自社の顧客が最初に訪問するホームページをきちんと更新できていますか?
片手間で作業していて、古い情報のままになっている企業も少なくありません。疎かになりがちな「ホームページ更新業務」は外注ができます。おすすめのホームページ更新代行サービスの紹介、依頼できる業務、料金相場などをご紹介します。
実際にWebサイト更新やデザインをアウトソーシングした事例もご参照ください。

ホームページ更新代行に依頼できる業務内容
日次更新業務
- 新着情報の更新
- 商品やサービス情報の追加や更新
ECサイト更新(商品ページなど)
- 販売ページの編集
- ECサイトバナー作成
WP更新(ブログ記事など)
- 記事制作
- 既存記事の編集
画像作成・編集
- 商材写真などの撮影
- キービジュアル画像(メインイメージ)の加工や作成
- ブログ用アイキャッチ画像の加工や作成
- Webサイト背景画像の加工や作成
- コンテンツ用画像の加工や作成
- 図表の作成
- バナー画像の作成
- 既存画像の修正や差し替え
ライティング
- ライティングページの制作
- サイト掲載文章の制作
- WordPressなどCMSの導入
レポート、ダッシュボード更新
- プラグインの導入
- JavaScriptのカスタマイズ
- PHPのカスタマイズ
新規ページ制作・編集
- 新規コンテンツの追加
- サイトメニューの追加
- ページヘッダーやフッターの編集
- レスポンシブウェブデザイン(スマートフォン画面対応)
- 問い合わせフォームの設置や更新
- エントリーフォームの設置や更新
サーバ・ドメイン管理
- テストサーバの設置
- サーバ管理代行
- SSL管理代行
- ドメイン管理代行
アクセス解析
- アクセスレポート作成
- GoogleAnalyticsなどアクセス解析データの相談
バグ修正対応
- コードの修正
SEO対策
- 現状分析
- ライティングページの最適化
- 被リンク獲得方法の提案
- タイトルタグの最適化
- メタタグの最適化
マーケティングサポート
- SNS運用
- SNS投稿内容の埋め込み
- Webコンサルティング
マーケティングサポートのうち、「SNS運用」は、サービスの扱いがあればホームページ更新代行と一緒に業務を依頼できます。ほか、取扱いのある業者にSNS運用のみを依頼することも可能です。SNS運用代行のサービス内容や料金相場などは、以下の記事で詳しく説明していますので、参考にしてみてください。

ここまで紹介したホームページ更新代行の業務をおおまかに分類すると、以下の4つに分けることができるでしょう。
- 既存ページの更新
- 新規ページ作成
- サーバやドメインの管理
- マーケティング
ホームページ更新がなぜ必要なのか?
「自社ホームページはあるので十分では?」「たいして更新する内容もないので自社担当者だけで大丈夫だろう」 と考える経営者もいるかもしれません。なぜ更新を外注する企業もあるのか、あえて外注する必要性を整理してみましょう。
アクセスを増やすため(SEO)
「自社のことを多くの人に知ってもらいたい」 「まずは存在や社名だけでも知ってもらいたい」 ホームページの更新でSEO対策を行えば、そんな経営者の思いも実現します。「SEO対策」とは、自社ホームページのアクセス数を増やす施策だからです。直接サイトを訪問した人だけでなく、検索サイトからの訪問者数の増加も期待できます。
インターネットが普及した現代では、スマートフォンやパソコンでネット検索する人も増えました。検索からのアクセス数の増加で自社を知ってもらうことができるでしょう。
営業機会を増やすため
「自社サービスに誘導したい」「顧客を増やしたい」直接顧客を訪問する営業活動以外にも、自社のホームページは活用できます。商品やサービスにつながるページを設けることで、Web上でもアピールできるためです。営業機会を増やすには、たとえば以下のような方法が考えられます。
- サービスや商品を詳細に紹介するライティングページの作成
- ブログ記事からの自社商品やサービスの誘導
顧客に正しい情報を届けるため
商品内容や価格に変更があったにも関わらず古い情報のままになっていませんか?ホームページを古いデザインのまま放置していませんか?
