた決め手は何だったのでしょうか。

原様
原様

実は、当時業務をお願いしていた副業の方が、ご自身の本業の会社でタスカルを利用されていたんです。「すごく便利だから使ってみては?」と紹介していただき、その翌日にはもう連絡を取っていました。

ご利用者様からの直接の紹介だったのですね。他のサービスとの比較はされましたか?

原様
原様

オンラインアシスタントという存在は知っていましたし、展示会などでお話を聞いたこともありました。しかし、営業担当者の話だけでは実態が掴みきれない部分があると感じていました。その点、タスカルは実際に使っている方からの体験談、つまり”生の声”を聞けたのが非常に大きかったですね。

具体的に、ご紹介いただいた際にどのような点が魅力に感じましたか?

原様
原様

まず、Slackなど、私たちが普段使っているツールでスムーズにコミュニケーションが取れる点です。また、担当スタッフの方が業務を担いながら、状況に応じて他のスタッフがフォローできるチーム体制が整っていると伺いました。安定して業務をお願いできる仕組みがあり、まさに私たちの課題を解決してくれるサービスだと感じました。

業務量が増えてきた中で、新たに事務担当の社員を採用する、という選択肢は検討されませんでしたか?

原様
原様

その時点ではあまり考えていませんでした。弊社のバックオフィス業務は、まだ社員を一人雇用するほどのボリュームではなかったからです。顧問税理士のような専門家と、実務を柔軟に動かしてくださる方がいればうまく回るだろうと考えていました。

料金面についてはいかがでしたか?

原様
原様

料金モデルも非常にリーズナブルで、「まずは試してみよう」と判断しやすかったですね。実際に利用している方からの推薦があり、価格的にも導入のハードルが低かったので、迷わずタスカルにお願いすることを決めました。

AIを活用した業務から経理・労務まで。幅広い業務を任せられる業務運用体制

実際にタスカルへ業務を依頼するにあたって、何か準備されたことはありますか?

原様
原様

まずは、それまで副業の方にお願いしていて、見えづらくなっていたタスクをすべて洗い出し、言語化することから始めました。その上で、タスカルに依頼したい業務をリストアップし、どこまで対応可能かすり合わせを行いました。最初は定型化しやすい業務から少しずつお願いし、徐々に範囲を広げていきました。

現在ご依頼いただいている業務について、具体的に教えていただけますか?まずは、コラム記事関連の業務についてお願いします。

原様
原様

はい。弊社では専門のライターが執筆したビットコインに関するコラムをメディアで発信しています。以前は、そのコラムに関連する一連の作業を社員が担当していましたが、もっと企画などのコア業務に集中してほしかったため、定型化したタスクをタスカルにお願いすることにしました。

具体的な業務の流れを教えてください。

原様
原様

まず、ライターが作成したコラム記事を元に、タスカルにPodcastの配信内容を作成してもらいます。ここではGitHub Actionsという自動化サービスを使ったAIツールを実験的に活用しており、AIが記事を要約し、ナレーターとなって読み上げる音声データを生成します。生成後その音声データを確認してもらい、Spotifyなどのプラットフォームへ配信するところまでをお願いしています。

AIが喋るPodcastですか。非常に先進的な取り組みですね。

原様
原様

はい、私たちも実験的なプロジェクトとして始めました。タスカルには、この新しいフローがきちんと回るかどうかの運用テストも兼ねてお願いしています。おかげさまで業務フローも整理され、安定して配信を続けられています。

Podcast配信の他に、どのような業務を依頼されていますか?