「会社情報だけでもあれば問題ないのでは?」と思われるかもしれませんが、サイトを訪れる人は意外に細部まで見ています。
ずっと放置されているホームページを見た人は、ちゃんとしてない会社だと思うかもしれません。会社の信頼を保って、顧客に正しい情報を届ける意味でもホームページの更新は重要です。
ホームページ更新代行の契約形態と料金相場
「著作権のトラブルで制作後のホームページを所有できなくなった」 「修正対応をしてもらえなかった」 「追加で制作費を請求された」 など、ホームページ更新代行の業者とトラブルになるケースもあります。
また、サイト管理画面へのアクセス権があり変更を加えられる業者とトラブルになると、制作後のホームページを利用できなくなることもあります。多くは、契約内容などをよく確認していないことが原因です。
依頼時には、契約書の内容、契約形態、料金の計算についてよく確認しておきましょう。
契約形態には受託型と派遣型がある
「その場で修正をお願いできない」「直接指示できない」 という問題は契約形態にあるかもしれません。契約形態には「受託型」と「派遣型」がありますが、受託は受託会社あるいは受託者をとおしてでないと指示できません。
スポット発注、日々の更新処理など、仕事内容、業者で契約形態はさまざまです。依頼前に、契約形態で問題は起きなさそうか確認しておきましょう。
ホームページ更新代行の料金相場
「想定していなかった追加料金が発生した」「思っていたよりコストがかかった」 とならないためにも、依頼前に料金相場や料金の計算方法を確認しておきましょう。ホームページ更新代行の場合、納品物ごとの単価設定、あるいは稼働時間を基準にした料金設定が多いです。
主な業務と料金相場
更新代行
(基本サービス)10,000~50,000円程度/月
スポット更新
5,000~20,000円程度/1回
SEO対策
10,000~50,000円程度/月
以上は業務内容別の料金相場ですが、依頼する業者、依頼する業務の内容や量などで料金が大きく異なることもあります。また、基本サービス以外にオプションサービス(有料)を設けているところもありますので、依頼前の見積りがおすすめです。
ホームページ更新代行サービスを選ぶポイント
満足のいくホームページ更新サービスを利用したいなら、以下の3つのポイントをよく比較して業者を選びましょう。
- 業務範囲やスキル、スピード
- 予算の範囲に収まるか
- コミュニケーション
対応できる業務か
「期日までに間に合わない」「想定したクオリティより低かった」 とならないためにも、ホームページ更新代行業者についてよく調べておきましょう。対応している業務範囲はもちろん、スキルや納品までのスピードも重要です。依頼する内容を希望する日までに仕上げられるような業者を選びましょう。
予算に見合っているか
「追加料金でコストオーバーになった」とならないためにも、予算は厳しく管理しておきましょう。ホームページ更新は、直す箇所、更新する箇所次第でいくらにでもできます。あらかじめ予算をベンダーに伝えて、予算の範囲内で作業を行ってもらうようにします。
担当者とコミュニケーションがとりやすいか
更新を依頼したものの、思っていたものと違ったというケースも聞きます。依頼者と担当者の間で認識に違いがあるまま進行してしまったことが原因のひとつです。ほかにも、依頼後に連絡が途絶え、作業完了のタイミングではじめて連絡がきたという話もあります。コミュニケーションの不足や誤解が原因で納品物に影響を及ぼさないためにも、こまめにコミュニケーションが取れる点は重要です。
契約前の段階で、担当者とのコミュニケーションに問題はないかチェックしておきましょう。
ホームページ更新代行サービスの導入手順
はじめての依頼で不安を感じる経営者もいるかもしれません。ここで、ホームページ更新代行サービス利用の一般的な流れを説明します。
1.問い合わせをする
お問い合わせフォームやメール、電話などで業者に問い合わせます。問い合わせ方法は、業者により異なります。
2.レスポンス・アポ調整
問い合わせ後、業者からの連絡を待ちます。レスポンスの際、詳細説明のためのアポ調整が入ることもあります。
3.サービス説明、見積り
サービスの説明を受け、業者から見積りをもらいます。
4.ヒアリング
具体的に依頼したい内容を共有し、内容を詰めていく段階です。業務内容が明確に決まっていないときは、業務開始後に詰めることもできます。
5.契約
「NDA(秘密保持契約)」、「業務委託契約」などを結びます。契約時には、トラブルにならないよう契約の内容をよく確認しておきましょう。
6.支払い(※前払いの場合)
前払いの場合は、契約後に支払いが発生します。後払いの場合は、作業完了後に支払いを行います。
7.アサイン
業者がスタッフをアサインします。
8.業務開始
稼働時間での料金計算の場合、契約した時間内で業務が行われます。超過して作業が必要な場合、追加(有料)で作業が必要な場合は、業者から連絡があり、協議するのが通常です。
9.業務内容の報告と確認
業務が完了したら、業者から業務内容の報告があります。依頼者は、内容に問題がないか確認します。
10.内容の公開
業務内容に問題がなければ、更新された内容はサーバからアップされ、インターネット上に公開されます。
おすすめのホームページ更新代行サービス5選
「ホームページ更新代行サービスの便利さはわかったけれども、どこに頼むべきか悩む」 Web上で検索をかけるだけでも、さまざまな業者がヒットします。数あるサービスから、ぴったりのサービスを選ぶのは時間がかかるでしょう。ホームページ更新代行サービスのうちおすすめを5つピックアップしてみました。