原様
原様

同じコラム記事を元に、配信用ツール「Ghost」を使ったニュースレターの作成と配信、FacebookやX(旧Twitter)へのお知らせ投稿、そしてPodcastの再生数データ集計などもお願いしています。これらの作業をすべてお任せできたことで、担当社員は最終的なクオリティチェックだけで済むようになりました。

次に、最近始められた経理・労務業務についてもお伺いしてよろしいですか。

原様
原様

はい、こちらは副業の方が担当されていた業務を本格的に引き継いでいただきました。まず経理業務ですが、支払いと請求の両方をお願いしています。支払い業務では、メールやSlackなどで届く請求書を漏れなく受け取り、Googleドライブの台帳で管理してもらいます。

請求書の受け取りから管理までですね。その後のフローはいかがでしょうか。

原様
原様

次に、その情報を会計ソフトの「マネーフォワードクラウド会計」に登録し、銀行への振込データを作成するところまでをタスカルにお願いしています。最終的な振込ボタンを押す作業のみ、私が行うという流れです。これで請求書の受け取り漏れや支払い遅延の心配がなくなりました。

請求書を発行する側はいかがでしょうか。

原様
原様

お客様への請求書作成と送付をお願いしています。その後、期日通りに入金されているかの確認も、マネーフォワード上で行っていただいています。月間で20〜30件ほどの処理がありますが、非常にスムーズに進行しています。

労務関連では、どのような業務をご依頼いただいていますか?

原様
原様

勤怠管理システムの「バクラク勤怠」と、給与計算で利用している「マネーフォワードクラウド給与」のデータを連携させ、給与計算を正しく行うための運用フローの構築と実務をお願いしています。まだ始めたばかりで細かな調整は必要ですが、煩雑だった勤怠と給与の連携が整理されつつあり、大変助かっています。

“事故”がゼロに!心理的負担から解放され、事業の健全化を実現

タスカルを導入したことで、できるようになったことや変わったことはありますか?

原様
原様

一番大きいのは、心理的な負担がなくなったことですね。以前は副業の方にお願いしていたので、相手の都合を考えると、どうしても頼みづらい部分がありました。しかし、タスカルはビジネスとして気兼ねなく業務を依頼できます。これは本当に楽になりました。

遠慮なく業務をお願いできるようになった、と。

原様
原様

はい。「これを調べてください」といった突発的なリサーチ依頼も、業務範囲を気にすることなくお願いできます。また、「できる・できない」をはっきり伝えてくれるので、こちらも非常に仕事が進めやすいです。友人関係から始まっていた以前の体制では難しかった部分ですね。

業務の安定性という面ではいかがでしょうか。

原様
原様

締め切り遅延といった「事故」が完全になくなりました。これは売上のような数字には直接現れませんが、お客様からの信用を維持する上で非常に重要です。信用を失えば契約を失うことにも繋がりかねませんから、事業の基盤を安定させられたという点で、計り知れない価値があったと感じています。

ありがとうございます。タスカルの利用を検討されている方へ向けて、うまく活用するコツを教えていただけますか?

原様
原様

うまく活用するコツは、依頼したい仕事を明確に言語化することだと思います。「これを、このフォーマットで、ここに保管してください」というように、成果物のイメージを具体的に伝えることが、お互いの認識齟齬をなくし、スムーズな進行に繋がると感じています。

どのような企業にタスカルをおすすめしたいですか?

原様
原様

まずは、私たちのような1人〜10人規模のスタートアップやスモールビジネスの経営者の方々ですね。業務フローがまだ固まっていない段階でも、タスカルに相談しながら業務を整理し、効率的な仕組みを一緒に作っていくことができます。代表がバックオフィス業務に時間を取られているなら、絶対に活用すべきです。

その他に、おすすめしたい活用法はありますか?

原様
原様

私たちの事例のように、新しい技術やサービスを試験的に導入するプロジェクト(PoC)で発生する事務作業を任せるのも、非常に有効な使い方です。プロジェクトの定型業務を外注することで、社員は企画や効果検証といった、本来集中すべき仕事にリソースを割くことができます。タスカルは、事業の成長を加速させてくれる頼もしいパートナーですね。

本日は貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。今後もタスカルのサービス改善に努めて参ります!

この記事を書いた人
岡本えす
大手コンビニ本部での事務・販促業務を経て、現在はフリーランスとしてライティング・校正業務に従事。企業サイトやWebコラムの執筆、校正・校閲を中心に活動中。タスカルでは、インタビュー記事やパンフレット説明文の作成などを担当。正確で伝わりやすい文章が強み。
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