キオマネ
業務内容
ページ更新、ページ制作・編集、画像作成・加工、情報の差し替え・更新、バグ修正、バックアップ、アクセスレポート作成、技術サポート、サーバ・SSL管理代行、ドメイン管理代行、WordPress保守管理、など
料金
スポット5,000円~、定額50,000円/月~(有料オプションあり)
納期
スポットは発注当日から1週間前後
キオマネは以下のような特徴をもったサービスです。
- 専任とサブの2名以上で担当
- Web上で作業内容や進捗状況がわかる
- 更新業務は経験豊富なスタッフが担当
コミュニケーションを重視している点、作業状況の共有を行っている点がほかのサービスと異なります。はじめてなので安心して進められる業者がよいと考えている企業におすすめです。
アイジス
業務内容
ページ更新、画像差し替え、WordPressカスタマイズ、WordPress保守管理、ECサイト更新、バナー制作、スマートフォン対応、など
料金
月2回までの更新10,000円/月~
納期
通常は1週間から10日
アイジスの特徴は以下のとおりです。
- 更新が無制限でできる
- わかりやすい料金設定
- 依頼から更新までが素早い
アイジスの特徴は、依頼から更新までの素早さ。通常は1週間から10日の設定ですが、多くは当日中に更新されることが多いです。スピード感のあるページの更新を求める企業にぴったりのサービスといえます。
WEB管
業務内容
ページ更新、ブログ更新、SNS更新、アクセスレポート作成、SEO対策、リスティング広告運用代行、Web戦略の策定、など
料金
20,000円/月~(更新のみの場合)
納期
公式サイト記載なし
WEB管の特徴は以下のとおりです。
- 担当者は固定制
- 複数サイトの依頼ができる
- 全国対応可能
中でも特徴的なのは、担当者固定制。同じ担当者が業務終了まで担当するため、コミュニケーション不足や認識の違いによるトラブルは起こりにくくなるでしょう。依頼に対してしっかりコミュニケーションをとって対応してもらいたいと考えている企業におすすめです。
ピーシーブレイン
業務内容
ページ更新、SEO対策、など
料金
スポット15,000円+作業項目代~、定額12,800円/月~
納期
公式サイト記載なし
ビーシーブレインの特徴は以下のとおりです。
- 東京などは無料訪問相談が可能
- 創業20年の実績
- 公開後のサポート
エリアによっては無料訪問相談があったり、公開後もサポートが受けられたり、依頼前からアフターまで手厚いサポートが魅力。じっくり相談して決めたい企業、公開後もしっかりサポートしてくれるようなサービスを探している企業におすすめです。
クラウドワークス
業務内容
ページ更新、など
料金
時給1,000円~など
納期
公式サイト記載なし
クラウドワークスの特徴は以下のとおりです。
- ネットで発注できる
- 決まったコストの範囲内で発注できる
- コストを抑えられる
クラウドワークスは、ほかのサービスと違い、クラウドワークスをとおして個人に依頼する形態になります。個人に直接依頼できるため、コストを抑えられる可能性が高いのがポイント。簡単な作業から依頼したい企業、コストカットを考えている企業にぴったりです。
ホームページ更新代行サービスのメリット、デメリット
「ホームページ更新代行サービスについて理解できたものの取り入れるべきかどうか…」 まだまだ悩んでいる経営者もいることでしょう。最後に、ホームページ更新代行サービスのメリットとデメリットを説明します。
メリット
- エンジニアやデザイナーの人件費をカットできる
- 専門的な業務をお願いできる
- 更新以外の業務も相談ができる(サービスによっては追加での依頼も可能)
ホームページ更新代行サービスのメリットは、自社に専門的な知識がある担当者がいなくても問題ないことです。担当者を置くことでかかるはずだった人件費をカットしつつ、専門的な依頼ができます。
ホームページ更新代行サービスは、こんな企業に向いています。
「人員を削ってコストカットしたい」
「古いホームページを新しくしたい」
「ブランディングや信用のため定期的にホームページを更新したい」
デメリット
- 簡単な作業でもコストがかかる
- 見積りよりも請求額が高くなることがある
- 作業担当のスキル次第で品質が大きく変わる
ホームページ更新代行サービスにもデメリットがあります。更新内容によっては見積りより金額が上がる可能性があること、クオリティが作業者によって変動することです。
品質に関しては、特に高度な技術を要するときに顕著となるでしょう。「簡単な更新作業しか依頼しない」企業は依頼自体を検討し直したほうがよいです。
また、ホームページ更新代行でなはなく、オンラインアシスタントへ依頼した方がコストは抑えられる可能性があります。オンラインアシスタントの利用も検討しつつ、依頼する企業をしっかり見極めて選択することです。
簡単なホームページ更新作業はオンラインアシスタントでもOK
ホームページ更新作業は、企業の信頼度、ブランディングにおいて重要です。社内での更新が難しい場合は、ホームページ更新サービスがありますので、利用を検討してみるとよいでしょう。
しかし、簡単な更新でも専門のサービスは高いコストが発生しやすいです。専門業務はホームページ更新のプロへ、それ以外の日常更新業務はオンラインアシスタントへ依頼してみましょう。
月額2.5万円〜(別途スポット依頼も可能)のオンラインアシスタント
タスカルに無料相談 >>
オンラインアシスタンスに依頼できる業務、選び方は、以下の記事をご覧ください。
